出版業界史上稀に見る大書店訪問ツアー敢行!!池上永一最新作『黙示録』キャンペーン10月2日沖縄よりスタート!!
角川書店
10月2日に発売する、池上永一最新作『黙示録』について、『テンペスト』『トロイメライ』などでお世話になりました、沖縄(本書舞台&著者出身地)~北海道まで約170の書店様へご挨拶に伺う大訪問ツアーを行います。訪問先では著者直筆のサイン本などが手に入るかも!?
本ツアー含め、『黙示録』キャンペーンの様子は、特設ページやTwitterなどで随時情報発信を行っていきますので、どうぞお楽しみに!
【発売日】2013年10月2日※発売日は地域によって前後する場合があります。
【頁】640頁 【定価(税込)】1890円 【装丁】多田和博 【体裁】四六判上製(二段組)
【特設HP】http://www.kadokawa.co.jp/mokushiroku/
【twitter 】@ikegamieiichi
野心を極めろ。
琉球に生まれた天才舞踊家の、凄絶なる≪天国≫と≪地獄≫。
【物語】
18世紀前半。琉球王国に蘇了泉(そ・りょうせん)という貧しい少年がいた。病に冒された母親を抱え、明日の食い扶持にも困っていた了泉は、王府で踊奉行の地位につく石羅吾(いしらご)に拾われて、めきめきと踊りの才能を伸ばしていく。
一方、清国で風水を学び帰国した蔡温(さいおん)は、琉球を王である「太陽(てだ)しろ」とそれを支える「月(つき)しろ」に支配された王国と位置づけ、「月しろ」となる存在を広く国内から探していた。そこで蔡温の目に止まったのが、他ならぬ了泉だった。
病身の母のため、そして自分のために、石羅吾の手ほどきを受けて踊りの道を究めようとする了泉。だが奮闘する彼の前に、同じ「月しろ」を目指すライバル・雲胡(くもこ)が出現して……。協力者と敵対者、そのすべての運命を呑み込みながら、ひとりの天才舞踊家が琉球に嵐を起こす!怒涛の1400枚!池上永一が到達した琉球サーガ最高傑作!
<初出>「小説 野性時代」2012 年2月号~2013 年7月号にて連載
【読みどころ】
主人公・蘇了泉に待ち受ける容赦ない荒波/時に艶やかに時に悲しく舞い、目線ひとつ、指先ひとつで人々の心を惑わす琉球舞踊の美と教養/清国、薩摩藩をも巻き込む琉球の熱/「月しろ」は誰だ。天賦の才VS努力型の苛烈なライバル抗争/怪物與那城王子、神出鬼没の瓦版屋銀次など強烈なキャラクターたち/神々の島・沖縄がもつ闇/芸術・風水・文化・料理・服飾etc.多彩なカルチャーが生み出された尚敬王時代/200年もの間執り行われていた江戸上りの体現
【著者紹介】 池上永一(いけがみ・えいいち)
1970年、沖縄県那覇市生まれ、のち石垣島へ。94年、早稲田大学在学中に「バガージマヌパナス」で第6回日本ファンタジーノベル大賞を受賞。98年には『風車祭(カジマヤー)』が直木賞候補に。沖縄の伝承と現代社会を融和させた独特の世界を確立し、注目される。2005年刊行の『シャングリ・ラ』はテレビアニメ化、08年刊行の『テンペスト』は舞台・テレビドラマ・映画化と大きな話題を集め、累計120万部突破の大ベストセラーとなる。その他の著作に『レキオス』『夏化粧』『ぼくのキャノン』『トロイメライ』『統ばる島』『唄う都は雨のち晴れ トロイメライ』などがある。
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