創業50年の葬儀屋・えびの公善社、宮崎県えびの市とrelayの共同プログラムにより移住と第三者事業承継が実現。承継セレモニーを開催
宮崎県えびの市にある葬儀屋・えびの公善社は、50年にわたって松井昇(まついのぼる)さんが経営され、地域に根ざした葬儀屋として、大切な人生の旅立ちを見送ってきました。これまで奥様と奔走してきましたが、70歳を前にして体力や気力が落ち込むようになり、2022年7月に事業承継マッチングプラットフォーム「relay」と宮崎県えびの市のプログラム「relay the local えびの市」を利用して、後継者候補を探していました。
▼relayによる後継者募集記事
葬儀屋として霧島連山の麓の街に根ざして50年。新たな歴史を繋ぐ後継者を募集
https://relay.town/entrustments/ebinokouzensha
複数人の応募があった中、募集開始から3ヶ月足らずで和田敏也(わだとしや)さんを後継者候補として採用。約6ヶ月の引継ぎを含む勤務を経て、2023年5月に正式に後継者に決定しました。和田さんは葬祭業の経験者でしたが、応募した当時は長崎県在住で、えびの市に移住をしてでも継ぎたい熱い思いが松井さんにとっての決め手となりました。
このたび後継者に決定した和田さんは、15年以上葬祭業に従事し、現場責任者やマネジメントも経験。実家も葬祭業ですが、弟が承継することになっており、和田さんが転職を考えていたタイミングでrelayの記事に出会いました。今後は、松井さんと共にえびの公善社の歴史を築いてきた従業員の皆さんの思いを汲みながら、現代のお客様のニーズに合わせたサービス展開をしていきたいと意気込んでいます。
えびの公善社で行われた承継セレモニーには、えびの市長らも駆けつけ、松井さんと共に歩んでこられた奥さまや社員が見守る中、松井さんから和田さんへ引き継がれる想いの共有の場となりました。
えびの市観光商工課 課長 木原 俊一郎氏より
今回、えびの公善社が本市で第1号の事業承継として成約したことは大変喜ばしいことで
す。今後も、産業の魅力を発信し、後継者不在の事業者と事業を譲り受けたい全国の希望者
をつなぎ、事業承継による地域の活性化を図るとともに、地方創生の推進と持続可能なまち
づくりに取り組んでいきたいと思います。
株式会社ライトライト 代表取締役 齋藤隆太より
2022年7月にrelaythelocalえびの市を開設し複数の後継者募集案件を掲載しましたが、今回始めて成約に至ることができ、ほっとしています。えびの公善社さまのように、町になくてはならない事業者さまが想いある後継者の力を得て未来に繋がっていくことは、えびの市の地域としての発展に必ず寄与するものだと確信しています。今回の成約事例を皮切りに、えびの市の他の後継者募集の事業者さまにも良いご縁をつくっていけたらと思っています。
▼成約事例インタビュー
諦めかけた葬儀屋の仕事。長崎から宮崎に移住し、事業承継候補者に
https://relay.town/magazine/success_ebino/
事業承継マッチングプラットフォーム relay(リレイ)について https://relay.town/
事業を譲り渡したい経営者と事業を譲り受けたい後継者候補をWeb上でマッチングさせるサービスです。従来、社名や企業情報が伏せられてきた事業承継のマッチングをオープンネームで行い、どんな想いで企業や店舗を運営してきたか、オーナーの横顔を含めた想いを記事化し、後継者候補を広く公募します。これまでのマッチングでは、「買い物に訪れていた小さなパン屋のファン」や「カフェを経営したい夢を持つ夫婦」が後継者となる第三者事業承継を実現。買い手が売り手の事業と想いを深く理解できる、商談率・成約率No.1※の事業承継マッチングプラットフォームです。経済産業省による「J-Startup KYUSHU」選定企業。令和4年度から2年連続で、地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業にも採択されています。
※デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社「国内ビジネスマッチングプラットフォーム市場の現状と展望【2022年版】」(mic-r.co.jp)
会社概要
社 名:株式会社ライトライト
所在地:宮崎県宮崎市橘通東3丁目3-15 若草金城堂ビル2F
代表取締役:齋藤 隆太
資本金:6,501万円
設立日:2020年1月6日
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