【幼児教育の実態調査】保護者が重視するのは「好奇心や創造性を育む教育」家庭での幼児教育の不安や課題が浮き彫りに!
幼児教育機関に求めるサポートは安全な環境の提供・子どもの特性に応じた対応・保護者とのコミュニケーション強化
株式会社新興出版社啓林館(本社所在地:大阪市天王寺区、代表取締役:佐藤諭史)は、3歳〜6歳までの保護者(東京・大阪・広島・静岡のいずれかに在住)の方を対象に、「幼児教育」に関する調査を実施しました。
近年、幼児教育の重要性がますます注目されており、早期教育が子どもの成長や将来にどのような影響を与えるかについて、多くの保護者の関心が高まっています。
教育の多様化が進む中で、「どのような幼児教育が子どもにとって最適なのか」「家庭での教育と外部の教育機関の役割をどう考えるべきか」といった疑問を抱える方も多いのではないでしょうか。
そこで今回、株式会社新興出版社啓林館(https://www.shinko-keirin.co.jp/)は、3歳〜6歳までの保護者(東京・大阪・広島・静岡のいずれかに在住)の方を対象に、「幼児教育」に関する調査を実施しました。
調査概要:「幼児教育」に関する調査
【調査期間】2025年2月5日(水)~2025年2月12日(水)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,012人
【調査対象】調査回答時に3歳〜6歳までの保護者(東京・大阪・広島・静岡のいずれかに在住)であると回答したモニター
【調査元】株式会社新興出版社啓林館(https://www.shinko-keirin.co.jp/)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
幼児教育で重要だと思うこと1位は「子どもの好奇心や創造性を育むこと」
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はじめに、「幼児教育で重要だと思うことは何ですか?当てはまるものを全て選択してください」と質問したところ、『子どもの好奇心や創造性を育むこと(72.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『社会性やコミュニケーション能力を育てること(46.6%)』『基本的な生活習慣や自立心を身につけること(46.3%)』となりました。
子どもの好奇心や創造性を育みながらも、社会性や生活習慣の確立を重要視する方が多いようです。
では、どのような能力を優先的に伸ばしたいと考えているのでしょうか。
「子どもに幼児期からどのような能力を身につけさせたいですか?当てはまるものを全て選択してください」と質問したところ、『創造力(49.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『言語能力(44.9%)』『自己肯定感(41.7%)』となりました。
『創造力』や『言語能力』、『自己肯定感』が上位になり、将来の学習や人間関係構築に直結する能力を身につけさせたいと考える方が多いことがわかりました。
では、子どもの教育においてどのようなことに不安を感じているのでしょうか。
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「子どもの教育に不安を感じている点として、当てはまるものを全て選択してください」と質問したところ、『スマホやゲームなどのデジタル依存(37.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『園でのいじめやトラブルの可能性(26.8%)』『子どもの健康管理(食事、運動不足など)(19.5%)』となりました。
デジタル機器の影響やトラブルによる子どもの精神面、健康管理に関して不安を抱えている方が多いようですが、幼児教育において感じている課題とは何なのでしょうか。
「家庭で幼児教育を行うことにどのような課題を感じていますか?当てはまるものを全て選択してください」と質問したところ、『時間が足りない(33.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『どのような教育をすればよいかわからない(31.4%)』『親自身の仕事や家事で手一杯(28.5%)』となりました。
時間的制約や教育方法に関する悩みが大きな課題となっているようです。
また、保護者自身、仕事や家事に追われていることも課題のひとつであることが浮き彫りになりました。
幼児教育の費用は学習系・学習系以外の「習い事」に使っている方が多い!
幼児教育にかける費用は家庭ごとに大きく異なりますが、どの程度の費用をかけている方が多いのでしょう。
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「幼児教育に月々どの程度の費用をかけていますか?」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。
・『0円(お金をかけていない)(22.6%)』
・『~1,000円未満(5.7%)』
・『1,000円~3,000円未満(9.2%)』
・『3,000円~6,000円未満(12.3%)』
・『6,000円~10,000円未満(17.1%)』
・『10,000円~15,000円未満(13.7%)』
・『15,000円~30,000円未満(10.0%)』
・『30,000円~45,000円未満(5.4%)』
・『45,000円以上(4.0%)』
『6,000円~10,000円未満』や『10,000円~15,000円未満』の費用をかけている方が多い一方で、お金をかけていない方も約2割いることが示されました。
では、実際にどのようなことに費用をかけているのでしょうか。
前の質問で『0円(お金をかけていない)』と回答した方以外にうかがいました。
「幼児教育の費用の使い道として、当てはまるものを全て選択してください」と質問したところ、『習い事(学習系)(46.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『習い事(学習系以外)(42.9%)』『市販のドリル(33.3%)』となりました。
学習系や学習系以外の習い事に重点を置く方が多いようです。
また、『市販のドリル』に費用をかけている方もいることがわかりましたが、実際にどのようなものを使用し、どのような習い事を行っているのでしょう。
詳しく聞いてみました。
■使用している教材や学習系の習い事は?
・チャレンジ(20代/女性/東京都)
・くもん。七田式プリント(30代/女性/大阪府)
・うんこドリル(30代/女性/東京都)
・ECC。チャレンジタッチ(40代/女性/広島県)
チャレンジやくもん、ECCなど、使用している教材や学習系の習い事は家庭によってさまざまであることがわかりました。
幼児教育において取り入れてほしいことや求めるサポートとは?
では、幼児教育においてどのような内容のものを取り入れてほしいと考えているのでしょうか。
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「幼児教育において取り入れてほしい内容として、当てはまるものを全て選択してください」と質問したところ、『自然体験や野外活動を通じた環境教育(46.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『心と体を育む運動遊びや体操教室(45.3%)』『基本的なマナーや生活習慣の指導(42.7%)』となりました。
自然体験や運動、生活習慣などの指導を取り入れてほしいと思う方が多いようですが、幼児教育機関にどのようなサポートを求めているのでしょうか。
「幼児教育機関に求めるサポートとして、当てはまるものを全て選択してください」と質問したところ、『子どもが安心して過ごせる安全な環境の提供(45.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『個別指導や一人ひとりの特性に応じた対応(36.4%)』『保護者への定期的な報告やコミュニケーションの強化(27.9%)』となりました。
安全な環境の整備に加え、子ども一人ひとりに応じた対応や保護者との連携といったサポートを重視するニーズが高いことがわかりました。
共働き世帯の増加などにより、家庭での幼児教育に十分な時間を確保できない方も多いと思いますが、どのようなサポートを求めているのでしょうか。
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「家庭で幼児教育を行う時間が十分に取れない場合、どのようなサポートが必要だと思いますか?当てはまるものを全て選択してください」と質問したところ、『保育園や幼稚園での教育を充実させる(46.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『地域の無料または低価格の教育イベント(36.1%)』『子どもが自宅で学べるオンライン学習プログラム(30.7%)』となりました。
幼児教育機関での学びの充実を求める声が最も多く、また、地域での教育イベントや自宅で学べるオンライン学習といったサポートが必要だと思う方が多い結果になりました。
【まとめ】 家庭で幼児教育を行う上での課題は「時間不足」。求めているサポートは安全な環境の整備や子ども一人ひとりに応じた対応、保護者とのコミュニケーション強化!
今回の調査から、幼児教育に関する保護者の関心、期待、不安、そして課題が浮き彫りになりました。
特に、幼児教育において重要だと考えられているのは、「子どもの好奇心や創造性の育成」であり、これを実現するために「創造力」「言語能力」「自己肯定感」を伸ばすことが重視されていることがわかりました。
こうした理想とは裏腹に、家庭での幼児教育にはさまざまな障壁があることも明らかになりました。
最も大きな課題として挙げられたのは「時間が足りない」という点です。多くの家庭では仕事や家事の合間を縫って幼児教育に取り組まなければならないという現実が浮かび上がっています。「どのような教育をすればよいかわからない」という悩みも多く、情報の多さや教育方法の多様化が保護者の不安を増長している可能性もあります。
さらに、子どもの教育に対する不安として「スマホやゲームなどのデジタル依存」が最も多く挙げられ、続いて「園でのいじめやトラブルの可能性」「子どもの健康管理」といった項目が上位にランクインしました。
現代の幼児は、生まれたときからデジタル環境に囲まれている「デジタルネイティブ世代」であるため、保護者が適切なルールを設け、バランスの取れた学びの機会を提供することが求められています。また、幼児期における人間関係のトラブルや健康管理に対する不安が根強いことから、保護者が積極的に関わりながら、子どもの心身の健やかな成長を支える必要があることも示されました。
幼児教育にかける費用については、「6,000円~10,000円未満」や「10,000円~15,000円未満」の層が多くを占める一方で、「0円(お金をかけていない)」という家庭も一定数存在しました。幼児教育にどれだけ費用をかけるかは家庭の価値観や経済状況によって大きく異なることがわかります。
費用の使い道としては、「習い事(学習系)」「習い事(学習系以外)」「市販のドリル」などが主流となっており、幼児教育に対するアプローチも多様化していることがうかがえます。
また、保護者が幼児教育において求める内容として、「自然体験や野外活動を通じた環境教育」や「運動遊びや体操教室」「基本的なマナーや生活習慣の指導」が挙げられました。
これらの結果から、単に学力を伸ばすだけでなく、子どもの身体的・社会的な成長を促す教育が強く求められていることが読み取れます。加えて、幼児教育機関に期待するサポートとしては、「安全な環境の提供」「個別指導や一人ひとりの特性に応じた対応」「保護者とのコミュニケーションの強化」などが挙げられました。
特に「安全な環境の提供」は、子どもを預けるうえで最も重視される要素であり、施設の設備や教育方針が安全面に配慮されているかどうかが、保護者の選択基準になっていると考えられます。また、「個別指導」や「保護者とのコミュニケーション」への期待が高いことから、幼児教育の現場においては、子どもの特性を理解し、それに合わせたアプローチが求められていることがわかります。
家庭で幼児教育を行う時間が十分に取れない場合のサポートとして、「保育園や幼稚園での教育の充実」が最も多く求められていました。これは、前述の「時間不足」という課題と密接に関連しており、共働き世帯の増加などによって、家庭内での教育だけでは補いきれない部分を幼児教育機関に期待する傾向が強まっていると考えられます。
また、「地域の無料または低価格の教育イベント」「自宅で学べるオンライン学習プログラム」といった選択肢も挙げられており、幼児教育に対する負担を軽減しつつ、より手軽に学習機会を提供できる仕組みが求められているようです。
今回の調査から、幼児教育に求められるのは、単なる「知識の詰め込みによる学力向上」ではなく、子どもの興味や個性を尊重した上で「創造性」や「社会性」、「基本的な生活習慣」など、幅広い分野にわたる成長のサポートであることが示されました。しかし、その実現には家庭だけでなく、幼児教育機関、地域社会、さらには行政のサポートが不可欠であることも明らかになったのではないでしょうか。
幼児教育のプロと教科書会社がつくった本格派幼児ドリル『おうち レッスン』シリーズがリニューアル!
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★「おうちレッスン」シリーズは、1~3歳向けのミニサイズ「てってブック」と2~7歳向けの「おけいこ」「もじ・ことば」「かず・けいさん」「ちえパズル」「えいご」「めいろ」で、お子様の成長にあわせて使える構成になっています。
★少しずつレベルアップする構成で、自信をつけながら次のページをやりたくなる ・文部科学省「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」を対応した、1~7歳まで系統的につながったラインアップで、無理なくレベルアップしていけます。
★1冊終えたら、デジタルブックで次のドリルのお試しページにチャレンジできます。
★特設サイト https://www.shinko-keirin.co.jp/shinko/news/ouchi-lesson_2023/
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■音声アプリ
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■実績ある監修陣
汐⾒稔幸(東京⼤学名誉教授、⽩梅学園⼤学名誉学⻑)…「はじめてのクレヨン」「はじめてのえんぴつ」監修
横⼭洋⼦(千葉経済⼤学短期⼤学部こども学科学科⻑)…「てってブック」「おんどく」監修
⽴⽯美津⼦(⼦育て本著者、講演家)…「ひらがな」「カタカナ」監修
池⾕裕⼆(東京⼤学教授)…「まちがいさがし」監修
株式会社りそなホールディングス…「たのしいおかね」監修
中本幹⼦(エイム・イングリッシュ・スタジオ元代表)…英語シリーズ監修
篠原菊紀(公⽴諏訪東京理科⼤学教授)…かず・けいさん、ちえパズル、めいろシリーズ監修
■商品情報
・商品名 :『おうちレッスン』
・定価:各660~858円(税込)
・ラインナップ:全26点
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■株式会社新興出版社啓林館について
〇会社名:株式会社新興出版社啓林館
〇所在地:〒543-0052 ⼤阪府⼤阪市天王寺区⼤道4-3-25
〇代表取締役社⻑:佐藤諭史
〇設⽴:1946年
〇URL:https://www.shinko-keirin.co.jp/
〇事業内容:新興出版社、啓林館、⽂研出版の3ブランドで教育をサポートしています。
■新興出版社=幼児・⼩学⽣・中学⽣・⾼校⽣・保護者⽤の学習参考書、デジタル教材の制作、出版、販売
■啓林館=⼩学⽣・中学⽣・⾼校⽣⽤の教科書、学校採⽤図書教材、デジタル教科書・教材の制作、出版、販売
■⽂研出版=絵本・児童書の制作、出版、販売
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