まちラボふじみ野 連続企画「旧軍用地の軌跡をたどる」 ~まちの記憶・記録と郊外のまちづくり~ 公開研究会「旧軍用地とその転用から見る郊外社会」参加者募集中
日時:2023年11月19日(日)13時~16時 / 場所:ふじみ野市役所本庁舎5階A大会議室
本研究会では、ふじみ野市のまちの記憶・記録を学び、まちづくりの知見を深める仲間(参加者)を募集しました。
まちラボふじみ野 連続企画「旧軍用地の軌跡をたどる」の実施について
まちづくり研究センター(まちラボ)は、産官学民連携による社会問題解決型の研究施設で、より広い視点から社会問題解決に取り組む組織です。本郷とふじみ野の両キャンパスに拠点があり、本郷では都市型、ふじみ野では郊外型の社会問題に取り組んでいます。
この度の企画「旧軍用地の軌跡をたどる」は、まちラボふじみ野に所属する栗原真史研究員が、2022年度に開催した「都市化と地域社会」研究会内で『まちづくりとしての地域史研究――『大井町史』にヒントをさぐる』を聞き、都市化を経て新たなまちづくりの段階にあるふじみ野のこれからを考える上で、地域史をあらためて辿る必要性を感じたことから始まりました。
さらに、ロシアによるウクライナ侵攻を経て、「戦争」や「平和」への関心がより切迫したものと感じたことから、改めて自分達の街でもあるふじみ野市にある「旧陸軍弾薬工場の造兵廠(通称火工廠)」を中心に学び、今日の平和と繁栄が尊い犠牲の上に築き上げられていることを知ることが重要であると考え開催に至りました。
「旧陸軍弾薬工場の造兵廠(通称火工廠)」は、昭和20年まで、戦争に使う爆弾の部品や銃弾などを造る工場としてふじみ野市内にあった建物です。現在、その跡地は転用され、市役所や学校・公園・民間会社になっています。
企画は2回に分け開催しています。開催にあたっては、人間学部岩舘豊助教、栗原真史研究員と人間学部生も参加し運営を行っています。
1回目は「まちあるき 旧造兵廠(火工廠)をあるく、みる、きく」と題し、講師に火工廠の歴史を語り継ぐ活動をしている熊谷洋興氏を招き10月7日に開催しました。11月開催の2回目は、旧軍用地がどのように発展し、跡地が転用しまちが形成されていったのかを追求します。
企画2 公開研究会「旧軍用地とその転用から見る郊外社会」開催概要
日時 :2023年11月19日(日)13時~16時
場所 :ふじみ野市役所本庁舎5階A大会議室
講師 :塚田修一氏(相模女子大学学芸学部准教授・都市文化研究、メディア社会論)
後藤美緒氏(東日本国際大学健康福祉学部専任講師・歴史社会学、旧軍用地研究)
参加方法 :10月6日(金)~10月31日(火)まで
QRコードよりお申込み下さい。
定員 :30名(申し込み順)
問い合わせ先:文京学院大学 まちづくり研究センターふじみ野
TEL:049-261-7937 メール:mkurihara@bgu.ac.jp
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