学校再開から半年、保護者の17.6%は現在も学習の遅れを懸念

やる気スイッチグループ コロナ禍の受験に関する保護者500名アンケート(1) https://www.yarukiswitch.jp

・コロナ禍で生徒の4人に1人は家庭でオンライン授業を経験
・保護者の7割以上は受験に不安

総合教育サービス事業を展開する株式会社やる気スイッチグループ(東京・中央区、代表取締役社長:高橋 直司 以下、やる気スイッチグループ)は2020年10月下旬、新型コロナウイルス禍での受験に関して、やる気スイッチグループのスクールに通う生徒の保護者約500名のアンケートを実施しました。(アンケート実施概要は文末に掲載)

 

 

コロナ禍での受験について保護者の7割が「不安である」と回答


新型コロナウイルスの感染症拡大に伴い、2020年3月に全国の小中学校・高等学校が一斉休校となり、その後も多くの学校が緊急事態宣言の解除までの約3か月にわたり休校となりました。学校が順次再開してから約半年後の今回、18歳までのお子様がいる保護者に意識調査を実施しました。その結果、コロナ禍での受験について、保護者の7割以上(72.5%)が不安であると回答。小学生は学齢が上がるほど不安を抱く保護者の割合が増え(小学1年生:42.1%~小学6年生:80.4%)、全ての学齢で最も高かったのは高校2年生と高校3年生(ともに84.8%)の保護者でした。

 


■コロナ休校明けから半年。消えない保護者の不安
「休校による学習の遅れ」(17.6%「健康・体調管理」(17.6%) が最多

「コロナ禍での受験において不安なこと」を訪ねたところ、最も不安を感じているのは「休校による学習の遅れ」(17.6% )「健康や体調管理」(17.6%)が同率で最多となりました。 次いで「オープンキャンパスなど思うように学校見学ができない」(16.5%)でした。


■コロナ禍の受験に対する不安の声、
学習の遅れ、健康・体調の他には「学校説明会に思うようにいけない・情報不足」「予定通り受験できるか不安」


コロナ禍の受験で不安が大きい理由を自由回答で尋ねたところ、最も不安なことで最多の「学習の遅れ」「健康・体調管理」についての声が多数ありました。その他には、進学先を選ぶための情報収集においても、各学校は感染対策でオープンキャンパスなどのイベントを中止したり、三密を避けるために学校説明会をオンラインや参加人数を制限して行うこととなり、情報収集も思うようにいっていない等の声があがっていました。

コロナ禍の受験で不安が大きい理由(自由回答からの抜粋):
  • 学習の遅れ、学校説明会も思うように行けず、幾つもの事が重なりメンタル面でも不安定(中学3年生の保護者)
  • 例年より定期テストの範囲の遅れが見受けられるため、どこで遅れを取り戻すのか不安(中学1年生の保護者)
  • 中学三年生で部活など今まで頑張ってきたことが発揮できなかった。消失感などが拭いきれないうちに受験に突入してしまい切り替えがなかなか難しく本人も頑張っても報われないのでは?と弱気な発言をしている。感染状況やウィルスそのものが今後どう変わっていくのか「予測が出来ない事」に対する不安(中学3年生の保護者)
  • 実際、コロナに感染してしまったら受験自体受けることができなくなるのか(中学3年生の保護者)
  • 学校の説明会や、他の保護者と顔を合わす機会が少なく、情報交換ができない(中学3年生の保護者)
  • 面接があるのに説明会も人数で切られてしまうため学校選びが思うようにいかない(中学3年生の保護者)
  • 受験前後のコロナウイルス感染がどのくらいの状況になっているのか読めない、受験が予定通りに出来るのか(中学3年生の保護者)
  •  提出物のみで終わった授業内容があるので、その部分が身についているのかどうかが不安(小学5年生の保護者)学校の開始が遅れたため、夏休み、冬休みの期間が減ってしまい、受験に向けての家庭学習の時間が激減したと思うから(高校3年生の保護者)

■コロナ禍で4人に1人が家庭で「オンライン授業を経験

一方、コロナ禍で新たに取り入れた学習として、最も多かった学習は、塾やスクールでのオンライン授業(26.4%学校でのオンライン授業(20.4%で、およそ4人に1人は家庭でオンライン授業を経験。学習アプリやタブレット学習も18.0%で、コロナ禍で教育のICT化の活用が加速したことが分かりました。

受験生に必要なサポートは?
その他、志望校選びや受験対策のために、具体的に必要なサポートについて自由回答形式で質問したところ、本人の学力や個性に合った志望校選び生徒のモチベーション向上メンタル面などのサポート」等、個々人の状況に合わせたきめ細やかなサポートが多く挙げられました。

志望校選びや受験対策のために、具体的に必要なサポート(自由回答からの抜粋):
  • 子供と親のメンタルケア含めた受験対策サポート(中3生の保護者)
  • 勉強のみならず心の成長に重点を置いて個別性を活かして上手に褒めて欲しい(未就学児の保護者)
  • メンタルのサポート。親は感情的になりやすいので(高3生の保護者)
  • 自習室や自宅での勉強法(中2生の保護者)
  • 子供の、勉強に対するモチベーションを上げてくれるサポート(中3生の保護者)高校の志望校だけでなく大学や専門学校など先を見据えたサポート(小学5年生の保護者)

やる気スイッチグループではサービスやカリキュラムの改善を目的に定期的にお客様調査を実施しています。今回のコロナ禍の受験に関する保護者アンケートの内容についても、保護者の課題や学習ニーズなどを分析し、各スクールブランドでのプログラムや会員向けメールマガジンのコンテンツに役立ててまいります。

やる気スイッチグループの個別指導学習塾「スクールIE」では、受験対策やコロナ禍の学習の遅れに対する不安を解消するため、受験や学年末テストを見据えて、冬期講習期間を従来の冬休み期間からさらに2月末までに延長し、テスト直前までの学習プランをお子さまに合わせたオーダーメイドでご提案します。

以上

やる気スイッチグループ コロナ禍の受験に関するアンケートについて
  • 調査対象・方法: やる気スイッチグループのスクールに通う生徒の保護者へのインターネット調査
  • 調査期間:  2020年10月30日~11月2日
  • 有効回答数と回答者の属性:  579名、2歳~18歳の生徒の保護者
  • 生徒が所属するスクールブランド: スクールIE、チャイルド・アイズ、Kids Duo、WinBe、忍者ナイン、Kids Duo International、i Kids Star

株式会社やる気スイッチグループ
やる気スイッチグループは、個別指導学習塾「スクールIE」や知能育成(知育)と受験対策の幼児教室「チャイルド・アイズ」、子ども向け英語・英会話スクール「WinBe(ウィンビー)」、英語学童教室「Kids Duo(キッズデュオ)」、幼児・小学生向けスポーツ教室「忍者ナイン」、バイリンガル幼児園「キッズデュオインターナショナル(KDI: Kids Duo International)」「アイキッズスター(i Kids Star)」の7つのスクールブランドを展開する総合教育サービス会社として、現在国内外でおよそ1,800の教室を展開し、およそ11万人の子どもたちの学びをサポートしています。やる気スイッチグループは、一人ひとりが持つ"宝石"を見つけ、その無限の可能性を引き出すことで、世界中の子どもたちの夢と人生を応援します。公式サイトURL:https://www.yarukiswitch.jp/ 
やる気スイッチグループは、私たちと共に子どもたちの学びを支援していくフランチャイズオーナーを募集しています。フランチャイズオーナー募集サイトURL: https://www.yarukiswitch.jp/fc/ 

 

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会社概要

URL
https://www.yarukiswitch.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都中央区八丁堀二丁目24-2 八丁堀第一生命ビル6階
電話番号
03-6845-1111
代表者名
高橋 直司
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1989年11月