【受賞】虎竹を次の100年へ「第13回グッドライフアワード」環境地域ブランディング賞
環境省グッドライフアワードで「環境地域ブランディング賞」を受賞。120年に一度の開花期を迎えた高知県特産の虎斑竹を守り育て、地域資源を活かし持続可能な未来を目指す取り組みが評価されました。

創業明治27年(1894年)より竹材・竹製品製造卸業として皆様にご愛顧いただいている竹材専業メーカーである、虎斑竹専門店 竹虎(運営:株式会社山岸竹材店)は、このたび環境省主催の「第13回グッドライフアワード」において、「実行委員会特別賞 環境地域ブランディング賞」を受賞いたしました。このアワードは、「環境と社会によい暮らし」に関わる活動を紹介・表彰し、地域循環共生圏(ローカルSDGs)の創造を後押しするプロジェクトです。
環境賞 報道発表一覧
第13回環境省グッドライフアワード 受賞
https://www.env.go.jp/press/press_01798.html

当社の取り組みの背景には、高知県須崎市安和地区「虎竹の里」に自生する特産品である虎斑竹の存在があります。創業131年を迎える当社は、地域の宝であるこの希少な竹を守り育て、竹製品として暮らしに生かす活動を続けてきました。

しかし近年、虎竹は120年に一度とされる開花を迎え、一部の竹林が枯れ始めています。この現象は当社にとっても初めての経験であり、しかも開花は一斉ではなく徐々に広がるため、継続的な観察と対応が不可欠です。現在では、まだ開花が始まっていない山奥の竹林にも足を運べるよう、新たに山道を整備するなどの対策を講じながら、虎竹の保全活動を進めています。
【動画】消臭・調湿用に最適!さらに資源の有効活用、バンブーロスに伏せ窯での竹炭作り
竹は木材に比べ成長が早く、CO2吸収量も多い再生可能資源です。竹虎では、農薬や化学物質を一切使用しない竹林管理を行い、伐採後の間引き材や端材も竹炭として無駄なく活用。虎斑竹の模様が薄い個体も含め、すべての素材に価値を見出しています。

また、製品化だけにとどまらず、地域の伝統工芸技術を活かしたものづくりを通じて雇用を生み出し、地域経済や文化の発信にも貢献。SNSをはじめとするデジタルメディアの活用、国内外のイベント参加を通じて、虎竹ならびに竹文化の魅力を積極的に広めています。

虎竹の状況を細やかに見守りながら、その価値を次世代へ繋げる挑戦は、地域資源の持続可能な活用そのものです。竹虎はこれからも、自然と共に歩み、地域の宝を次の100年へと受け継ぐべく、未来を見据えた取り組みを続けてまいります。
<2025年11月28日(金)受賞発表>
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第13回環境省グッドライフアワード 受賞
https://www.env.go.jp/press/press_01798.html
■竹虎 (株)山岸竹材店
会 社 名 :竹虎 株式会社 山岸竹材店
所 在 地 :高知県須崎市安和913-1(本社・本店)
代表取締役:山岸 義浩
創 業:1894年(明治27年)
資 本 金 :1000万円
事業内容 :特産虎斑竹(とらふたけ)をはじめとして各竹細工
竹製品、竹炭、竹酢液など製造・卸・販売
U R L :https://www.taketora.co.jp/
※高知家健康経営アワード2021
※令和2年度ふるさとづくり大賞総務大臣賞
※第7回環境省グッドライフアワード環境地域ブランディング賞
※RED BULL BOX CART RACE TOKYO 2019準優勝
※第33回 高知県地場産業大賞高知県地場産業奨励賞
■本プレスリリースに関するお問い合わせ先
竹虎 (株)山岸竹材店 竹虎四代目(山岸 義浩:やまぎし よしひろ)
E-Mail:info@taketora.co.jp
<本社>竹虎(株)山岸竹材店
〒785-0024 高知県須崎市安和913-1
TEL 0889-42-3201 FAX 0889-42-3283 (営業時間 9:00~17:30)
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