大野元裕埼玉県知事が本社純木造ビル完成後、初来社 AQ Groupは「SDGs未来都市」埼玉県に一層の寄与 8月10日より開催する第2回「木育フェス」に埼玉県が後援
大野元裕埼玉県知事が7月31日、株式会社AQ Group本社(埼玉県さいたま市西区三橋5-976、代表取締役社長:宮沢俊哉)にご来社され、新社屋のご見学ならびに弊社代表取締役社長の宮沢と意見交換を行いました。新社屋完成以降、初のご来社となった大野知事から「広くて明るいオフィス。このような環境で働く社員のみなさんが羨ましい」とのご感想をいただきました。
大野元裕埼玉県知事が7月31日、AQ Group新社屋に来社
埼玉県産木材を利用したエントランス部分や耐力壁などを視察
大野元裕埼玉県知事が7月31日、AQ Group新社屋完成後、初めて来社しました。来社直後「木の香りが良いですね」と大野知事。また、社屋エントランス部分や各所に設置されている組子格子耐力壁には埼玉県産木材が活用されていることを聞き、強い関心を示していました。
双方のあいさつで大野知事は「本社を埼玉県に移していただいたことに感謝しています。AQ Group新社屋は通常の約半分のコストで建築されていると聞き、非常に可能性のある木造建築だと思います。ぜひ、勉強させていただきたい」と話しました。一方、弊社代表の宮沢は「新社屋は日本の伝統である木造軸組工法をベースに近代化させて建てたもの。埼玉県をはじめ、様々な方からの応援もあり実現させることができました。AQ Groupでは、コンクリートジャングルを森に変えていくRe:TREEプロジェクトが進んでいます。埼玉県から発信し、全国に展開できればと考えています」としました。その後、宮沢自らが新社屋の1階イベントスペース、エントランスホール、2階、3階、7階テラスなどを案内。特に大野知事は、AQ Group独自の技術で実現させている大空間について、構造がそのまま意匠になることについても関心を示していました。
執務エリア見学の際は、大野知事が弊社従業員に「移転して新しくなった社屋はいかがですか」と声をかける場面もありました。ひと通り見学を終えた大野知事は「広くて明るい木造建築で働ける従業員が羨ましいですね」と感想を述べていました。
AQ Groupは埼玉県への本社移転前から大野知事と関係を構築しています。2021年12月には宮沢が埼玉県庁を訪問し、普及型中大規模木造建築のプロトタイプとなる新社屋の建築報告ほか、小学校学習用机の天板を寄贈する「木望(きぼう)の未来プロジェクト」や、間伐材を使用して製作した「木のストロー」の地産地消モデルの取り組みを紹介させていただきました。
当時、宮沢は新社屋をランドマークとして「SDGs未来都市」である埼玉県から木造建築の普及やESG経営、SDGsの推進を約束し、知事からも共感の言葉をいただいております。
2022年8月には新社屋の起工式を開催。大野知事とさいたま市清水勇人市長にご参加いただき、大野知事からは「15年を経て、大きく発展され、埼玉県に本社を移転していただくことを大変光栄に思っております。また、新社屋は日本初となる在来軸組工法による8階建て木造建築と承っており、この画期的な構法によりフラッグシップとして埼玉県に建設されること、また埼玉県産木材をお使いいただくこと、大変嬉しく思っております」とのお言葉をいただきました。
大野知事とAQ Group宮沢代表。埼玉にゆかりある両者の意見交換
「埼玉県産木材の活用をこれからも」
社屋見学後は、大野知事と代表宮沢による意見交換を実施。大野知事は埼玉県川口市生まれ。宮沢は埼玉県の工務店で大工の職に就き、埼玉県で創業するなど、埼玉県にゆかりがあります。埼玉県からは「AQ Group新社屋でご活用いただいた埼玉県産木材は美里町のもの。ご活用していただくことで森林の循環利用が進む」との話があり、大野知事は「埼玉県は関東の真ん中に位置しています。高齢化している杉の木も多い。今後も森林の循環利用を進めるため、埼玉県産木材の活用にご協力いただきたい」としました。埼玉県は現在、県産木材の利用を拡大するため、新たな流通体制の整備に取り組んでおり、来年度には需給情報の共有化を図るためのシステムを構築する予定。「ぜひ、AQ Groupのご意見もいただきたい」とのコメントもありました。
また「なぜ、埼玉のこの立地を選んでいただけたのか」という質問に対し宮沢は「埼玉県さいたま市西区は弊社の関東地区拠点の中心にあり、幹線道路をはじめ高規格道路へのアクセスが容易。また、本社の最寄り駅である大宮駅は東北、北海道、上信越、北陸方面や首都圏各地を結ぶ新幹線や在来線が乗り入れている日本屈指のターミナル駅です。これまで以上に各拠点と連携を強化し、事業成長を図ってまいります」と回答しました。
さらに、埼玉県から「木造の公共建築物を増やすには、中大規模建築物を木造で設計、施工できる県内業者の育成が必要」とのコメントに対し、宮沢は地域の工務店や中小ゼネコンなどで組織される「フォレストビルダーズ」の取り組みを紹介しました。知事らが見学した新社屋は、特殊な技術や部材を使っておらず、地域の工務店や中小ゼネコンでも建築可能な木造ビルのプロトタイプ。「フォレストビルダーズという組織での中大規模木造建築普及」を課題解決につながる施策の一つとして情報共有しました。
意見交換を終え、最後のフォトセッションではアキュラホーム公式キャラクター「あきゅりん」のぬいぐるみを大野知事と宮沢が持って記念撮影。宮沢が「あきゅりんの足の裏が年輪になっています」と話すなど、終始なごやかなムードで見学会、意見交換を終えました。
第2回「木育フェス」農林水産省・埼玉県後援で開催
8月10日から31日まで全国アキュラホーム展示場、8月25日は本社でイベント
AQ Groupでは8月10日(土)から31日(土)までの期間、全国のアキュラホーム展示場や拠点にて小学生親子を対象とした課外授業、第2回「木育フェス(農林水産省・埼玉県後援・さいたま市後援)」を開催します。また、8月25日(日)にはAQ Group本社でも実施。社屋完成後初の「木育フェス」となるため、昨年から大幅にアップデート。縁日、組子コースター作り、木のストロー作りなど様々な大工体験を提供します。また、昨年464件の作品が集まり好評を博した廃材アートコンテストを今年も実施。AQ Group本社建築の際に出た廃材を活用して、子どもたちが思い思いの木材作品をつくる同企画は、SDGsの観点から大きな注目を集めています。
■第2回「木育フェス」(農林水産省・埼玉県後援・さいたま市後援)
期間:8月10日(土)~8月31日(土)
場所:全国のアキュラホーム展示場、拠点
内容:廃材アートコンテスト
本社イベント
期間:8月25日(日)
場所:AQ Group本社(埼玉県さいたま市西区三橋5-976)
時間:10時~16時
内容:廃材アートコンテスト、カンナ掛け体験、組子格子コースター作り体験、木のストロー作り体験
詳細は以下ホームページをご確認ください。
https://www.aqura.co.jp/modelhouse/event/detail/768/
<本件について報道関係の皆様からのお問い合わせ先>
株式会社AQ Group 広報課 青木 佐藤
TEL:048-620-4536
Email:aqura_pr@aqura.co.jp
AQ Group Website:https://www.aqura.co.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像