【テクノロジーがわかると、クルマはもっと面白い】「モーターファン・イラストレーテッド Vol.163」は「差動vs差動制限」特集

4つのタイヤを余さず駆動させるテクノロジー

株式会社三栄(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:星野邦久)は、2020年4月15日より『モーターファン・イラストレーテッド Vol.163』を発売いたします。

装備されているクルマに乗ると効果は体感できるのに、その仕組みはいまひとつ理解できていない。その代表的なシステムが「デファレンシャルギヤ」ではないでしょうか? 弊誌でも、これまで多々駆動系の特集は組んできたが、「駆動系」という単語に表されるようにドライブトレーン全体の紹介であり、装置の解説に主眼を置いた企画がほとんどでした。モーターファンイラストレーテッド Vol.163号は、編集部が一番知りたかった「4つのタイヤに余さず駆動トルクを配分するテクノロジー」をテーマに、デファレンシャルギヤの解説、AWDシステムの最新事例、そしてトルクベクタリングの3部構成による特集を組んでいます。
三栄公式ウェブ:https://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=11366
 


第一部ではまず、デファレンシャルギヤの解説、そしてLSDの存在理由について紹介します。歯車の集合体であるデフは一瞥しただけでは何がどうやって動いているのかが非常にわかりにくい。LSDの働きと対比して図解することで、左右に余さずトルクを伝えるとはどのような仕組みなのかをわかりやすく説明しました。

 


そのトピックのひとつとして、「なぜFFにLSDを入れるのか」というテーマで、フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCRを試乗しました。ゴルフGTI TCRには、VAQと称する電動油圧式LSDを装備しますが、その流れで「センターデフというものも左右デフとやっていることは同じ」というストーリーとし、ならばカップリングとはどのように違うのかという対比を試みました。自動車ジャーナリスト・瀨在仁さんが、車両の動きに合わせて仕組みをわかりやすく説明してくれています。

 


第二部の、AWD(4WD)システムの最新事例では、ここ最近AWD車が搭載する電子制御カップリングの特性や使い方について紹介します。FFベースのオンデマンド4WDは、駆動力配分は50:50がMAXと思い込んでいましたが、じつは前後軸の回転速度差をつけて、リヤ寄りの駆動力配分を生み出す手法が主流となりつつあるという真実がわかりました。まさに目から鱗だったわけですが、ジェイテクトITCC、GRヤリス、マツダi-ACTIV AWD、スバルAWDの4種といった、今回の取材で得た新しい知見を、事例とともに紹介します。

 


そして、第三部では、AWDシステムとセットで語られることの多いトルクベクタリングを再検証しました。最近、安易に使われる嫌いのあるこの単語について、果たして本来はどのような意味だったのかを含めて識者に取材しました。


そのほかにも第2特集では、2ストロークエンジンの可能性ついて紹介しています。2ストロークエンジンは簡便な構造で高出力、低コストが特徴で、オートバイをはじめ、自動車やトラックに用いられてきましたが、排ガス規制等の要求に応えられず、いつしか消えてしまいました……。しかし、自動車パワートレーン用として一度は消えた存在が、いまあらためて注目を集めているのです。それはなぜか? かつての2ストロークとは違う最新技術の動向を追います。
今月号も図解とわかりやい解説満載の、モーターファンイラストレーテッド Vol.163号、ぜひご購入してお読みください。


[ Motor Fan illustrated ]
モーターファンイラストレーテッド Vol.163
特集:差動 vs 差動制限


2020年4月15日
定価:1,760円(本体価格:1,600円)
ISBN:9784779641107

三栄公式ウェブ:https://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=11366
三栄/ebooks(電子書籍):https://3a.as-books.jp/books/?no=13
アマゾン:https://amzn.to/3dxe1Ao

<CONTENTS>
Chapter 1 デファレンシャルギヤを理解する
・左右輪の回転差を許容する
・そのときデフはどのように動くのか
・差動制限はなぜ必要なのか
・なぜLSDが必要なのか
・FFにLSDを入れる理由
・前後軸の間にデフを入れた「常時4輪駆動」の挙動
・カップリング方式の特徴
・電子制御カップリングでデファレンシャル機能を持たせる
Chapter 2 AWDシステムの種類と最新事例
・ジェイテクトITCC
・トヨタGRヤリス
・マツダi-ACTIV-AWD
・日産アテーサE-TS
・スバルAWDはなぜ4種あるのか
Chapter 3 トルクベクタリング
・“トルクベクトリング”を12年先んじていたDYC
・グリップ領域でヨーモーメントを加える:S-AWC
・4WDのメリットを拡大しつつ損失を低減:トヨタRAV4のAWD
Epilogue 電動化は体力向上のチャンス——久保愛三先生寄稿


2020年4月14日
株式会社三栄
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