【京料理箔×深川製磁】来年創業130周年を迎える有田焼窯元・深川製磁が手掛けた透けるような白磁で京都の歴史と四季を味わう贅沢なひととき。伝統と歴史の継承をテーマとした特別プランの販売を開始。

GLIONグループ

2023年11月2日 11時00分

GLIONグループ(ジーライオングループ　所在地：兵庫県神戸市)は、同グループが運営する京料理箔（京都市中京区木屋町通三条上ル上大阪町）にて2023年11月1日(水）より、有田焼窯元・深川製磁が手がけた透けるような白磁でお食事を堪能頂ける京料理箔×深川製磁特別プランの販売を開始致しました。

・深川製磁　https://www.fukagawa-seiji.co.jp/

深川製磁は、1894年（明治27年）に深川忠次により日本の磁器発祥の地といわれる有田で創設された老舗窯元です。1900年パリ万国博覧会にて「金賞」を受賞後、従来の有田焼のデザイン様式と一線を画した斬新なデザインは、国内外の品評会で評価され、1910年に宮内省御用達を拝命。世界に誇る独自の美観を持った作品を生み出しています。生地生産から釉薬及び絵具の調合、染付、上絵まで一気通貫し生産する工房スタイルにより生まれる深川製磁特有の技術を集結した高品質な器は、世界中のファンから根強く愛されています。

伝統と歴史を継承

幕末から受け継いだ歴史溢れる空間で特別な器とお料理に舌鼓

三条大橋からほど近くの鴨川沿いに佇む京料理箔。

料理長竹嶋がお越し頂くお客様に、「四季の移り変わりを五感で楽しんでいただきたい」そんな思いを込めて一品一品丁寧に仕上げる京料理箔の会席。料理長がこだわり抜いたお出汁と「はしり」「さかり」「なごり」をお楽しみ頂ける旬の食材でご用意しております。

箔の建物は、幕末当時は四国屋丹虎という料亭でした。丹虎は土佐四天王の一人である「武市半平太」が上洛の折、暮らしていた場所とされております。

武市が過ごしていた【半平の間】の床の間や、玄関にございます箱階段跡が残る土壁は当時のままの姿で残存。
各お部屋には偉人たちの書を設えるなど、歴史を受け継いできた証を随所に感じていただくことができます。

これまでに深川製磁の展示販売会を開催して参りましたが、お料理全てを深川製磁の器でご提供するのは今回が初めて。特別な器でのお食事は、お祝いのお席や大切なご接待などにおすすめです。

当日使用いたします深川製磁のお茶碗（石畳紋　丸平3.3飯碗)はお土産としてお持ち帰り頂きます。

お食事していただきますお部屋には、深川製磁の作品を展示いたしております。お食事と共に深川製磁の世界観をお楽しみください。

白磁 HAKUJI

今回の京料理箔×深川製磁特別プランで使用しております器は白磁 HAKUJIのシリーズ。

千年ほど前、「玉」に憧れた中国の皇帝は景徳鎮近くでカオリンを発見、高温度の窯で白磁を焼き上げます。400 年前に日本で初めて磁器が焼かれた有田、鍋島藩の直轄地で窯焚き業を始めた深川家は陶磁器焼成の伝統を今日まで継承しております。深川製磁の白磁は 1350 度の高温度還元焼成の窯で、芯まで焼き切ることで生み出される透き通るような白さから「透白磁」と呼ばれております.

白磁金彩　コーヒー碗皿

白磁金彩　平蓋物

白磁金彩　七宝蓋物

白磁金線　菊割親皿

白磁金線　バタートレイ

白磁金線　珠型大蓋物

白磁錆　 2626陶板