【ヘイズ アジア給与ガイド2022】日本のトップIT職やエグゼクティブクラスの給与、中国の半分以下のケースも
5ヶ国・地域における1148職務の給与水準と、9500人超の雇用実態調査
外資系人材紹介会社ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(本社:港区、マネージング・ディレクター:グラント・トレンズ、以下ヘイズ)は本日、アジア5ヶ国・地域(中国、香港特別行政区、日本、シンガポール、マレーシア)における1148職務の給与水準(当社実績ベース)と、9598人の社会人に対して実施した雇用の実態調査の結果をまとめた「ヘイズ アジア給与ガイド」を発表いたします。
【主な結果】
- トップIT人材やエグゼクティブクラスなど、一部のハイスキル人材の職務の給与においては中国、香港特別行政区、シンガポールで日本を上回る(当社実績ベース)
- 日本の昇給率は調査対象アジア各国と比較して低い(調査)
図1:トップIT職の年収比較(単位 百万円)
図2:エグゼクティブレベルの年収比較 (単位 百万円)
*給与額は調査ではなく実績ベースのデータに基づくもの
*レンジ内の最大給与で比較
*1人民元18.02円 1HKドル14.71円 1マレーシアリンギット27.39円 1シンガポールドル84.87円で計算
*給与はパッケージの全てを含む
また、社会人9598人への調査の結果、昨年の昇給率について、日本は3%以下の昇給が7割だったのに対し、中国では34%、香港では64%、マレーシアは62%、シンガポールは64%でした。
図3:昨年の昇給率
ヘイズ アジア給与ガイド 調査概要 調査期間:2021年10月~11月 調査方法:インターネット 回答者:アジア5カ国・地域の社会人 9,598人 内訳:中国3,329人、香港特別行政区1,120人、日本1,388人、マレーシア2,385人、シンガポール1,376人 |
コロナ禍を経て、デジタル化が世界規模で加速し、トップの人材への需要はさらに拡大しています。
世界規模の人材獲得競争が繰り広げられる中、海外の企業は優秀な人材に破格の報酬を支払っています。ヘイズでは、日本の競争力を維持するためにも同一労働同一賃金を初めとする雇用の制度改革を加速し、速やかに賃金を国際水準に見直すべきと提言しています。
ヘイズ アジア給与ガイドは、こちらからダウンロードできます。
ヘイズは、専門性の高いプロフェッショナルを対象に人材紹介サービスを提供しているリクルートメントのグローバル・エキスパートです。
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(ヘイズ・ジャパン)について
ヘイズの日本法人として2001年に東京で設立されたヘイズ・ジャパンは、3つの国内拠点(東京本社、大阪支店、横浜支店)を有する人材コンサルティング会社です。15の専門分野(経理・財務、金融、ファイナンステクノロジー、デジタルテクノロジー、マーケティング・デジタル、人事、IT、保険、法務、ライフサイエンス、事務、不動産、営業、サプライチェーン、製造業)に精通した経験豊富なコンサルタントが、「正社員紹介」「契約・派遣社員」「採用アウトソーシング(RPO)」「ITソリューションズ(業務委託)」の4つのサービスを提供し、企業の人材採用と個人のキャリアアップを支援しています。
ヘイズについて
ヘイズ(本社:英国)は、グローバルな人材サービスを提供するスペシャリストの人材紹介会社です。2021年6月30日現在、世界33カ国と地域*、256 の拠点(総従業員10,800人)において、20の専門分野に特化したハイスキル人材サービスを提供しています。(*日本、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チリ、中国、コロンビア、チェコ共和国、デンマーク、フランス、ドイツ、香港、ハンガリー、インド、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、マレーシア、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、ロシア、シンガポール、スペイン、スウェーデン、スイス、アラブ首長国連邦、イギリス、アメリカ)
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