物価高で進むオフィス内節約「水筒・コンビニ控え」が定着。一方で「推し活・美容」は死守。5割が節約で耐える一方、投資・副業は一部に留まる【500名調査】
フリーランスエンジニア向けIT案件・求人検索サイトのフリーランスジョブ(https://freelance-job.com/)を運営する株式会社Hajimari(本社:東京都渋谷区、代表:木村直人)は、オフィスワーカー500名を対象に「物価高とオフィスワーカーの節約に関する実態調査」を実施しました。本調査では、物価高を受けてオフィス内で実践する節約行動など、働く人のリアルな状況が明らかになりました。

調査サマリ
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オフィス内節約「水筒持参」111人、「自販機・コンビニコーヒー控え」106人
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やめられない支出「外食ランチ」89人、「推し活」63人、「エンタメ費」59人
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ランチ予算500円未満が全体の約32%、「ランチを食べない」が22%
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賃上げがあっても「生活変わらない」最多の211人
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物価高への対応「節約」が約5割
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物価高補填、高年収層は投資で乗り切り、低年収層は節約
≪アンケート利用条件≫
1 調査結果は自由にご活用ください。但し情報の引用元として「フリーランスジョブ」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、引用元として、必ず下記リンクを設置してください。
URL:https://freelance-job.com/contents/news/%news_cat%/1740/
オフィスでの物価高対策、1位は「外食ランチ控え」、2位は「コンビニ控え」

オフィス内での物価高への対応として、最も多かった回答は「特に意識して対策していない」で153人でした。具体的な行動としては「水筒を持参し、飲み物を買わないようにしている」が111人、「自販機の飲み物やコンビニコーヒーを買わなくなった」が106人、「ランチの外食を控えている」が101人と続きました。
「お菓子や間食を買わなくなった」という人も83人おり、オフィス周辺での「つい買ってしまう消費」を抑制する動きが見られます。
また「光熱費削減のため、リモートワークを減らして出社している」と答えた人も60人いました。
コンビニ商品をみても、手軽な食事の代名詞であるおにぎりも物価高の影響を大きく受けています。原材料や物流費の高騰により、以前は100~150円が中心だったものが現在では安いものでも200円前後になるなど、1.5~2倍ほど値上がりをしています。
これまで節約の定番だったコンビニご飯も、物価高の影響を受けち会社員には厳しい出費となっているようです。弁当や水筒を持参する人の増加傾向にもつながっています。

推し活、エンタメ費、美容費はやめられない出費

一方で、物価高でも「やめられていない」支出としては、「外食ランチ」が89人で最多となりました。次いで「推し活・オタク活動」が63人、「エンタメ費(マンガ、本、動画サブスクなど)」が59人でした。また、「美容費(化粧品、美容医療など)」と「コンビニでのちょこちょこ買い」を挙げた人がそれぞれ53人、「カフェのコーヒー」を挙げた人が52人、「特にやめられないものはない」は223人となりました。
日々の利便性や精神的な充実感に直結する項目は、節約の対象になりにくいことが分かります。
ランチ代は500円未満が約31%。ランチを食べない人も22%

現在の平日のランチ予算を聞いたところ、最も多かったのは「ランチはほとんど食べない」で約22%となる110人でした。
ランチを食べている人の中では、「1,000円未満」が99人と最も多く、次に500円未満が続きました。300円未満が71人、500円未満が87人と、ワンコイン未満でランチをやりくりする人は全体の約32%でした。
飲み会、減らす人が多いが「そもそも行かない」が過半数

飲み会への影響について、「もともと飲み会にはほとんど行かない」と答えた264人を除くと、最も多かった変化は「節約のため、回数を減らした」で91人でした。次いで「仕事や人付き合いとして必要なので、特に変えていない」が66人、「回数は変えていないが、安い店を選ぶなど予算を抑えるようになった」が49人でした。
物価高の影響を受けても以前と変わらない、または増えたという人は30人に留まっており、飲み会に対してもシビアな取捨選択が行われています。
賃上げがあっても「生活はあまり変わらない」211人

ここ1〜2年での賃上げ状況を調査したところ、「あった(生活はあまり変わらない)」という回答が211人で最多でした。一方、「なかった」と答えた人は167人、「わからない」という人は85人でした。「あった(生活が少し楽になったと感じる)」とポジティブな変化を実感している人は37人にとどまっています。賃上げ自体は進んでいるものの、物価上昇のスピードが賃金上昇を上回っている、あるいは同等であるため、生活のゆとりには繋がっていない実態が浮き彫りになりました。
また、賃上げの有無を年収帯別に見ると、年収帯が低い層ほど賃上げがなく、また、賃上げがあっても生活が楽になっていないと回答する割合が多いことが判明しました。
約5割が物価高の負担を「節約」でカバー、投資や副業は一部に留まる

物価高による支出増の主な補填方法として、圧倒的に多かったのは「節約で何とか対応している」で246人でした。次に多かったのが「貯蓄を切り崩している」で90人、続いて「株式投資など資産運用」が59人でした。「賃上げや手当でカバーできている」という人は43人、「副業などで収入を増やした」という人は26人でした。
物価高補填、高年収層は投資で乗り切り、低年収層は節約や貯金切り崩し

物価高を補う方法を年収帯別に比べると、一部の行動に顕著な差が現れました。「節約」や「貯金を切り崩して」対応する人には年収500万円未満の層が多いという結果です。一方で、資産運用で自ら資産を増やしたり、賃上げや手当という仕事の報酬で対応する人においては、年収が500万円を超える層の割合が増えました。
年収が高い層は攻めの行動を実施するのに対して、年収が低い層では物価高に対し身動きが取れていない実態が浮かび上がります。
2026年の物価高対策は「投資」「自炊」「副業」

2026年に向けた今後の物価高対策を尋ねたところ、「投資を始める/増やす」が105人、「自炊を増やす」が104人、「副業を始めたい/増やしたい」が102人と、ほぼ同数で並びました。「転職を検討している」という人も59人います。一方で「特に何もする予定はない」と回答した人は228人でした。
現状維持を選択する層がいる一方で、自炊という「守り」と、投資・副業という「攻め」の双方から対策を講じようとする層が明確に分かれています。
まとめ
今回の調査では、賃上げが実施されても約42%(211人)が「生活はあまり変わらない」と回答しており、物価上昇のスピードが賃金上昇を上回っている厳しい実態が明らかになりました。
現状は約5割の人が「節約」で凌いでいる状況ですが、2026年に向けた対策としては、「投資」「自炊」「副業」を挙げる人が多数いました。従来型の「守りの節約」に加えて、副業や投資といった「攻めの収入増」を模索する層が一定数存在することは、働き方の多様化や個人の自律的なキャリア形成への意識の高まりを示唆しています。
一方で、推し活やエンタメ費といった精神的充実に直結する支出は削減されにくく、オフィスワーカーが経済的制約の中でも「削るもの」と「守るもの」を明確に線引きしながら生活をマネジメントしている様子が浮き彫りになりました。
当社は引き続き、多様な働き方の選択肢を提供することで、個人が自らの判断で収入とキャリアをコントロールできる環境づくりに貢献してまいります。
■調査概要
調査概要:物価高とオフィスワーカーの節約に関する実態調査
調査方法:インターネット調査(QIQUMOを利用)
調査時期:2025年2月
有効回答:会社員500名(20~50代)
≪アンケート利用条件≫
1. 調査結果は自由にご活用ください。但し情報の引用元として「フリーランスジョブ」の名前を明記してください。
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