田崎蟻 新作個展「2階の私の部屋」2025年11月1日(土)からGALLERY ROOM・A(浅草)にて開催

株式会社The Chain Museum(本社:東京都渋谷区、代表取締役:遠山正道、以下「The Chain Museum」)は、アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker(アートスティッカー)」が運営するコマーシャルギャラリーGALLERY ROOM・Aにて、2025年11月1日(土) 〜11月30日(日)の期間、田崎蟻の新作個展「2階の私の部屋」を開催いたします。
田崎の社会問題を取材して光と影を描くというこれまでの作風を踏まえつつ、本展ではより深い内面や自我に目を向けた新作を制作し、展示いたします。
※本展の出展作品はArtSticker限定で販売いたします。また全て「先着制」で2025年11月1日(土)AM8:00から販売受付をいたします。会期前にプライスリストをご希望の方はこちらまでお問い合わせください。
開催概要
アート・コミュニケーションプラットフォームArtStickerが運営するコマーシャルギャラリー、GALLERY ROOM・A で2025年11月1日(土)よりアーティストの田崎蟻による新作初個展 「2階の私の部屋」を開催いたします。
田崎蟻はこれまで、裁判傍聴や野生動物保護ボランティアなどを通して社会の現場を取材し、光と影をモチーフに油彩で作品を発表してきました。ニュースキャスターのように淡々と事実を描き出す一方で、その背後にある矛盾や揺れ動く感情をすくい取り、社会の奥行きを映し出してきました。
本展「2階の私の部屋」では、その社会的な視点を継続しながらも、より個人的なテーマへと踏み込みます。普段は他人を立ち入らせない、そして作家自身すら気づいていなかった“散らかった部屋”のような内面に目を向け、自我や存在そのものに挑む新作を発表します。
“田崎蟻”という存在の奥行きを多面的に探る試みを、ぜひ会場にてご高覧ください。

展覧会ステートメント
本展示タイトルの「2階の私の部屋」は、“田崎蟻“という私自身の深掘りを、さまざまな側面から試みる作品展示となります。新たな表現形式にも挑戦しながら、“田崎蟻“という作家の表現の拡張を試みます。
私はこれまでの作家活動において、光と影を主なモチーフとし、裁判傍聴や野生動物保護ボランティアといった社会問題の取材内容からテーマを定め、事実と齟齬がないようなるべく淡々と語るニュースキャスターのような感覚で、油絵の平面作品を制作・発表してきました。
今回はそういった「社会」を取材する視点の作品も継続しつつ、内面・外面的な自我、すなわち「私」という主観的かつ個人的なテーマを中心に制作した作品を展示いたします。
主観/客観が入り乱れる日常生活において、私は私が空っぽで、けれどパンパンに膨れ上がった風船のように感じ、自我という意識は存在しないのではないか、と思うことが多々あります。
他者との関わり合いの中で、自身の口から出た言葉も、自身の耳に届くころには音波の現象となっているような、そんな感覚で日々を過ごしています。私は「私」というモチーフを知覚することがとても困難で、だからこそ、作家として最も向き合わねばならない巨大なブラックホールのように感じていました。
普段は他人を踏み入れさせない上に、私自身ですら気付けていない、私の部屋の散らかった最もプライベートな部分にこそ着目し、さまざまな角度から挑戦する展示となります。
田崎蟻

作家プロフィール

田崎蟻 | Ari Tazaki
現在、東京藝術大学油画科3年。
2019年8月 高校生国際美術展 佳作受賞
2023年4月 東京藝術大学油画科 入学
2023年10月 Gallery美の舎学生選抜展2023最優秀賞受賞
2023年11月 東京藝術大学油画科1年4人によるグループ展「一蓮回廊」展 東銀座ヒコヒコギャラリー
2024年1月「私東京 vol.15 こわいろ」ABAB UENO 上野下スタジオ
2024年5月東京藝術大学油画科2年8人によるグループ展「穴」展 高円寺 gallery33
2024年6月「ABAB閉店大大大感謝祭ABAB UENO 上野下スタジオ
2024年8月 ブルーピリオド×CONVERSEコラボ「BLUE'S」
2024年9月 初個展「あなたの家の地下に棲むものです」
2025年2月 「CROSS OVER Vol.50」 Senso Art Gallery Cafe, Johor Bahru, Malaysia
2025年3月「あるところ展」原宿アートインギャラリー
2025年3月「田崎 蟻展」銀座 蔦屋書店インフォメーションカウンター前
2025年7月「キアスム」グループ展 aplloit
2025年8月「CROSS OVER group exhibition in hong kong from japan」香港 JCCAC 馬會創意術中心LO Gallery
2025年9月「ROOM 206 vol.3 “still alive”」渋谷ヒカリエ
アーティストステートメント
「何も分からないのが怖いから、目の前のあなたを暴きたい」という、等身大のコミュニケーションへの恐怖と意欲が表裏一体となったものが、私の制作コンセプトの原点です。主にキャンバス上に油絵具で、平面作品を制作しています。
そこから裁判傍聴や野生動物保護ボランティアといった取材を通し、個々人が集まり成り立つ「社会」という共同体の動きや、それによって引き起こされる事象や不条理、生まれる感情などというテーマに発展してきました。
主に「社会」というマクロな視点を軸に制作していましたが、自分自身の生活や「私」という存在など、ミクロな視点からも新たに作品制作に挑戦しています。
Instagram(@ari_ta_zaki)
Information
田崎蟻 新作初個展 「2階の私の部屋」
会期
2025年11月1日(土) 〜11月30日(日)
会場
GALLERY ROOM・A
住所
東京都墨田区本所2-16-5 KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS 1F STORAGE 1
電話番号
なし
開催時間
08:00〜23:00
休館日
会期中無休
観覧料
無料
アクセス
都営浅草線「浅草駅」徒歩8分 「本所吾妻橋駅」徒歩9分、都営大江戸線「蔵前駅」徒歩9分
会場URL
https://www.thesharehotels.com/kaika/
会場:GALLERY ROOM・A


アートストレージとホテルが融合した、新たな宿泊施設として知られる「KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS」。その1Fの「STORAGE 1」に2021年4月10日から新たにコマーシャルギャラリー『GALLERY ROOM・A』をオープンいたしました。
アートコミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」が企画・運営を行っています。ギャラリーは建物のエントランスに面した1Fスペースに位置し、宿泊者以外でも見ることができる開かれた場所として展開していきます。ギャラリーでの個展や作品販売だけではなく、ホテル客室での展示企画や、地域性を活かしたワ ークショップや宿泊プログラム、トークイベントなどを通じて、“アート”を多様な解釈の中で経験するための場所としていきます。
▽Instagram
https://www.instagram.com/galleryrooma_artsticker/
ArtSticker(アートスティッカー)について

株式会社The Chain Museumが運営する、アートに出会う機会と、対話を楽しむ場所を提供し、アート鑑賞の「一連の体験をつなぐ」プラットフォーム。著名アーティストから注目の若手アーティストの作品まで、幅広く収録。作品のジャンルも、インスタレーション、絵画、パフォーミングアーツなど、多岐にわたっています。
また、ArtStickerはデジタル上だけでなく、リアルでユニークな場所と出会うことで、アートやアーティストが世界と直接つながることを希求しています。
▽ArtSticker Webサイト
▽ArtSticker ダウンロードURL
App Store:https://apps.apple.com/app/artsticker/id1446438049
株式会社The Chain Museum概要
社名 :株式会社 The Chain Museum(読み:ザ・チェーンミュージアム)
所在地 :東京都渋谷区猿楽町17-10 代官山アートビレッジ3階 代官山TOKO
代表者 :代表取締役 遠山 正道
▽株式会社 The Chain Museum 公式Webサイト
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