コーヒー好きと燕三条の職人で共同開発 紙フィルター不要のコーヒードリッパー登場
入れやすく洗いやすい 時短でおいしい
家事に育児に仕事にと忙しい毎日でも「すきま時間にひと息つけるコーヒータイムをつくりたい」という思いから開発をスタートしました。時間に余裕がなくても無理なく使えるよう、実際の使用シーンを想像しながら検証し、おいしさに加え、毎日手軽に使い続けられる設計にしています。
茶こしをヒントにしたこだわりの「網」
フィルターの網は、ペーパーレスという手軽さを実現するために、茶こしの網から着想した形状にしました。一般的な茶こしが40メッシュのところ、250メッシュという非常に細かな網目で、コーヒーをおいしく、かつ粉が落ちない最適な網目を追求しました。網目を「綾畳織(あやたたみおり)」という特殊な編み方にすることで、粉が目詰まりしにくくお湯抜けのよさを実現しています。
汚れにくく洗いやすい手軽さ
さらに、1枚の板状の網から成型し、つなぎ目を極力減らすことで、汚れがたまりにくい設計にしました。使用後はドリッパーにたまったコーヒーの粉を捨てて、さっと水で流すだけで簡単に洗えます。繰り返し洗って使えるため、環境にやさしく経済的です。
製造には、コーヒーを入れたときにガタつかないようしっかり支えるスタンドや、細かな網目、円錐状の成型など、高い金属加工の技術が必要で、ほとんど職人による手作業で1つひとつ丁寧に製造しています。
原料高騰など乗り越え開発
利用者のみなさんは、商品開発の前にコーヒーの知識や基本の入れ方を学ぶ講習を実施したことで、より具体的な意見交換につなげました。原材料の高騰など、完成まで苦労の連続でしたが、ものづくりの町、新潟県燕市のメーカーと何度も試作を行い、理想の商品が完成しました。
■商品詳細
燕三条 ステンレスコーヒードリッパー
【通常価格】2,780円(税込3,058円)
■利用者参加型の商品開発
パルシステムでは、利用者の「こんな商品がほしい」という意見や、「よりよく、使いやすく」の声を元に、商品メーカーや商品担当者とともに商品づくりをする、参加型の商品開発や改善に取り組んでいます。
【組織概要】
パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信 政一
13会員・統一事業システム利用会員総事業2,530.9億円/組合員総数171.4万人(2023年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城栃木、パルシステム山梨、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
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