スクー、花王グループの全社員約3万人を対象としたDX人財育成を支援
DXスキル診断で学びの道筋を明確化し、組織全体のDXを推進
インターネットでの学びや教育を起点とした社会変革を行う株式会社Schoo(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:森 健志郎、以下「スクー」)は、花王株式会社(本社:東京都中央区日本橋茅場町 社長:長谷部佳宏 以下「花王」)の推進するDX人財育成施策「DXアドベンチャープログラム」において、全社員を対象としたDXスキル育成の全面的な支援に関しての取り組みを発表します。
■導入の背景
花王は中期経営計画において、「社員活力の最大化」を基本方針の一つとして掲げ、その実現に向けてDXを活用した業務の高度化を目指すとともに、DX人財育成を重要な取り組みとして位置づけています。この取り組みの一環として、「DXアドベンチャープログラム」が展開されています。
本プログラムは、社員一人ひとりがDXスキルを学ぶことができる体系的な学習環境を整備するもので、全社員約30,000人を対象に2023年に開始しました。開始から1年で、基礎コース修了者が14,000人を突破し、DX推進に向けた組織全体の意識改革とスキル向上に寄与しています。
花王の掲げる社員一人ひとりに公平かつ多様な成長機会を提供する「公平・絶対・多様自律」の人財育成方針のもと、全社一律の研修制度ではなく、個々の社員に最適な学びを提供するため、この度スクーを導入いただきました。
スクーでは、ビジネススキルをはじめ、コミュニケーションやリベラルアーツなど幅広いジャンルの8,500本以上の動画を提供し、企業内での自律型人材の育成や企業内の学びの文化醸成を目指し、研修から自発学習までサポートしています。
■導入内容
全社対象のDX研修のほか、管理職研修、階層別研修、部門別研修においても、スクーを導入いただいています。
花王のDXアドベンチャープログラムでは、「DX Beginner」コースは全社員必須受講とし、統一された基礎知識を動画コンテンツで学習いただくことで、多様な社員に一律の学びの機会を提供しています。「DX Intermediate」は、部門ごとの特性や業務内容に応じた内容をカスタマイズし、実践的なスキル習得を支援しています。さらに、プログラム受講前に自身のスキルを可視化できる「DXスキル診断」を実施し、個人の強みや課題を把握する機会を提供しています。これにより学習目標や指針を明確にし、一人ひとりに最適な学びを提供することで、組織全体でのDXスキル向上に寄与しています。
■導入の効果
全社員が一律にアクセス可能な学習環境を構築し、プログラム開始後の1年間で、基礎コース「DX Beginner」の修了者は14,000人以上に到達しました。さらに、基礎コースを修了後、多くの社員が次のステップである「DX Intermediate」に進み、約8,300人がすでに受講を完了しています。
またDXアドベンチャープログラム実施時に指定以外のコンテンツを自主的に受講した社員は全体の8割にのぼり、社員一人ひとりの自発的な学びが浸透しました。オンライン学習の特性を活かし、時間や場所を問わず学び続けられる柔軟な環境が整備されたことで、多くの社員が自己開発に積極的に取り組むことができました。
※自己開発とは、人生の目標や価値観を評価し、潜在能力を発揮するためのスキルや資質を継続的に高める行為を指します。
■花王導入事例
・「DXスキル診断」で自分の強み・弱みを把握してから学習に向き合う——3万人を超える社員に向けた花王のDX人財育成のチャレンジ
▶︎事例URL:https://schoo.jp/biz/casestudy/69
▶花王の人財戦略について
https://www.kao.com/jp/newsroom/news/release/2024/20240524-002/
■DXスキル診断について
「DXスキル診断」とは、経済産業省のデジタルスキル標準(※)に準拠した「DX基礎」と弊社が定義するDX人材に必要なスキルを基準とした「DX実践」で構成された全100問の診断で、個人、組織全体のDXスキルを可視化できます。定期診断を行うことで現在地と改善点を把握し、中長期的な組織の改革に活用いただけます。
相対的なDXスキルの把握が可能であり、自社内や他社の同年代・職種との比較ができます。また回答内容の分析結果については、契約企業においては管理ツールよりご覧いただくことができます。診断によって自身の課題を把握しやすくなり、学習の動機付けも促進されます。また診断結果からは、自身の強みや課題がグラフで可視化され、そこに合わせた個々に最適な学習内容が、スクーの提供する約8500本の授業動画からリコメンドされます。
オンライン研修サービス「Schoo for Business」の一機能として「DXスキル診断」をご利用いただくことができるため、診断から学習、育成まで一気通貫して提供することができます。
(※)2022年12月、経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公開
▼お問い合わせ先
■株式会社Schooについて
「世の中から卒業をなくす」をミッションに、インターネットでの学びや教育を起点とした社会変革を進めている。大人たちがずっと学び続けるオンライン生放送学習コミュニティ「Schoofor Personal」は2012年のサービス開始後、「未来に向けて、社会人が今学んでおくべきこと」をコンセプトとした生放送授業を毎日無料提供。過去の放送は録画授業として約8,500本公開中。法人向けには社員研修と自己啓発学習の両立を実現する「Schoo for Business」を提供し、学び続ける組織作りに貢献。登録会員数は約120万人、累計導入企業数は4,000社を突破。2014年から約43の大学・教育機関のDX化を支援。2021年9月には高等教育機関DXプラットフォーム「Schoo Swing」を提供開始。
全国約58の自治体との提携をはじめ、奄美大島と包括協定を行うなど地方エリアへの遠隔教育普及によって実現する「未来の暮らし」の確立も進めている。(※数字は2024年11月末時点累積)
会社名 :株式会社Schoo(スクー)
代表者 :代表取締役社長CEO 森 健志郎
設立 :2011年10月3日
所在地 :〒150-0032 東京都渋谷区鶯谷町2-7 エクセルビル4階
事業内容:インターネットでの学びや教育を起点とした社会変革
URL:https://corp.schoo.jp/(コーポレートサイト)・https://schoo.jp/(個人向けサイト)・https://schoo.jp/biz(法人向けサイト)・https://dx.schoo.jp/(高等教育機関向けサイト)・https://note.schoo.jp(公式note)
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