【SDGs推進×混雑抑制を両立】ケネディクス・オフィス投資法人と連携し、トイレ内サイネージから国際NGO「ウォーターエイド」を支援
〜トイレの混雑抑止メディア「AirKnock」を同社が保有するオフィスビル18物件に導入〜
■トイレ内サイネージを活用し、利用者の満足度向上やSDGs 目標6への寄与を目指す
トイレの混雑抑止メディア「AirKnock(https://corp.vacan.com/throne-airknock)」は、AIとIoTを活用し取得したトイレのリアルタイムの混雑情報と利用時間を、個室内壁面に設置したモニターに表示することで利用者の自主的な退室を促し、長時間利用を抑制するサービスです。また個室内に設置されたモニターを通して、施設からのお知らせや動画広告などを配信できます。
今回はトイレの混雑抑制による施設利用者の満足度向上や、SDGs目標6「安全な水とトイレを世界中に」の推進を目的として、同サービスをケネディクス・オフィスが保有するオフィスビル18物件に導入します。
ケネディクス・オフィスが資産運用を委託するケネディクス不動産投資顧問株式会社は、2021年に専門部署としてサステナビリティ推進室を設立しました。同室主導のもと、ケネディクス・オフィスにおいて、様々なサステナビリティへの取組みを進めています。具体的には、省エネ設備や実質再生可能エネルギー由来電力の導入といった、環境に配慮した物件の運用や、保有物件を介した地域社会への貢献など、幅広くサステナビリティに対する取組みをおこなっています。こうした取組みの一環として、今回の導入を決定しました。
(サービス導入で期待される効果)
・トイレの混雑抑制による利用者の満足度向上:
同サービスを使った実証実験では、オフィスで1個室あたり1日45分のトイレ利用時間の削減効果が確認されています。また「30分以上」の個室利用回数が64%減少、20分以上の利用は43%減、15分以上も29%減となるなどの効果を上げています。
※利用削減時間などは参考値であり、場所や環境によって変わる可能性があります
・SDGs目標6への寄与:
今回各施設で導入したサイネージから得られる広告収益の一部を、国際NGO「ウォーターエイド」に寄付する取り組みを実施いたします。利用者がトイレを利用すればするほど、同NGOが取り組んでいる「水と衛生」の領域に対するサポートに繋がります。これにより、物件としてSDGs目標6などへの貢献が期待できます。
■トイレの混雑抑止メディア「AirKnock」について
「AirKnock」は混雑具合に応じて広告の長さを自動で調整したり、滞在時間に応じて画面の表示を滞在抑制につながる表示に変更したりといった、バカンがこれまでに蓄積してきた技術やノウハウから生み出した特許技術(出願中含む)が多数用いることで、トイレの混雑抑制とメディア化を実現しています。全国のオフィスや商業施設を中心に、約8,000個室超に導入されています。また収益の一部をNGO/NPOに寄付するといった取り組みもおこなっています。
■ケネディクス・オフィス投資法人について
会社名:ケネディクス・オフィス投資法人
執行役員:桃井洋聡
所在地:〒100-0011東京都千代田区内幸町二丁目1番6号 日比谷パークフロント
■株式会社バカンについて
会社名:株式会社バカン
代表者:河野剛進
所在地:東京都千代田区永田町2−17−3 住友不動産永田町ビル2階
設立:2016年6月
バカンは経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業です。IoT、AIを活用してレストラン街やカフェ、トイレ、観光地、避難所、投票所などあらゆる場所の空き状況を検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信しています。また空き状況可視化だけでなく、混雑の抑制・管理などもおこなっており、空き/混雑情報を起点とした「待つをなくす」DXサービスを幅広く提供しています。
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