デルタ航空、全世界で新ユニフォームを導入
客室乗務員、空港スタッフ、整備スタッフなど、全6万4,000人の従業員が5月29日に一斉に着用を開始
【アトランタ、2018年5月29日】 – デルタ航空(NYSE:DAL)では、5月29日、就航地のうち最初に1日が始まるオーストラリアのシドニーに始まり、最も遅い時間帯の米ハワイ州のホノルルまで、全世界6万4,000人の客室乗務員、空港の地上職員、整備部門の従業員が新ユニフォームの着用を開始しました。ニューヨークを拠点に活躍するファッションデザイナー、ザック・ポーゼンがデザインし、米アパレルメーカーのランズ・エンド社が製作した新しいユニフォームは、革新的なフィット感と美しいフォルム、機能性を合わせもち、デルタ航空を新しい時代に導くものになっています。
客室従業員や空港の地上職員などのユニフォームの刷新は、2006年以来となる12年ぶり、整備部門や貨物部門などのランプで働く職員の制服は2000年以来18年ぶりとなります。
今回のユニフォーム・コレクションは、デルタ航空のブランドを体現するもので、伝統的なアメリカの航空会社のイメージから脱却し、洗練された魅力を加えています。制服を着用する従業員は活動量が多いため、洗濯機で洗える手入れのし易さも同時に実現しました。
メインカラーに選ばれたアメリカのパスポートのような濃い紫色「パスポート・プラム」は、あらゆる肌色となじみが良く、威厳のあるコレクションのベースとなっています。過去30年間、デルタ航空のユニフォームは他の米系航空会社と似たような紺色と赤色を使用していましたが、今回他社との差別化を図るため、パスポート・プラムに加えて、クルージング・カーディナル(深い紅色)、グランドスピード・グラファイト(濃いグレー色)、スカイライン・スレート(グレーがかった濃い青色)、トラベリング・シスル(薄紫、アザミ色)などを用い、上質なサービスを体現するユニフォームが完成しました。
また、ポーゼン氏とチームは、革新的な生地と技術を融合することを目指し、女性用ブラウスの襟を、飛行機の翼をイメージした形にしたり、従業員の提案でペン用のポケットをつけるなど、機能性も持たせています。
デルタ航空の最高経営責任者、エド・バスティアン(Ed Bastian)は次のように述べています。「デルタ航空を代表する顔として日々活躍する従業員が、高品質でスタイリッシュ、かつグローバルな洗練性を兼ね備えた新しいユニフォームを着用することは大変喜ばしいことです。新しいコレクションは、異なる部門の制服に、これまでにないほどの統一感を持たせています。ひとつのチームとして働くチーム・デルタを体現するユニフォームといえます。」
新ユニフォームは、デザインの各工程で従業員の意見を取り入れました。ザック・ポーゼンとランズ・エンドのデザインチームは、従業員対象のフォーカスグループ調査を百回以上実施し、仕事中の従業員に密着し現場でのニーズを把握しました。そして、3万件を超えるアンケートから改善点を導き出し、合計170箇所以上の変更を加えました。直近の3ヶ月には、各部門1,000人の従業員が業務中に着用し、それぞれの体型や様々な環境での作業に適しているかを最終確認しました。
ザック・ポーゼン氏は、「デルタ航空のようなグローバルな航空会社のユニフォームをデザインさせていただき、大変光栄です。航空会社の制服は、革新的な技術や素材を取り入れながら、グラマラス(華やか)であって欲しいと考えました。実際に業務中の従業員に張り付いて、彼らの仕事内容や環境を理解し、彼らの意見を聞くことは、私の調査とデザインに不可欠なものでした。従業員の皆さんがひとつのチームとして引き立つような色や形を用い、最新かつ最高の生地を使ったユニフォームを作ろうと思いました。最終的には、エレガントながら着心地が良く、着ると元気が出るようなユニフォームができました。デルタ航空の新時代を象徴するようなユニフォームを、従業員とともに作り上げたことを誇りに思います」と述べています。
ザック・ポーゼンについて
ニューヨーク出身で、若くしてデザインの教育を受け、16歳でニューヨークの名門パーソンズ・スクール・オブ・デザインに学び、その後ロンドンのセントラル・セント・マーチンズに入学。2001年にモダン・アメリカン・グラマーをテーマにしたファーストコレクションを発表し、クチュールの技術と新たな革新を融合させました。デビューから2年後にはファッション界の著名な賞であるアメリカファッション協議会(CFDA)アワードの「ペリー・エリス賞」を受賞。現在ザックは、その職人的なクラフトマンシップ、身体構造を重視したデザイン、テキスタイルの巧みな利用で世界的に知られています。普段着からスーツ、レッドカーペット用のイブニングウェアまで、洗練された女性らしいセクシーさ、独特な魅力に溢れています。女優のユマ・サーマン、グウィネス・パルトロウ、クレア・デーンズ、リアーナや、ミシェル・オバマ元大統領夫人などに愛用されており、レッド・カーペットにも頻繁に登場しています。コレクションには、メインラインのザック・ポーゼンのほか、バッグやアクセサリー類、サングラスなどの小物、ファインジュエリーを扱うブランド(ZAC Zac Posen、Truly Zac Posen)を展開しています。
また、ファッションモデル、女優のハイディ・クルムが司会を務め、ファッション・エディターのニーナ・ガルシアが出演するデザイナー発掘リアリティショー「プロジェクト・ランウェイ」で審査員を務めているほか、ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)のウィメンズラインのクリエイティブ・ディレクターを務めています。ザック・ポーゼンに関する詳しい情報は、フエイスブックwww.facebook.com/officialzacposen、ツイッター@zac_posen、インスタグラム@zacposen and @zaczacposenでご覧いただけます。
デルタ航空について
デルタ航空は年間約1億8,000万人以上の搭乗者数と広範なネットワークを持つ航空会社です。フォーチュン誌の「2017年世界で最も賞賛される企業リスト」の航空業界部門(2016 World's Most Admired Companies Airline Industry List)において、7年間で6度目の1位を獲得し、「世界で最も賞賛される企業」トップ50社にも選ばれたほか、米ビジネストラベルニュース誌調査で初の6年連続トップに選ばれました。デルタ航空およびデルタ・コネクションは、世界59カ国、323都市に向けてフライトを運航しています。米国ジョージア州アトランタに本社を置き、世界で8万人超の従業員を擁し、800機以上の主要機材を運航しています。航空連合(アライアンス)「スカイチーム」の創立メンバーであり、大西洋路線においてはエールフランス-KLM、アリタリア-イタリア航空、およびヴァージン アトランティック航空と共同事業を展開しています。アトランタ、ボストン、デトロイト、ロサンゼルス、ミネアポリス/セントポール、ニューヨーク(ラ・ガーディアおよびJFK)、ソルトレイクシティ、シアトル、アムステルダム、パリ(シャルルドゴール)、ロンドン(ヒースロー)、東京(成田)をハブ空港および主要マーケットと位置づけ、提携航空会社と合わせて一日に1万5,000便以上のフライトを運航しています。機内および空港での顧客エクスペリエンスの向上を目指し、空港施設や機内プロダクトの改善、サービス向上とテクノロジー導入に数十億ドルを投資しています。詳しくはホームページdelta.comをご覧ください。
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