ペット相談可物件が多く家賃が安い駅ランキング(東京都23区)をLIFULL HOME'Sが発表!
2月22日は「猫の日」、ペット相談可物件は年々増加傾向に!
- 猫の新規飼育者数はコロナ前の2019年に比べ増加!
一般社団法人ペットフード協会が2021年に行った「全国犬猫飼育実態調査(※1)」によると、『犬・猫ともにコロナ前よりも新規飼育者数が増加しているが、猫の飼育頭数はコロナ前の2019年の約876万4千頭に比べ、1年以内の新規飼育者数が約894万6千頭に増加した』という調査結果を出しています。
また、同協会が2022年に行った最新の調査においても『猫の新規飼育者数は約883万7千頭と、昨年からは減少しているものの、コロナ前よりも増えている』という結果を出しています。
(※1)「全国犬猫飼育実態調査」
2021年調査結果:https://petfood.or.jp/topics/img/211223.pdf
2022年調査結果:https://petfood.or.jp/data/chart2022/index.html
- 絶対条件のTOP20の東西比較では「ペット相談可」は、近畿圏で4位、首都圏で6位に!
この結果からも、もともとペットを飼っていて引越しをする人はもちろんのこと、コロナ禍でペットを飼う人が増えて、引越しや新居を探す際の絶対条件に入っている可能性があることがうかがえます。
(※2)「特許取得の『できれば検索』!東西『絶対条件/できれば条件』ランキング」
https://lifull.com/news/25118/
- 「ペット相談可物件」割合の月別推移は2020年から4.3%増加。しかし、その数はまだ少ない?
ペットも「家族の一員」としての位置づけになってきており、こうしたニーズの高まりを、物件を貸す側も意識しているといえます。
- 実際に「ペット相談可物件」を探してみて感じたこと1位「物件数が少ない」、2位「家賃が高い」
実際にペット相談可物件を探したことがある243人に、「物件探しをしていて感じたこと」を調査したところ、1位「物件数が少ない」、2位「家賃が高い」、3位「サイズや頭数に制限がある」という結果に。1位の「物件数が少ない」については圧倒的票数が集まりました。
ペット相談可物件の割合は増加傾向にあるものの、まだ大きな課題であることがうかがえます。
【調査概要】
調査実施期間:2022年12月5日(月)~12月12日(月)
調査対象者:ペット可物件を探したことがある方
調査方法:インターネット調査
有効回答数:243人
- 都内の「ペット相談可物件」の平均家賃は、それ以外の物件と比較して約1〜3万円も高かった!
すると、単身者向け(5〜34㎡)では、ペット相談可以外の平均家賃が86,026円なのに対して、ペット相談可物件は98,804円と12,778円高いという結果になりました。
ファミリー向け(35〜100㎡)では、ペット相談可以外の平均家賃が176,175円に対して、ペット相談可物件は203,546円と、こちらも27,371円高いという結果になりました。
- 1位は葛飾区の四ツ木、2位は足立区の青井。物件数では3位の浮間舟渡が最多!
1位は葛飾区にある「四ツ木駅」で、家賃相場はランキング唯一の7万円台。ドッグカフェやトリミングサロン、動物病院などペット施設もあります。
2位は足立区にある「青井駅」で、約100種880株の色とりどりのバラが出迎えてくれる「青和ばら公園」など沢山の公園があります。
3位は北区にある「浮間舟渡駅」で、ペット相談可物件数がTOP10内で最も多かった駅です。こちらの駅も、浮間公園や荒川の河川敷などがあります。
TOP10には京成押上線の駅が4駅ランクインしており、家賃を抑えてペットを飼いたい方は注目すべき路線といえます。
- 保護猫活動をするLIFULL HOME'Sスタッフが「猫と暮らす際に気を付けたい」ポイントをピックアップ
① 脱走/侵入防止
・脱走防止のため、玄関のドアと室内の間に扉があることが重要です。窓にも柵を設置し、網戸も破られにくいペット用のものにするなど対策をしましょう。
・猫はどこにでも飛び乗ります。衛生面だけでなく誤食などの安全面からもキッチンとリビングが分かれている間取りを候補に入れても良いかもしれません。
② 運動不足解消
・広さも大切ですが、猫の場合は高低差を付けるのも大切です。キャットタワーやキャットウォーク、家具などで高低差をつけ、運動不足を解消できるようにすると良いです。
・特に子猫や若い猫の場合は元気に走り回るため、防音対策がされている物件を探したり、カーペット敷いたりするなど対策を行うことも大切です。
③ 日当たり、気温
・猫にとって広さよりも重要なのが日当たりです。日向ぼっこができる日当たりの良いお部屋を選びましょう。
・温度のコントロールも大切なポイントです。エアコンが設置されている物件を選ぶと、設置の負担がなくなる
のでおすすめです。
④ 室内の工夫
・日当たりの良い場所でくつろげるようにしてあげることの他に、外を眺められる環境も猫にとっては理想的です。
腰高窓がある部屋を選んだり、もし無かった場合は窓付近にキャットタワーなどを設置すると、高い位置から外を眺めたり、お昼寝したりして過ごします。
・トイレと食事スペースはある程度離す必要があるため、設置できる広さがあるかチェックしましょう。
・なるべく壁紙で爪とぎをされないよう、専用の爪とぎを用意してあげるなど工夫をしましょう。
・観葉植物や花を置く場合は、猫にとって毒性のあるものも多いです。事前によく調べてから設置しましょう。
⑤ 周辺環境
・動物病院が近くにあることや地域のペットシッターさんなども調べておくことは、いざというとき安心です。
・猫は大きな音で非常にストレスを感じると言われています。大きな騒音がある立地は避け、穏やかに過ごせる環境を選びましょう。
- 保護猫活動をするLIFULL HOME'Sスタッフ 大竹美沙子(おおたけみさこ)コメント
今まで数匹の猫と暮らした経験から、猫も人間と同じように、好奇心旺盛な子や臆病な子など性格は様々です。それぞれの個性を受け入れ、楽しんで暮らすことが大切だと感じています。
もちろん、ペットと暮らすということは、お金も手間もかかりますし、人間の思い通りにならないことの方が多いかもしれません。だからこそ、大切な家族の一員として、全てのことに責任を持つ覚悟が必要です。
それでも、猫との暮らしは最高でかけがえのない日々です。窓辺で日向ぼっこをしている姿を見ると、本当に穏やかで幸せな気持ちになります。ひとりでも多くの方が、猫との素敵な暮らし送っていただけることを願っています。
そして、保護猫と暮らすという選択肢も入れていただけると嬉しいです。
- LIFULL HOME'S について(URL:https://www.homes.co.jp/)
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