派遣スタッフのモチベーション向上、就業継続の意向に影響 派遣先からのフィードバックを重視するのは39.5%
~ 2024年10月より定期評価制度をリニューアル、全国で運用を開始 ~
パーソルテンプスタッフ株式会社(本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長: 木村 和成、以下パーソルテンプスタッフ)は、2024年10月8日~9日に、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県にお住まいの派遣ではたらく方々を対象に「派遣社員に関する調査」を実施、派遣スタッフのモチベーション向上や就業継続の意向に影響を与えることを理由に、派遣スタッフが派遣先からの仕事ぶりや今後の期待に関するフィードバックを重視する傾向があることがわかりました。
当社は派遣スタッフのモチベーションや処遇向上による、安定就業や業務価値・パフォーマンスの向上を目指し、2024年10月より派遣スタッフの定期評価制度をリニューアルし、全国で運用を開始しました。
■派遣社員に関する調査結果の概要
派遣というはたらき方で幸せを感じるのは「時給が上がるとき」40.3%、そして「派遣先から頼られていると実感したとき」28.5%、「感謝の言葉をもらったとき」26%、「自分の能力やスキルを認めてもらえたとき」23.3%、「希望した勤務条件で仕事ができるとき(勤務地・在宅勤務・時間・時給など条件)」23.3%の順となっています。
一方で「幸せを感じるときはない」19.5%という回答も一定割合あり、派遣社員の状態を把握し適切な対応をしていく必要があることがわかりました。
また「派遣先からの仕事ぶりや今後の期待に関するフィードバックを重視する」39.5%、「どちらともいえない」39.5%と同率となっています。重視するかどうかの理由として「モチベーションアップにつながるから」「自分の仕事の質やパフォーマンスを客観的に評価してもらえるから」「同じ派遣先で就業継続したいかどうかの参考になるから」といった回答が上位に並びました。
一方「どちらともいえない」層に対しては、派遣先からのフィードバックへの関心を高めたり、派遣社員自ら学びや新しいことに挑戦しようとするモチベーションを醸成していくための仕組みづくりの必要性を再認識しました。
さらに、仕事ぶりや今後の期待に関するフィードバックを受けたい点は「業務の正確さ(業務品質)」52%に続いて、「業務の処理量とスピード」45%、「業務上の姿勢(責任感)」35.8%という結果になっています。
これらを踏まえると、定期的な評価の仕組みを導入することで、スタッフの成長機会を見つけ出し、スタッフがやりがいを持ってはたらけるようになることで定着率が高まり、長期就業継続に繋がると言えます。
<派遣社員に関する調査結果の詳細>
Q1.あなたは派遣というはたらき方で、どのような時に幸せを感じますか。あてはまるものをすべてお知らせください。(複数回答可)
Q2.あなたは派遣先からの、あなたの仕事ぶりや今後の期待に関するフィードバックをどれくらい重視していますか。
Q3.派遣先からのあなたの仕事ぶりや今後の期待に関するフィードバックをQ2とお答えになった理由をすべてお知らせください。(複数回答可)
Q4.もし、あなたの派遣社員としてのあなたの仕事ぶりや今後の期待に関するフィードバックを受けるとしたら、どのような点について受けたいと思われますか。あてはまるものをすべてお知らせください。(複数回答可)
調査概要
現在派遣ではたらく400名(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県にお住まいの方)を対象に、派遣スタッフの評価に関する意識についてインターネット調査を実施しました。
調査名:派遣社員に関する調査
調査方法:楽天インサイトのインターネット調査
調査企画:パーソルテンプスタッフ株式会社
調査期間:2024年10月8日(火)~10月9日(水)の2日間
調査対象:東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県にお住まいで現在派遣スタッフとして就業中の方
有効回答数:n=400
■派遣スタッフの新たな定期評価制度の導入について
パーソルテンプスタッフでは派遣スタッフの評価制度の見直しを行い、今年10月より新たな定期評価制度を全国でスタートしました。新定期評価制度は、派遣スタッフ個人の成長を支援するとともに、安定就業やパフォーマンス向上に繋げ、派遣先企業への貢献度を高めることに重点を置いています。
(1)派遣先からのフィードバックを活用した総合評価
派遣先企業から提供される情報を基に、派遣会社としての評価を行い、その結果を派遣スタッフにフィードバックします。評価内容には派遣先担当者からのメッセージも含んでおり、これによりスタッフは自分自身の仕事ぶりを客観的に振り返ることができるとともに、安心感や、自己の強みや得意を活かした派遣先での貢献意欲の向上が期待されます。
(2)評価コメントのフィードバック
従来は、営業担当が年1回、主に対面・口頭の形式で、派遣スタッフに評価・フィードバックを行っていました。新定期評価制度では、面談に加えて一人ひとりにデータとしてお渡しし、自身で振り返りができるようになります。
派遣先・派遣スタッフ・派遣会社の3者の手元にデータが残ることで、評価やフィードバックの抜け漏れを防止し運用の平準化を図るとともに、各自が振り返りを通して課題を認識し、スキルアップやキャリア開発を促し、安定就業やパフォーマンス向上、派遣先企業への貢献度を高める好循環を実現します。
(3)評価を年2回実施し、スキル支援・さらなる待遇改善を図る*1
より直近のスタッフのはたらきぶりを評価するため、派遣スタッフの評価およびフィードバックを年2回実施。派遣スタッフの成長を支援し、派遣先企業への提供価値を高めることに繋げます。
*1:就業中かつ評価対象となっているスタッフに限る
パーソルテンプスタッフでは、派遣先企業、派遣スタッフのより良い関係構築を支援するとともに、派遣スタッフ一人ひとりがその能力を存分に発揮し、派遣先企業への高い価値提供に繋げます。これにより、“はたらくWell-being”創造カンパニーとして、すべての人の「はたらいて、笑おう。」の実現を目指してまいります。
■パーソルテンプスタッフ株式会社について< https://www.tempstaff.co.jp/ >
パーソルテンプスタッフ株式会社は、人材派遣、紹介予定派遣、アウトソーシングなどの人材サービスを提供しています。2017年7月より、テンプスタッフ株式会社からパーソルテンプスタッフ株式会社へ社名変更。パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、グループの総力をあげて、労働・雇用の課題解決を通じ、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
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