バリューベースプライシングリサーチ第二弾~PSM分析が微妙・・・それは「誰に聞くか」の問題なのでは~

株式会社ネオマーケティング

生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティングでは、世の中の動向をいち早く把握するために、独自で調査を行なっております。今回、日本の男女20₋40代750人を対象に、弊社のバリューベースプライシングに関する仮説を検証するべくインターネットリサーチを実施いたしました。
今回の調査設計・分析担当者
吉原 慶
ストラテジックリサーチャー

マーケティング会社を経て、上場企業のマーケティングリサーチ会社に移籍。
リサーチャーのチームを立ち上げ、マネージャーと従事。リサーチの書籍も出版。
2022年ネオマーケティング(エキスパートG)に合流し、ストラテジックリサーチャーとして「リサーチを起点に、デジマ・PRグループとのシナジーを生み出す」ことをミッションに活動。
同年10月にマーケティングリサーチソリューションDivを新設しマネージャーを兼務

■調査背景
リサーチで価格を決めたいけど、結局意思決定できるようなリサーチ結果が得られないというケースは少なくありません。
プライシングリサーチで代表的な手法にPSM分析があります。
これは非常に分かりやすいものの、想定・実態とかけ離れた結果がでることも多々あります。
このような背景から、バリューベースプライシングリサーチ研究会を発足し、価値ベースのプライシングが実現できるリサーチの方法を追求することとしました。
今回はその第二弾になります。

前回)第一弾:Netflixで検証
今回)第二弾:ネオマーケティングの自社企画開発新商品(サプリメント)で検証
次回)計画中

■調査概要
調査の方法:ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したウェブアンケート方式で実施
調査の対象: 全国、20-40代男女750人
調査実施日:調査期間:2022年10月12日(水)~10月14日(金)
サンプルサイズ:

◆検証仮説
現在の市場価格を理解していない人は、価値を正確に価格換算できないため市場価格を理解しない人に「いくらの価値」があるかを聞く意味はないのでは?
PSM分析が有効に活用できない、実態と乖離している等といわれているのは、市場価値を理解していない人にも聞いているために「ブレている」だけなのではないか?


◆「バリューベースプライシング第二弾」主なトピック

同一カテゴリユーザーで市場の価格相場を理解している人が価値を価格換算できる
(1)価値を価値換算できない人はノイズになる
(2)価値を価値換算できない人は全体の価格感を下げる要因になる
(3)同一カテゴリーユーザーで市場価格が分かっている人の受容価格がバリューベースプライス

■バリューベースプライシングを実現するための2W


■調査結果
乳酸菌サプリユーザーの市場価格理解者は発売価格以上の価値を価格換算する
 


■提示素材
弊社が企画開発し発売した乳酸菌サプリ「おなかはかせ」の特長を提示し価格を調査


■だれに聞くのがよいか?
価値を価値換算できない人が入ると全体の受容価格は低くなる
同一カテゴリ(乳酸菌)サプリユーザーで市場価格を理解している人の受容価格が最も高い
同一カテゴリユーザー>商品カテゴリユーザー、市場価格理解者>非理解者


■特長を小出しにすると?
世界中で研究されている「乳酸菌ラムノサス」が配合された栄養機能食品のサプリメントの特長が最も支持されている


■<参考>広告が入るとしたら?
市場価格理解者は発表価格と肉薄・・・非理解者をいれると下がってしまう


※「バリューベースプライシングリサーチ研究第一弾」の調査結果より抜粋
(URL:https://neo-m.jp/investigation/3789/






■この調査で使用した調査サービスはコチラ
ネットリサーチ:https://neo-m.jp/research-service/netresearch/
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<例>「生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なうネオマーケティングが実施した調査結果によると……」
■「ネオマーケティング」
URL:https://neo-m.jp/
 

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会社概要

株式会社ネオマーケティング

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URL
https://corp.neo-m.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区南平台町16-25 養命酒ビル
電話番号
03-6328-2880
代表者名
橋本 光伸
上場
東証スタンダード
資本金
8518万円
設立
2000年10月