日本代表として出場した第一園芸チームが世界第3位受賞!
バラの都フランス・ロワール地方で開催された花の世界大会「アート・フローラル国際コンクール2025」で審査委員長から「技術はナンバーワン」と高い評価を受ける
花と緑に関する事業を展開する第一園芸株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:山村勝治、三井不動産グループ)は、2025年7月8日(火)~9日(水)にフランス・ロワール地方で行われた花の世界大会アート・フローラル国際コンクール2025に日本代表として出場し、世界第3位を受賞しました。


■アート・フローラル国際コンクールとは

「アート・フローラル国際コンクール」はフランスのロワール地方にあるバラの生産が盛んな村ドゥエ・アン・アンジュを舞台とし、1989年に若きフラワーアーティストの可能性を試す場として創設されました。
現在はヨーロッパを中心とするフラワーアーティストの登竜門として重要な役割を果たしており、各国の代表によって芸術性や装飾能力が競い合われる国際大会です。今回は12か国が参加しました。
会場は19世紀までこの村の洞窟住居として使われていた洞窟で、広い洞窟空間の中から抽選で割り与えられた区画に、バラの生花1,000本を使用したスケールの大きなフラワーアートを制作することが条件となります。
今年のテーマは「バラとコミックス(漫画)」。各国代表が芸術性や装飾能力を競い合い、2日間で作品を作り上げました。
■Flower Art Award 2025 in TOKYO MIDTOWNでグランプリを受賞した新井・川口を中心に第一園芸チームで参戦、世界第3位を受賞!技術力が高く評価される

2025年3月に開催された「Flower Art Award 2025 in TOKYO MIDTOWN」で新井光史・川口太聞ペアがグランプリを受賞※し、この度アート・フローラル国際コンクールにおいて、日本代表として世界第3位の成績を残しました。
川口は花の世界に入ってまだ2年ですが、社内コンテストで優秀な成績を残し、コンペティション出場権を勝ち取り優勝、本大会に出場しました。
第一園芸チームは新井光史を監督として、優勝メンバーの川口太聞に、久米井夏実、石川桃子と伊勢丹新宿店店長の市村亨を加えチームを編成。第一園芸の教育機関である第一園芸アカデミーで全面的にバックアップを行いました。
フランス国家最優秀職人章フラワーアート部門選出のドゥカン審査委員長からは「技術はナンバーワン。大変優れていて素晴らしい」との評価をいただきました。
結果は優勝ラトビア、2位イタリア、3位日本、4位ウクライナ、5位エストニア、6位フランス、7位スペイン、8位ベルギー、9位スロベニア、10位オランダ、11位スロバキア、12位クロアチアとなりました。
※プレスリリース『アートコンペティションFlower Art Award 2025 in TOKYO MIDTOWNで 第一園芸の 新井・川口ペアがグランプリを受賞!日本代表としてフランスで開催の世界大会に出場へ!!』
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000293.000028146.html
■チーム監督 新井光史コメント


日本のカルチャーを象徴する、海を渡った日本の言葉である「MANGA」を、ゴールドの吹き出しとコミックス型にいけたバラで表現。こぼれ落ちたバラはMANGAから現実の世界へ飛び出し、世界を魅了するイメージでデザインしました。バラ一輪一輪を丁寧にいけ、一番美しく見える角度や美しいグラデーションにこだわりました。メンバー同士リスペクトしながら、より良い作品になるよう意見をしっかりと伝えあい、作品づくりに活かすことで、世界第3位を受賞することができたと思います。
■第一園芸チームメンバー プロフィール

監督:新井光史
フローリスト日本一を決めるジャパンカップで内閣総理大臣賞を受賞したトップデザイナー。
国内外におけるデモンストレーションやワークショップなど、日本を代表するフラワーデザイナーの一人として、幅広く活動中。
川口太聞
日本一周を機に花の世界へ入り2年。社内コンテストで優秀な成績を残しコンペティション出場権を勝ち取り優勝、本大会に出場した。帝国ホテル 大阪フラワースタジオ所属のフローリスト。
久米井夏実
オランダの国家認定資格であるDFA(Dutch Flower Arrangement)を所有。ウェディングフラワーコーディネーターとして10数年間、流行に敏感な世代の顧客が多いゲストハウスやホテルで活躍し、現在は商品企画を担当。
市村亨
伊勢丹新宿店店長。幼少期より母や祖母が嗜む生け花に触れ、草花に興味をもちフローリストを志す。ヴィクトリーブーケデザインコンテストにて金賞を受賞。
石川桃子
フランス・パリで活躍するフラワーアーティスト、エルベ・シャトランに師事。ブーケづくりやフラワーデコレーションを学んだパリのエスプリを知るフローリスト。
■アート・フローラル国際コンクール2025について
フランス有数のバラの生産地であるドゥエ・アン・アンジュで1959年から開催されている「バラの日」のお祭りで開催される花の国際コンクール。バラの日のお祭り期間は500品種以上ものバラが洞窟内に展示され、一般に公開されます。障害を持った子供たちを援助するなど社会活動にも大きく貢献している大会。毎年、日本代表選考会としてFlower Art Award in TOKYO MIDTOWNが開催されています。
WEB:https://www.journeesdelarose.com/
■第一園芸アカデミーについて
今回出場した川口太聞は、花の世界に入ってまだ2年ですが、社内コンテストで優秀な成績を残し、コンペティション出場権を勝ち取り、世界大会に出場しました。第一園芸は、経験値にかかわらず実力と知識を備えた若い人材を育成し、コンテスト出場等の機会を今後も提供していきます。また、社内教育機関「第一園芸アカデミー」により技術レベルのさらなる向上や、コンペティションへの積極的な社員の参加を推奨。フローリストとしての能力を向上させる取り組みを行い、花と緑のプロフェッショナルとして花き業界のトップランナーであり続けます。
第一園芸アカデミーについてのニュースレターはこちらから
https://www.daiichi-engei.jp/wp/wp-content/uploads/2022/04/0ce9d3711ec438b3b8f28fc1f11ccf4e.pdf
■第一園芸株式会社 概要
第一園芸は、花と緑のプロフェッショナルとして創業127年を迎える、三井不動産グループの企業です。店舗やオンラインショップでの個人/法人向け商品の販売、婚礼装花、オフィスビルや商業施設などの都市緑化や公園・庭園などの造園・管理を手がける緑化事業、季節の空間装飾事業など、幅広い事業を展開しています。今後も第一園芸は花と緑に囲まれ豊かで潤いのある、そして持続可能な社会の実現を目指して挑戦しつづけます。
所在地:東京都品川区勝島1丁目5番21号 三井物産グローバルロジスティクス勝島20号館
代表者:代表取締役社長 山村勝治
創業:1898年(設立1951年)
資本金:4億8千万円
株主:三井不動産株式会社(100%)
URL: https://www.daiichi-engei.jp/
公式Facebook:https://www.facebook.com/daiichiengei/
■三井不動産グループのサステナビリティについて
三井不動産グループは、「共生・共存・共創により新たな価値を創出する、そのための挑戦を続ける」という「&マーク」の理念に基づき、「社会的価値の創出」と「経済的価値の創出」を車の両輪ととらえ、社会的価値を創出することが経済的価値の創出につながり、その経済的価値によって更に大きな社会的価値の創出を実現したいと考えています。
2024年4月の新グループ経営理念策定時、「GROUP MATERIALITY(重点的に取り組む課題)」として、「1.産業競争力への貢献」、「2.環境との共生」、「3.健やか・活力」、「4.安全・安心」、「5.ダイバーシティ&インクルージョン」、「6.コンプライアンス・ガバナンス」の6つを特定しました。これらのマテリアリティに本業を通じて取組み、サステナビリティに貢献していきます。
【参考】
・「グループ長期経営方針策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/innovation2030/
・「グループマテリアリティ」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/approach/materiality/
・「& EARTH for Nature」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/business/development/earth/for-nature/
《本件に関する報道関係からのお問い合わせ》
第一園芸株式会社 ブランド推進部 谷中
Tel:03-6404-1501 / Mail:info_pr@daiichi-engei.co.jp
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像