学校法人文京学院100周年記念 創立者・島田依史子の自叙伝『信用はデパートで売っていない ‐教え子とともに歩んだ女性の物語‐』
2024年3月11日(月)より全国の書店、オンラインにて発売開始
本書は、わずか22歳で文京学院の前身となる「島田裁縫伝習所」を創立し、女子教育の推進、発展に奔走した、島田依史子の人生を描いています。全国の書店、オンラインにて3月11日(月)より販売いたします。是非お手に取ってご覧ください。
書籍『信用はデパートで売っていない -教え子とともに歩んだ女性の物語-』概要
島田依史子は、戦前戦後を通じて、知識や経済力がないがゆえに、多くの苦労と不幸を負っていた女性たちの味方になろうと、その時代には理解が得難いような、女子実業教育としての商業教育、専門学校としての臨床検査、短期大学での英語教育へ果敢に挑んできました。本書では、独力で女子教育の場を切り拓いた、希代の女性教育者・島田依史子の意志と覚悟を、本人の言葉で綴っています。
2024年に100周年を迎える学校法人文京学院。現在では、文京学院大学ふじみ野幼稚園・文京学院大学文京幼稚園・文京学院大学女子中学校 高等学校・文京学院大学・文京学院大学院と、幼稚園から大学までと学ぶ場を広げ、多くの学生を輩出しています。文京学院の礎ともなる物語を是非ご覧ください。
書名 :信用はデパートで売っていない ‐教え子とともに歩んだ女性の物語‐
著者 :島田依史子
定価 :1,600円(税別)
発売日:2024年3月11日(月)
頁数 :256ページ
版元 :講談社エディトリアル
コード:ISBN978-4-8677-134-2
<著者:島田依史子(しまだ・いしこ)>
明治35(1902)年2月16日、東京市本郷区に生まれる。東洋家政女学校を経て、共立女子職業学校を卒業。18歳で、狭き門の文部省中等教員検定試験に合格。結婚、出産を経験。大正13(1924)年、22歳のとき、東京の駒込追分町に島田裁縫伝習所(後に本郷女学院と改称)を開く。第二次大戦後の昭和22(1947)年、文京学園理事長に就任。同39年、文京女子短期大学学長を兼任。同47年には、勲四等宝冠章を受章する。昭和58年8月23日、81歳で死去。
本書の解説をご担当いただいた赤松良子元教授について
本書において、解説をご担当いただいた赤松良子元教授が令和6年2月7日に逝去されました。
赤松先生は、1996年から文京女子大学(本学の前身)に教授として着任していただき、当時の学生に「女性論」や「労働法」「女性解放思想」などを教えていただきました。また、本書では、3頁に渡り解説文を書いていただきました。解説文最後に以下の言葉を記されました。「この本をお読みいただくと、大正から昭和を『女性の自立』のために一生を捧げた一人の女性から、何かを感じ取っていただけるのではないかと思います。」これまで先生から賜りましたご指導とご支援に心からお礼を申し上げますとともに、謹んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りいたします。
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