桐蔭横浜大学「地域部活動指導者資格認定プログラム」でJSPO 公認コーチングアシスタント資格が取得可能に!

JSPO

スポーツを「する」「みる」「ささえる」ための環境づくりを行うJSPO(正式名称:公益財団法人日本スポーツ協会 東京都新宿区/会長 遠藤利明)は、桐蔭横浜大学が実施する「地域部活動指導者資格認定プログラム」を、JSPO公認コーチングアシスタント集合講習として承認することについて、桐蔭横浜大学および神奈川県とともに合同で発表しました。
今後、同プログラムの修了者のうち希望者は、所定の手続きを完了することで、JSPO公認コーチングアシスタント資格を取得することが可能となります。
なお、同プログラムは桐蔭横浜大学が公立中学校における部活動の地域移行に関わる地域貢献の一環として、神奈川県をはじめ県内各自治体が進める取り組みとも連携・協力し、開始するものです。
  • 記者発表会の様子

左から:佐藤 桐蔭横浜大学スポーツ科学部教授、 森 桐蔭横浜大学学長、 岩田 JSPO常務理事兼事務局長、 三枝 神奈川県スポーツ局局長左から:佐藤 桐蔭横浜大学スポーツ科学部教授、 森 桐蔭横浜大学学長、 岩田 JSPO常務理事兼事務局長、 三枝 神奈川県スポーツ局局長

JSPOは、子どもたちやその保護者が安全・安心にスポーツ活動を実施できる環境を整える上で、資質能力を備えたスポーツ指導者の存在が重要と考えています。今後も、今回のプログラムのように、大学が有する資源を活用し自治体とも連携した取り組みが全国各地で実施されるように、関係団体等も連携した取り組みを進めてまいります。

 

<登壇者のコメント>

●森 桐蔭横浜大学学長

本学は、地域に根差した教育研究活動を志向しています。部活動外部指導員において、神奈川県をはじめとした各自治体の皆さま方からご意見を頂戴し、現在の教育現場が抱えている課題について協議を重ね、本プログラムを構築いたしました。

本学には、教員養成やスポーツ教育の人的資源と実績があり、トップアスリートや部活動経験者の学生が多数在籍しております。部活動外部指導員の研修プログラムのご提供と、地域に必要な人材輩出において、必ずやお役に立てると考えております。


●三枝 神奈川県スポーツ局局長

「地域部活動指導者資格認定プログラム」を開始することは、持続可能的に指導者の数を確保し、そして資質の向上にもつながる、まさに社会の要請に応えたすばらしい取り組みであると考えます。

本プログラムの構築にあたり、本県や各自治体が参加する機会をいただき、意見交換する機会を得られたことに非常に感謝しております。

神奈川県では、今回の取り組みをはじめ、今後も市町村や関係団体の皆様と協力・連携し、子どもたちのスポーツ・文化活動の発展に尽力していきます。


●岩田 JSPO常務理事兼事務局長

JSPOでは、中期計画において地域スポーツの最適化を掲げており、部活動改革に伴って変化している子どもたちのスポーツ環境について、地域スポーツの視点から最適化すべく各種の取り組みを進めています。

特に、子どもたちやその保護者が安全・安心にスポーツ活動を実施できる環境を整える上で、資質能力を備えたスポーツ指導者の存在が重要と考えております。

 今回のプログラムのように、大学が有する資源を活用するとともに、自治体とも連携した取り組みは、全国的にも先例となる非常に素晴らしいものであり、全国に広がることを期待しております。


  • 公認コーチングアシスタント資格・集合講習の主な特徴

▷JSPO公認スポーツ指導者資格の基礎的な資格「スポーツ指導者基礎資格」に区分される資格です。


▷集合講習は、受講者の学びを支援するJSPOコーチデベロッパー(JSPO-CD)を中心とした講師により、受講者同士のディスカッション等を通したアクティブラーニング形式も取り入れるなど、所定の要件を満たした講習を承認します。今回のプログラムのように、所定の要件を満たしていれば、開催団体独自の内容をプラスしたり、開催形態等をアレンジすることが可能です。

※詳細>> https://www.japan-sports.or.jp/coach/tabid58.html#ca

※2024年度講習から資格名称を変更予定。


▼JSPO公認スポーツ指導者資格(カリキュラム相関図)

  • 桐蔭横浜大学「地域部活動指導者資格認定プログラム」について

▷公立中学校における部活動の地域移行に関わる地域貢献として開始する本プログラムは、2023年10月に策定された「公立中学校における部活動の地域移行に係る神奈川県の方針」を踏まえ、地域に貢献する桐蔭横浜大学が神奈川県、県内各自治体との連携により実施するものになります。


▷部活動の地域移行については、各自治体において、質の保証された指導者の確保が課題となっており、各種団体や大学等と連携し、市町村の枠を越えた広域なシステムづくりが課題となっています。本プログラムの受講を完了された方は、神奈川県スポーツ・文化活動指導者情報(かながわ地域クラブ活動指導者データベース)に登録するなどの連携を想定しています。


▷本プログラムは3段階で構成します。3段階のプログラム①~③は、それぞれ20時間(オンライン:12時間、オンキャンパス:8時間)で設計しています。プログラム①は、地域部活動指導者に必要とされる学校部活動指導者としての基礎講座です。プログラム②③は、①を踏まえ現場での指導経験を経た方を対象に、指導者として資質をブラッシュアップすることを目的に実施します。


▷プログラム①②(40時間)+自主学習5時間受講により、JSPO公認コーチングアシスタント資格の申請が可能となります。また、プログラム①②③(60時間)修了者には、学校教育法に基づく履修証明を交付します。


▷本プログラムは、3月及び8月の年2回の開講を目指し、2024年3月からプログラムの試行を行います。

※詳細>>桐蔭横浜大学Webサイト https://toin.ac.jp/univ/


◆JSPO(公益財団法人日本スポーツ協会)について

JSPOは、1911年7月に「国民スポーツの振興」と「国際競技力の向上」を目的に、大日本体育

協会として創立。日本体育協会を経て、2018年4月1日、現在の名称となりました。

JSPOでは、国民スポーツ大会(旧 国民体育大会)や日本スポーツマスターズなど各世代を網羅

したスポーツ大会の開催、スポーツ少年団や総合型地域スポーツクラブなどスポーツをする場の

創出、スポーツの楽しみをサポートするスポーツ指導者の育成、最新の医・科学に根差したスポー

ツの推進など、誰もが自発的にスポーツを「する」「みる」「ささえる」ための幅広い事業を展開して

います。また、わが国スポーツの統一組織として、国や60を超える競技団体、47都道府県スポ

ーツ・体育協会など、様々なスポーツ関連団体・組織や個人と連携しています。

▶ ホームページ https://www.japan-sports.or.jp/

▶ 事業概要パンフレット

https://www.japan-sports.or.jp/about/tabid57.html#09 (通読約15分)

▶ JSPO中期計画2023-2027

https://www.japan-sports.or.jp/about/tabid149.html#01

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会社概要

URL
https://www.japan-sports.or.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都新宿区霞ヶ丘町4-2 JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE 11階
電話番号
03-6910-5800
代表者名
遠藤 利明
上場
未上場
資本金
-
設立
1911年07月