息継ぎ、オオウチリサ、若林菜穂によるグループ展「謬(View)」をアートかビーフンか白厨にて11月21日(金)から開催

株式会社The Chain Museum(本社:東京都渋谷区、代表取締役:遠山正道、以下「The Chain Museum」)は、当社が運営する六本木にある台湾料理店併設のギャラリー「アートかビーフンか白厨(パイチュウ)」にて、2025年11月21日(金)〜2026年1月10日(土)の会期で、息継ぎ、おおうちりさ、若林菜穂によるグループ展「謬(View)」を開催いたします。
・本展の出展作品はArtSticker限定で販売いたします。また全て「先着制」で2025年11月21日(金) 17:00から販売受付をいたします。
・11月21日(金)19:00〜21:00にレセプションを開催いたします。ご参加には無料チケットの事前登録が必要となります。恐れ入りますが、展示詳細ページよりご登録をお願いいたします。
この世にない風景がAI生成されてしまう時代、あらゆる未来が過去になってしまった時代において、風景画について考えることで再び“見るとは何か”を問うことはできるだろうか。
タイトルの『謬(View)』は、「View」と同じ響きを持つ「証拠のない、いいかげん、誤り」という意味を持つ「謬」を重ね合わせる。さらに紐解くと”翏”の部分は「(1)鳥が高く飛ぶ様子 (2)鹿の鳴き声(3)遠くから吹いてくる風の音」の意味を持つとされるがはっきりとは断定されていない。
そこから想像を膨らませると、遥か昔の広大な地平に飛ぶ鳥の羽ばたく音や跳ねる鹿の鳴き声を、そよぐ風に耳をすませた人々が口々にその情景について話すことを思い浮かべることができる。しかしその情景を過不足なく伝えることはどの時代においても容易ではなかっただろう。つまり、このタイトルは見えているものそのものが常に誤謬を孕むということを示している。
私たちが生きる社会が編集した“見たい風景”の背後に、見えなかった風景が息づいている。その謬を見つめ直すことから、私たちは再び風景について語り始める。
アーティスト

息継ぎ / Ikitsugi
2001年生まれ。
絵を通して、キャラクターと私たちの多様な関係性について考えている。
キャラクターたちが存在している場所や環境、そこで起こる出来事に思考を巡らせ、お互いのアイデンティティを尊重しながら、いかに心理的・物理的に距離の近い関係でいられるかを探求している。
アニメやゲームなどの登場人物たちと一緒に生きることが当たり前になった現代における新しい人間関係の形や、その中で営まれる新しい生活、コミュニケーション、そして人生観について描く。
主な個展に『爪が伸びていた』木之庄企畫(2025)、『テーシス,(休息/吸気)』オン・サンデーズ&ライトシード・ギャラリー(2024)。
主なグループ展に『MAD IMAGE』ミヅマアートギャラリー(2025)、二人展『セゾン』River Coffee & Gallery、三人展『話したいことがあるの』Art Gallery Shirokane 6c(2025)、『ちょっと寄り道しませんか vol.3』gallery 10[Toh](2024)、『窓をあけて、裏白がみえて、』gallery TOWED(2024)、『舞踏会』KOGANEI ART SPOT シャトー2F(2024)、『梅津庸一|エキシビションメーカー』ワタリウム美術館(2024)等。

オオウチリサ / Lisa Ouchi
1998 年群馬県生まれ。
多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業。自然環境や生命が絶えず移ろう曖昧な世界において、自然物が持つ原始的な模様や形に着目し制作を行う。自然界に繰り返し現れるパターンやリズムを観察し、その根底に流れる普遍性のなかに存在の確かさを見出す。それらとの出会いと発見の痕跡を、平面作品として記録している。
主な個展に『どこにでもある星』(2025 年 map前橋”市民”ギャラリー / 群馬)、『まわり道をすれば眩しい冬』(2023 年 gallery TOWED / 東京)、『日々を繋いでここに在る』(2021 年 フリュウ・ギャラリー / 東京)。
主なグループ展に『Expression Vol.4』(2025 年 長亭 GALLERY / 東京)、『長亭 GALLERY 展 2023』(2023 年 長亭 GALLERY / 東京)など。

若林菜穂 / Naho Wakabayashi
1991年東京生まれ。2017年武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。
撮り溜めたスナップフォトを資料として、絵画を制作している。世界に存在する様々な出来事やイメージを切り出し束ねることで人はそれぞれに現実を再構築していると捉え、誰もが一様な時間を生きているのではなく、各々が固有の時間リズムを刻むと考える。”わたし”という存在が往還する「内」と「外」の狭間で生まれる固有の時空を絵画として表現する。
主な個展に「fleeting life」(2025 vins gallery/台北)、「蚊帳まくる明け方」(2024 LOOP HOLE/府中)、「sprinkle halo」(2023 都立大学前/KATSUYA SUSUKI GALLERY)、「paradoxical sleep」(2022 東京/space25ji)。
主なグループ展に「パレスチナあたたかい家」(2025 隠居屋/千葉)、「悪から善をつくらなければならない(ほぞ)」(2024 TALION GALLERY/雑司ヶ谷)、「静かの海」(2023東駒込倉庫/駒込)、「いつかは世の中の傘」(2022 TALION GALLERY/雑司ヶ谷)。
Information
会期
2025/11/21(金)〜2026/1/10(土)
※2025/12/30~2026/1/4冬季休業
会場
アートかビーフンか白厨
住所
〒106-0032 東京都港区六本木5丁目2−4 朝日生命六本木ビル 2階
(エレベーターの左手奥にある階段を2階までお進みください)
電話番号
03-6434-9367
開催時間
17:00〜23:00
(飲食は22:00ラストオーダー)
休館日
日・月
観覧料
無料
アクセス
日比谷線「六本木駅」徒歩4分、大江戸線「六本木」徒歩7分
千代田線「乃木坂駅」徒歩13分、南北線「六本木一丁目駅」徒歩13分
参加アーティスト
息継ぎ / Ikitsugi
オオウチリサ / Lisa Ouchi
若林菜穂 / Naho Wakabayashi
主催
ArtSticker(運営:The Chain Museum)
展覧会ページURL
https://artsticker.app/events/99662
会場:アートかビーフンか白厨(パイチュウ)


ArtStickerを運営するThe Chain Museum がプロデュースする台湾料理が楽しめるアートギャラリーです。再開発で取り壊しの決まっている雑居ビルにて毎月アートプロジェクトを企画運営しています。「アートかビーフンか」という名前の通り、お客さまにはギャラリー空間での作品鑑賞を楽しんでいただくことも、飲食スペースにて食事をしていただくことも可能です。(ドリンク片手に作品鑑賞も可能です)店名の「白厨」はホワイトキューブへのリスペクトや憧れと、キッチンから漂う安心感や温かみを組み合わせた造語です。
▼Instagram
https://www.instagram.com/paichu_artsticker/
ArtSticker(アートスティッカー)について

株式会社The Chain Museumが運営する、アートに出会う機会と、対話を楽しむ場所を提供し、アート鑑賞の「一連の体験をつなぐ」プラットフォーム。著名アーティストから注目の若手アーティストの作品まで、幅広く収録。作品のジャンルも、インスタレーション、絵画、パフォーミングアーツなど、多岐にわたっています。
また、ArtStickerはデジタル上だけでなく、リアルでユニークな場所と出会うことで、アートやアーティストが世界と直接つながることを希求しています。
▽ArtSticker Webサイト
▽ArtSticker ダウンロードURL
App Store:https://apps.apple.com/app/artsticker/id1446438049
株式会社The Chain Museum概要
The Chain Museumは「気付きのトリガーを、芸術にも生活にも。」というミッションを掲げ、これまで、気付きのトリガーを世界中に伝播させるために、アーティストと鑑賞者の新しい関係性が生まれる場をつくる「ArtSticker事業」、生活の中にアートを散りばめるために、ホテルや商業施設、オフィスなどの空間プロデュースを行う「Coordination事業」、そして、アートとのより多様な関わり方を提案するために、自らが運営する「Gallery事業」を展開。デジタルとリアルを相互に駆使し、気付きのトリガーを伝播させてまいります。
社名 :株式会社 The Chain Museum(読み:ザ・チェーンミュージアム)
所在地 :東京都渋谷区猿楽町17-10 代官山アートビレッジ3階 代官山TOKO
代表者 :代表取締役 遠山 正道
▽The Chain Museum 公式Webサイト
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
