doda転職求人倍率 2023年1月は2.34倍(前月差-0.21ポイント)
~ SDGsや物価上昇を背景に、リユース系企業の需要が高まり、「小売・流通」で求人が増加 ~
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」(編集長:大浦 征也)は、2023年1月の転職求人倍率をまとめた「doda転職求人倍率」を発表いたします。
なお、1月の業種別・職種別の詳細データや過去のデータについては、下記URLで公表しています。
なお、1月の業種別・職種別の詳細データや過去のデータについては、下記URLで公表しています。
・doda転職求人倍率レポート:https://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/
・転職求人倍率
2023年1月の転職求人倍率は、前月から-0.21ポイントの2.34倍となりました。求人数は前月比101.6%、前年同月比140.0%となりました。転職希望者数は前月比110.7%、前年同月比115.8%でした。
・求人増加率 P.2「■業種別 求人数増加率」「■職種別 求人数増加率」参照
求人数は、業種別では12業種(「その他」は除外)のうち9業種で前月から増加しました。最も増加率が大きかったのは「建設・不動産」(前月比103.9%)、次いで「小売・流通」(前月比103.5%)でした。職種別でも11職種(「その他」は除外)のうち9職種で前月から増加し、増加率が最も大きかったのは「専門職(建設・不動産)」(前月比104.3%)、「販売・サービス」(前月比104.3%)となりました。
■解説と今後の見通し(doda編集長 大浦 征也)
・2023年1月の解説
SDGsや物価上昇を背景に、リユース系企業の需要が高まり、「小売・流通」で求人が増加
1月の求人数は、2020年9月から29カ月連続で増加し、前月に引き続き過去最高値※を更新しました。求人増加率が最も大きかった「建設・不動産」では再開発や複合商業施設の建設に伴い、ディベロッパーやゼネコン企業で求人が増えました。次いで求人増加率が大きかった「小売・流通」では、リユース系企業で採用が活発化しました。これはSDGsの取り組みが推進され、人々のサステナビリティや環境に対する意識が高まり続けていることや、物価上昇を背景に割安な中古品に注目が集まり、「売りたい」と「買いたい」両方のニーズが高まってきているからだと推測されます。一方、転職希望者数も、例年どおり、新年度を新しい環境で迎えることを目指して1月から転職活動を始める人が増加しました。転職希望者の増加率のほうが求人数より大きかったため、転職求人倍率は下降しました。※本定義で転職求人倍率を算出した2019年1月以降
・2月以降の見通し
求人、転職希望者ともに増加するも、転職希望者の増加率のほうが求人数より大きいため、1月に引き続き転職求人倍率は下降すると推測
2月は、年度内に採用を予定しているポジションの充足を目指し、企業の採用意欲が高まっているため、引き続き求人は増加すると考えられます。転職希望者数も1月に続き新年度に向け転職活動を始める人が多く、例年どおり増加する見込みです。転職希望者数の増加率のほうが求人数より大きいため、転職求人倍率は下降すると推測されます。また、企業によっては賃上げを行い採用競争力を高める動きが増えると予想されるでしょう。
その後、複数事業の営業本部長、マーケティング領域の総責任者、事業部長などを歴任。2017年より約3年間、doda編集長を務め、2019年10月には執行役員に。2022年7月、doda編集長に再就任。転職市場における、個人と企業の最新動向に精通しており、アスリートのセカンドキャリアの構築にも自ら携わる。社外では、公益財団法人スポーツヒューマンキャピタル(SHC) 理事、一般社団法人日本人材紹介事業協会 理事にも名を連ねる。
■転職サービス「doda」について< https://doda.jp >
「doda」は、「はたらく今日が、いい日に。」をスローガンに、転職サイトや転職エージェント、日本最大級のdoda転職フェアなど、各種コンテンツで転職希望者と求人企業の最適なマッチングを提供しています。
doda転職求人倍率は、中途採用市場における需給バランスを表すもので、dodaの会員登録者(転職希望者)1人に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。 <算出式※:求人数(採用予定人員)÷ 転職希望者数>※分子・分母はdoda独自の定義により算出したものです。 |
■2023年1月の概況
・転職求人倍率
2023年1月の転職求人倍率は、前月から-0.21ポイントの2.34倍となりました。求人数は前月比101.6%、前年同月比140.0%となりました。転職希望者数は前月比110.7%、前年同月比115.8%でした。
・求人増加率 P.2「■業種別 求人数増加率」「■職種別 求人数増加率」参照
求人数は、業種別では12業種(「その他」は除外)のうち9業種で前月から増加しました。最も増加率が大きかったのは「建設・不動産」(前月比103.9%)、次いで「小売・流通」(前月比103.5%)でした。職種別でも11職種(「その他」は除外)のうち9職種で前月から増加し、増加率が最も大きかったのは「専門職(建設・不動産)」(前月比104.3%)、「販売・サービス」(前月比104.3%)となりました。
■解説と今後の見通し(doda編集長 大浦 征也)
・2023年1月の解説
SDGsや物価上昇を背景に、リユース系企業の需要が高まり、「小売・流通」で求人が増加
1月の求人数は、2020年9月から29カ月連続で増加し、前月に引き続き過去最高値※を更新しました。求人増加率が最も大きかった「建設・不動産」では再開発や複合商業施設の建設に伴い、ディベロッパーやゼネコン企業で求人が増えました。次いで求人増加率が大きかった「小売・流通」では、リユース系企業で採用が活発化しました。これはSDGsの取り組みが推進され、人々のサステナビリティや環境に対する意識が高まり続けていることや、物価上昇を背景に割安な中古品に注目が集まり、「売りたい」と「買いたい」両方のニーズが高まってきているからだと推測されます。一方、転職希望者数も、例年どおり、新年度を新しい環境で迎えることを目指して1月から転職活動を始める人が増加しました。転職希望者の増加率のほうが求人数より大きかったため、転職求人倍率は下降しました。※本定義で転職求人倍率を算出した2019年1月以降
・2月以降の見通し
求人、転職希望者ともに増加するも、転職希望者の増加率のほうが求人数より大きいため、1月に引き続き転職求人倍率は下降すると推測
2月は、年度内に採用を予定しているポジションの充足を目指し、企業の採用意欲が高まっているため、引き続き求人は増加すると考えられます。転職希望者数も1月に続き新年度に向け転職活動を始める人が多く、例年どおり増加する見込みです。転職希望者数の増加率のほうが求人数より大きいため、転職求人倍率は下降すると推測されます。また、企業によっては賃上げを行い採用競争力を高める動きが増えると予想されるでしょう。
■解説者プロフィール doda編集長 大浦 征也(おおうら せいや)
2002年、株式会社インテリジェンス(現パーソルキャリア)に入社。一貫して人材紹介事業に従事し、法人営業として企業の採用支援、人事コンサルティングなどを経験した後、キャリアアドバイザーに。担当領域は、メーカーやIT、メディカルやサービス業等多岐にわたり、これまでにキャリアカウンセリングや面接対策を行った転職希望者は10,000人を超える。
その後、複数事業の営業本部長、マーケティング領域の総責任者、事業部長などを歴任。2017年より約3年間、doda編集長を務め、2019年10月には執行役員に。2022年7月、doda編集長に再就任。転職市場における、個人と企業の最新動向に精通しており、アスリートのセカンドキャリアの構築にも自ら携わる。社外では、公益財団法人スポーツヒューマンキャピタル(SHC) 理事、一般社団法人日本人材紹介事業協会 理事にも名を連ねる。
■転職サービス「doda」について< https://doda.jp >
「doda」は、「はたらく今日が、いい日に。」をスローガンに、転職サイトや転職エージェント、日本最大級のdoda転職フェアなど、各種コンテンツで転職希望者と求人企業の最適なマッチングを提供しています。
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