【奈良市】ひとり親家庭等を対象にした「こども食堂」と「ホテル見学ツアー」を初開催
奈良市では、まだ食べられる食品の有効活用と食品ロスを削減するため、企業や個人から余剰食品を寄附していただき、食料品等の価格高騰が長期化することによって社会的・経済的影響を受けやすいひとり親家庭や、子育てをしている生活困窮家庭に配布する「フードバンク事業」を実施しています。この度、奈良市ではフードバンク事業の一環として、今年9月に開業したノボテル奈良のご提案により、フードバンク事業の対象者世帯を対象とした「こども食堂(クリスマスイベント)」を当ホテル内で開催。併せて、子ども達に豊かな体験を提供する目的として、当ホテルのツアーを行います。
TOPICS
奈良市ではひとり親家庭や、子育てをしている生活困窮家庭に配布する「フードバンク事業」を実施。
今回、フードバンク事業対象世帯を対象とした事業を、市で初めて宿泊施設と共同で開催。
今年9月に開業したノボテル奈良の協力により、宿泊施設内で「こども食堂」開催。
併せて、子ども達の未来につながる豊かな体験を提供する目的として、ホテルのバックヤードを含めたホテル見学も開催。
当事業は「ひとり親家庭等支援事業(フードバンク事業)」の一環として実施。
奈良市では今後も、フードバンク事業等を通じて、全ての子どもたちが奈良市で健やかに成長するためのサポートを進めていく。また、宿泊事業者とのフードバンク事業については、今後も随時展開予定。
1.概要
①日時・実施場所
12月上旬 18時~20時半
ノボテル奈良 奈良市大宮町7丁目1−45
②実施内容
ホテル内の普段見ることができないバックヤードも含めたホテル見学ツアーとディナービュッフェ。
大きなクリスマスケーキの切り分け、抽選会有。
③対象者:フードバンク事業対象世帯 ※40名
フードバンク事業対象者が登録(2,275名(11/12時点))しているLINEにて周知の上、抽選で決定
※対象世帯
◆ひとり親世帯(児童扶養手当受給世帯もしくは、ひとり親家庭等医療費助成制度対象世帯)
◆準要保護世帯(就学援助の受給対象者世帯)
◆18歳到達後最初の3月31日までの子がいる生活保護受給世帯
2.ふるさと納税について
当事業はふるさと納税の使いみちのひとつである「ひとり親家庭等支援事業(フードバンク事業)」の一環として実施します。過去には、ふるさと納税の使いみちである「暮らしに芸術の感動を届けるプロジェクト」として、大阪交響楽団のコンサートや、なら100年会館で行われたJapan National Orchestra(写真上)コンサートに、フードバンク対象世帯を無料で招待しました。※Japan National Orchestra(写真上)コンサートは82人が鑑賞。奈良市の全ての子ども達の幸せと健やかな成長のために、今後も様々な事業を行っていきたいと考えています。そのためにも、皆様にも当事業とふるさと納税の支援の周知をお願いします。
3.フードバンク事業について
【主な事業】
◆フードパントリー
子ども達が長期休みとなり、給食が無くなり家庭の食費の負担が増える夏、冬、春の3回のタイミングで、申請頂いた家庭に、個人や企業から寄附頂いた食料品や日用品の配布を行う。
配付世帯:およそ1,000世帯
◆お米の配送
対象者のうち希望世帯に2ヶ月に1度10kgのお米を購入し、直接自宅に配送を行っている。
配付世帯:およそ3,200世帯
◆臨時パントリー(今年度新規事業)
フードパントリーでは配布時期と保存期間の関係で集めることができなかった、保存期間が短い生鮮品や日配品について、寄付を受け取り次第、短期間で募集・配付を行っている。
配付世帯:30~200世帯
【対象者】※数値は8月1日時点 重複を除くとおよそ3,500世帯
ひとり親世帯 (児童扶養手当受給世帯もしくは、ひとり親家庭等医療費助成制度対象世帯) |
3,089世帯 |
準要保護世帯(就学援助の受給対象者世帯) |
1,674世帯 |
18歳到達後最初の3月31日までの子がいる生活保護受給世帯 |
87世帯 (ひとり親以外) |
【周知方法】
対象者以外への周知を防ぐ為専用のLINEアカウントを開設
現在登録者2,275名(11/12時点)
LINEメッセージにて食品配布の申請フォームやイベントを周知。
他課や県等の対象事業も広く周知。
※詳細はホームページをご確認ください。
関連リンク
▼ひとり親家庭等を対象にした「子ども食堂」と「ホテル見学ツアー」を初開催【市長会見】(令和6年11月13日発表)
https://www.city.nara.lg.jp/site/press-release/220828.html
本件に関するお問い合わせ先
奈良市 子ども未来部 子ども育成課
TEL:0742-34-5042
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