精神科医・益田裕介先生が“不登校の親の悩み”に回答──保護者の切実な9問を専門家が解説、全3回で公開【不登校オンライン】

増え続ける不登校。専門家が語る「親が今できること」──オンライン講演会の書き起こしを無料公開/ウェブメディア「不登校オンライン」

株式会社キズキ

2025年10月の文部科学省の公表データによると、2024(令和6)年度、小中学生の不登校児童生徒数は、過去最多の35万3,970人でした。

こうした状況のなか、保護者から寄せられる「どう関わればいいのか」「医療に行けない」「子どものメンタルが心配」といった切実な悩みに精神科医が回答するオンライン講演会が開催されました。

ウェブメディア「不登校オンライン」(運営:株式会社キズキ)は、この講演会の内容を全3回の書き起こし記事として順次無料公開します(一部、読みやすさのための編集を行っています)。

本企画では、精神科医・益田裕介先生が、保護者から寄せられた9つの質問に対し、臨床経験などに基づく具体的なアドバイスを解説しています。

「睡眠リズム」「ASD・ADHD」「外出できない」「親のメンタルケア」など、多くの家庭が抱えるテーマに向き合っています。

■オンライン講演会の概要

2025年9月26日(金)、「学校休んだほうがいいよチェックリスト」を運営する3団体が、精神科医・益田裕介先生をお招きして、無料のオンライン講演会を実施いたしました。

テーマは「不登校のプロと精神科医益田先生が答える、不登校のお悩み解決スペシャル」

当日は多くの保護者から質問が寄せられ、益田先生が丁寧に回答しました。

書き起こし記事は以下にてご覧いただけます

■(1)睡眠時間の乱れをどうしたらいい?声掛けが適切?

https://futoko-online.jp/interview/17872/

質問1:母子家庭、ASD、高校休学。ゲームで感情的になって刃物を出したり過呼吸になったり…

質問2:睡眠時間の乱れ。どのような声掛けが適切?

質問3:ADHDの診断を受けた「後」に、多動の傾向が見られるように。ADHDじゃない可能性はある?

■(2)ASD傾向のある子どもに、どのように接したらいい?

2025年11月27日に「不登校オンライン」で公開します。

質問4:ASD傾向のある子どもに、どのように接したらいい?

質問5:学校やバスで吐き気。人に会いたくないので病院にも行けない

質問6:家からもあまり出られない子ども。親はどの程度関わればいい?

■(3)毎朝トイレに30分以上こもる娘。見守るだけでいいの?

2025年12月4日に「不登校オンライン」で公開します。

質問7:「他人のためにしか生きられない」と言う娘。成功体験を積ませるべき?

質問8:3時間だけ学校に行ける娘。「頑張り方」は本人に任せてもいい?

質問9:母親である自分のメンタルがつらい。心をどうやって保てばいい?

動画は以下にてご覧いただけます

今回の書き起こしの元となったオンライン講演会のアーカイブは、以下にてご覧いただけます。

https://www.youtube.com/live/bqY8pSPVFRw

※動画中で紹介しているクラウドファンディングは、現在終了しております。

学校休んだほうがいいよチェックリストとは

子どもが「学校休みたい」「学校行きたくない」と言っているけど、休ませていいのかな?と心配になっている保護者の方に向けたチェックリストです。

簡単な質問に答えるだけで、精神科医からの回答結果が届きます。運営は、不登校ジャーナリスト・石井しこう、好きでつながる居場所「Branch」、不登校の子のための完全個別指導塾「キズキ共育塾」の3団体が行っています。

URL:https://branchkids.jp/lp/oyasumi-checklist

登壇者紹介

■益田裕介

ますだ・ゆうすけ。精神保健指定医、精神科専門医・指導医。防衛医大卒。 防衛医大病院、自衛隊中央病院、自衛隊仙台病院(復職センター兼務)、埼玉県立精神神経医療センター、薫風会山田病院などを経て、 早稲田メンタルクリニックを開業。

YouTubeチャネル「精神科医がこころの病気を解説するCh」を運営し、登録者数は68万人を超える。 患者同士がオンライン上で会話や相談ができるオンライン自助会を主催・運営するほか、精神科領域のYouTuberを集めた勉強会なども行っている。著書に『眠れなくなるほど面白い 図解 メンタルの話(日本文芸社)』『精神科医が教える 親を憎むのをやめる方法(KADOKAWA)』などがある。

■石井しこう

いしい・しこう。1982年東京都生まれ。中学校受験を機に学校生活が徐々にあわなくなり、中学2年生から不登校。フリースクールに通ったのち、NPO法人で、不登校の子どもや若者、親など400名以上に取材。現在はNPO法人を退社しジャーナリストとして活動中。著書に『「学校に行きたくない」と子どもが言ったとき親ができること』(ポプラ社)『フリースクールを考えたら最初に読む本』(主婦の友社)。近著に『小学生不登校 親子の幸せを守る方法 400人の声から生まれた「親がしなくていいことリスト」』(KADOKAWA)がある。

公式サイト:https://futokoshiko.com/

■中里祐次

なかざと・ゆうじ。好きでつながる居場所「Branch」代表。
自分の子どもがレゴが好きで、東大レゴ部の方に会いに行った時に目をキラキラさせていたのを見て、Branchを思いつきました。好きなことは、漫画やアニメを見ること、音楽を聞くこと、サウナ、トレイルランニング、かなり多趣味です。Branchの子どもたちに鍛えられて子どもが好きな遊びはたいていできるようになりました。

Branch:https://branchkids.jp/

■伊藤真依

いとう・まい。不登校の子どものための完全個別指導塾「キズキ共育塾」不登校相談員。ウェブメディア「不登校オンライン」編集部メンバー。

1999年生まれ。高校不登校を経て大学進学、2022年に卒業。同年、株式会社キズキ(キズキ共育塾)に就職。2024年8月まで名古屋校にて教室長を務め、多くの不登校のご家庭との相談を実施。現在は不登校相談に加え、イベント登壇やウェブメディア「不登校オンライン」の運営などに携わり、不登校に関する課題をより広く社会に提起するための活動に尽力している。

キズキ共育塾:https://kizuki.or.jp/

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会社概要

株式会社キズキ

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URL
https://kizuki-corp.com/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都渋谷区代々木1-46-1 キハラビル4F
電話番号
-
代表者名
安田 祐輔
上場
未上場
資本金
-
設立
2015年07月