当社持分法適用関連会社Gearbulk社の連結子会社化に向け株式取得を完了
~世界最大規模のドライバルク船隊を実現~
株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、競争法上の関係当局の承認を取得し、2025年1月20日に当社持分法適用関連会社Gearbulk Holding AG(社長:Kristian Jebsen、本社:スイス、読み「ギアバルク」、以下「Gearbulk社」註1)の株式保有割合を72%とし、同社を連結子会社化します。
※詳細につきましては、以下の適時開示情報をご参照ください。
URL:https://ir.mol.co.jp/ja/ir/ir_news/ir_news-4781714377068842903/main/0/link/(J)TSE_2025.0121.pdf
Gearbulk社は、パルプや鋼材などの半製品を輸送貨物の柱として、小口の貨物やプロジェクト貨物との相積みにより成長してきた実績があります。当社はGearbulk社と1991年の資本参画から34年の長きにわたるパートナーシップを築いてきました。今般の連結子会社化により、当社グループのドライバルク船隊は合計338隻と世界最大規模となります。(註2) またドライバルク船隊の内、世界最大の Gearbulk社のオープンハッチ船 (註3)が約2割60隻を占めることとなり、当社の特徴的な事業として成長が望まれます。
Gearbulk社の専門性の高いオペレーション、世界中に張り巡らしたネットワークの活用を通じて、世界経済のサプライチェーン・トレードパターンの変化に対応するグローバルな営業ネットワークを整備します。加えて新規事業機会の創出、効率配船といったシナジーを生み出すことで、Gearbulk社が提供するサービスの一層の強化を図ります。また、これらが競合他社との差別化、コスト競争力・顧客ネットワークの強化に大きく寄与すると期待しています。
グループ全体の経営資源を結集させ強化を図ることで、収益成長を加速させるとともに、持続的な企業価値向上に努めてまいります。
(註1) Gearbulk Holding AG
本社所在地:スイス
設立:2014年10月
事業内容:オープンハッチ船 船主および船舶管理
Gearbulk社は今般の連結子会社化にあたり「オープンハッチ船以外の事業」を外部に切り離し、「オープンハッチ船事業」への事業集中を実施しました。
(註2) 2025年3月末の当社、連結子会社および持分法適用会社の船腹を含めた見込み隻数。(2024年9月末集計)
(註3) 箱型の船艙と船艙幅の広いハッチを持ち、パルプ、鋼材、アルミインゴットなどの半製品を効率的に輸送し荷役することができます。また、ハッチやデッキ上に貨物を積載することも可能な仕様で、風力発電関連資材等のプロジェクト貨物や重量物の輸送も可能です。
関連プレスリリースについては、以下をご参照ください。
2024年6月25日付 当社持分法適用関連会社Gearbulk社の連結子会社化について | 商船三井
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