【食育】日本で進む魚食離れの課題に対して、ソシオフードサービスが保育園で魚食促進のイベントを実施
ソシオフードサービス株式会社(東京都港区、社長執行役員:平野 正志)が給食を提供する横浜市の保育園で「魚食促進につながる食育」のイベントを実施しました。同園では、魚を食べることが苦手な園児が多く、食べ残しが多いことが課題でした。園長先生から相談を受け、普段食べている魚をさばく様子を園児の目の前で見せることで、魚への関心も高まり食べ残しの量が改善されました。「この日をきっかけに “生き物の命をいただいている”ということを意識する園児が増えた」という保育士の方からの感想もありました。
- 日本で進む魚食離れの課題
魚に含まれるたんぱく質は、畜肉類のたんぱく質と並び、人間が生きていく上で必要な9種類の必須アミノ酸をバランス良く含む良質のたんぱく質です。また、魚に含まれるドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA、IPA)は、子どもの脳の発達に関係すると言われ、子どものうちから魚食に親しむことは重要だと考えられています。
しかし、家庭において魚食の体験等の機会を十分に確保することが難しくなっている現代では、子どもの魚介類の摂取量も減少しています。
※1 出典:水産庁「令和2年度水産白書」
https://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/r02_h/trend/1/t1_1_2.html
- 保育園での魚食を促す取り組み
- 当日のイベント内容
「切り身でしか魚を見たことがない」「どこの部位を食べているのかわからない」という園児の現状を受けて、魚を食べているという実感を持てるように、ソシオフードサービスの調理師は、アジの三枚おろしなどを披露しました。
さばいたアジはお昼の給食で実際に提供。食べ残しはほとんど出ませんでした。現場の保育士からは、「この日をきっかけに魚に限らず“生き物の命をいただいている”ということを意識する園児が増えました」というお言葉をいただきました。
魚食促進への試みはこれに限らず、献立に合う魚の選定を行い、食べやすく工夫するなど日常的に継続して取り組んでいます。
- 保育園現場の給食を担当する佐々木さんのコメント
ソシオフードサービスはこれからも子どもたちの健やかな成長のために、栄養バランスの良い食事を提供し、様々な経験を通じて「食」に関する知識と興味を持っていただけるよう取り組んでまいります。
- ソシオフードサービス株式会社について
- ソシオフードサービスのSDGsの取り組み
グループを取り巻く社会課題から「雇用」「地域・社会」「環境」をSDGsの重点課題として選定しました。
ソシオフードサービスでは「2.飢餓をゼロに」「3.すべての人に健康と福祉を」「7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに」「8.働きがいも経済成長も」「12.つくる責任 つかう責任」「14.海の豊かさを守ろう」を重点課題として捉え、取り組んでおります。
【主な取り組み】
2. こども食堂の開催
3. 健康になるための治療食の提供
7. 集中購買によるエネルギー効率の改善/節水・節電等省エネの工夫
8. 安心・安全な食事の提供による、受託事業所増による雇用機会の増大が社会経済の発展につながる
12.環境に配慮した運営/可食部と廃棄部の周知と教育/残菜を活用したこども食堂の開催
14. COC認証取得/トレーサビリティ活動の実施
- 『現場力』向上の取り組み
- ソシオフードサービス株式会社
社長執行役員:平野 正志
所在地:〒108-0014 東京都港区芝4-13-3PMO田町Ⅱ10F
設立:2018年4月
事業内容:病院・福祉施設・保育園の給食業務
社員食堂・寮・保健所・各種レストラン・研修センターの運営管理
URL:https://sociofs.com/
- ソシオークグループ
~社会と共生する樹でありたい~
代表者:大隈 太嘉志
所在地:〒108-0014 東京都港区芝4-13-3PMO田町Ⅱ10F
設立:2013年10月
事業内容:フードサービス・子育て支援サービス・自動車運行管理サービス・パブリック事業を営む事業会社を擁する持株会社
グループ会社:葉隠勇進株式会社/ソシオフードサービス株式会社/株式会社クックサービス/株式会社明日葉/株式会社あしたばマインド/株式会社みつばコミュニティ/株式会社てしお夢ふぁーむ/株式会社リーフサポート
URL:https://www.socioak.com
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