「ANNUAL IMPACT REPORT（インパクトレポート）2024」日本語版を公開
ファイナンシャル・インクルージョンの推進とインパクト投資の成果、年間240万件の融資実績
株式会社クレディセゾン（本社：東京都豊島区、代表取締役（兼）社長執行役員COO：水野 克己、以下：当社）の子会社であるSaison International Pte. Ltd.（以下：Saison International）は、「ANNUAL IMPACT REPORT 2024（日本語版）」を2月19日（水）に公開いたしました。
ANNUAL IMPACT REPORT 2024（日本語版）
背景
当社は、2014年にシンガポールに国際統括拠点であるSaison Internationalを設置して以来、十分で適切な金融サービスが受けられない人々や企業（アンダーサーブド層）に対するファイナンスサービスの提供による ファイナンシャル・インクルージョンの実現に取り組んできました。
現在は、ファイナンシャル・インクルージョンのギャップが大きく、ポジティブインパクトを生む可能性が高いインド、インドネシア、メキシコ、ブラジルをはじめとした国々で、アンダーサーブド層を対象に、金融サービスを提供しています。具体的には「中小零細企業（MSMEs）の潜在的な成長力と経済機会を引き出すこと」または「十分な金融サービスを受けられない個人および世帯の生活向上」を目指し、各国の社会課題解決に貢献するインパクト投資を推進しています。また、昨年には初めて、活動内容をまとめたインパクトレポートを発刊しました。
今回発刊した「ANNUAL IMPACT REPORT 2024（日本語版）」では、各国での具体的なインパクト投融資のデータや、融資先とエンドユーザーのストーリーを通じて、当社の取り組みがどのように現地の生活向上や経済発展に貢献しているかを詳しく伝えています。
「ANNUAL IMPACT REPORT 2024」について
「ANNUAL IMPACT REPORT 2024」は、前回のインパクトレポートより情報量を増やし、詳細なデータとストーリーを提供しています。2022年度からウェブページ上でインパクト戦略の目標や、目標達成に向けた戦略、数値等を報告してきましたが、最新版のレポートではどれだけの顧客にリーチできたのかを数値とともに示し、エンドユーザー、融資先社員、そして当社グループ社員の声を豊富に取り入れています。
主な実績として、2024年3月31日までの1年間で、当社子会社による融資実行件数は240万件に達し、当社の提携金融機関を通じて2,800万の中小零細企業と2,800万人の個人に融資を提供しました。また、新たにブラジルとメキシコの子会社に共通のインパクト・フレームワークを導入し、より一層のポジティブインパクトの最大化を目指しています。
当社は、今後も「GLOBAL NEO FINANCE COMPANY ～金融をコアとしたグローバルな総合生活サービスグループ～」を目指し、ファイナンシャル・インクルージョンや気候変動といった社会的課題に取り組み、豊かで持続可能な未来を実現してまいります。
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