壁紙ブランド「WhO(フー)」、フォトグラファー安藤瑠美による6点を発表。リアルな都市部の表皮を脱ぎ捨て、美しく仕立て上げた写真を壁紙に

インテリア内装材·壁紙ブランド「WhO(フー)」を運営する野原グループ株式会社 インテリアスタイルユニット(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:野原弘輔)は、さまざまなクリエイターとのコラボレーションを行う「CREATORS」シリーズへ、フォトグラファー兼レタッチャーの安藤瑠美が新たに参加。自身の作品群「TOKYO NUDE」より6点を3月25日(木)にリリースしました。
ビル群やひしめき合う住宅など、都市部ならではの風景写真から画像処理によって情報を整理し、均整された印象が一種のパターンとして機能する自身ならではの作風が壁紙として大空間を彩ります。
https://whohw.jp/series/creator/rumi_ando/

安藤瑠美(アンドウ ルミ) / フォトグラファー 、レタッチャー
1985年岡山県生まれ。2010年に東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業後、現在はレタッチャー&フォトグラファーとして活動中。2007年にエプソンカラーイメージングコンテスト2007 佐内正文賞、2019年にTHE REFERENCE ASIA「PHOTO PRIZE 2019」ナタリー・ハーシュドーファー選優秀作受賞。写真集に『TOKYO NUDE』がある。
クリエイターへのインタビュー < 一部抜粋 >
̶今回、商品化にあたり作品を提供いただいた安藤さんのシリーズ「TOKYO NUDE」のコンセプトやストーリーについて教えてください。
"私は岡山で生まれ育ち、大学受験を機に上京しました。田舎から出てきたこともあり、当初は都会の生活に閉塞感や孤独感を抱いており、正直都会の空気感は苦手でした。そんなとき参加していた学外活動にて、写真で「ヌード」を表現するという課題が出題され、ビルや住居の外観を“スキン”として捉えることを思い立ちました。その後、更にレタッチで看板の文字やドアや窓といった人間のコミュニケーションの要素を排除していくことで、建物がより一層むき出し(=ヌード)の状態になっていく様子に面白さを見出しました。"
~中略~


̶壁紙はどのような空間に使ってほしいですか?
"空間サイズが限られたホテルなどに使ってほしいですね。小さな空間でも、写真の中の建物の遠近感を活かすことで、部屋の広さの感じ方に影響を与えられるのではないかと思います。また、都市部のホテルでは窓が小さく外の景色を感じにくいことが多いですが、壁紙を通じて屋外の雰囲気を取り入れるのも面白そうです。"
インタビュー全文はこちら:
CREATORS - RUMI ANDO NEW LINEUP
シリーズ :CREATORS
価格 : ¥4,500/m(¥5,000/m )

TITLE : ROOFTOP
No. CRRA001
風景をよりクローズアップすることによる大胆な色面構成を活かし、カラフルな配色にした作品。

TITLE : FOREST OF TOWER
No. CRRA002
タワーマンションがひしめく様子を表現。住宅問題を抱える現状を違う角度から捉える側面もあるという。

TITLE : FLAT CITY
No. CRRA003
東京の新古入り混じる風景を望遠で撮った作品。高さの違うビルが密集した様子は、歴史の奥行きも感じる。

TITLE : NARROW BUILDING
No. CRRA004
都市部のビルが立ち並ぶ様子を切り取った作品。窓や細かいモチーフを排除することでより物質としての建築物を想起させるようなデザイン。

TITLE : HOUSE
No. CRRA005
郊外の小高い丘の斜面に沿って住宅が並ぶエリアにて、アイコニックな風景を切り取り屋根のカラーを活かした作品。

TITLE : SEQUENCE
No. CRRA006
5枚ほどの異なる場所の写真をコラージュし、新たな都市風景を作り出した。違和感を心地よく感じ、現実と虚構の狭間を絶妙に表現している。

「WhO(フー)」について
「WhO(フー)」は、より美しく、より愛され、より良い空間を目指し、新しい表現を模索する人のために2015年に立ち上げた壁紙ブランドです。2016年にはグッドデザイン賞を受賞。空間デザイナー目線で制作されたパターンや、多様なフィールドで活躍するクリエイターによるデザイン、プロダクトやサービスなど国内外問わずさまざまなブランド・企業とのコラボレーションから生まれたデザインなど、現在では3,000点を超える個性的で表情豊かなラインナップが揃います。
今後一層拡大するであろう日本のリフォーム・リノベーション市場や、装飾ビジュアル化が進む宿泊施設、店舗・不動産物件などにおいて、より特徴的で美しく空間を彩るデザイン性の高い壁紙に対するニーズに応えます。
国内での完全受注生産によりデザインのカスタマイズにも柔軟に対応。作り手のこだわりに寄り添いながら、在庫を持たず素材のロスを抑え、環境配慮にも繋げています。さらにデジタルカタログの採用により、紙カタログの使用と仮定した場合と比べてCO2排出量の削減にも貢献*¹。室内空間におけるVOCなどの化学物質の排出に関して一定の基準をクリアした「GREENGUARD Gold認証*²」を取得したインクを使用するなど、サステナブルなビジネスモデルを展開しています。
*¹ 米国のUL Solutions社によって評価された、健康への影響や環境性能を示す認証(https://japan.ul.com/resources/greenguardcertificationprogram/)
*² 参照:https://whohw.jp/about/
「野原グループ株式会社」について
野原グループ株式会社を中心とする野原グループ各社は、「CHANGE THE GAME. クリエイティブに、面白く、建設業界をアップデートしていこう」のミッションのもと、変わる建設業界のフロントランナーとしてステークホルダーの皆さまとともに、サプライチェーンの変革と統合を推し進めます。
社会を支える建設産業の一員である私どもが、業界から排出される廃材量やCO2の削減、生産性向上による働き方改革を実現し、サステナブルに成長していく未来の実現を目指します。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像