未活用食材を染料として再活用するプロジェクトブランド『FOOD TEXTILE』、8月27日に開業したコートヤード・バイ・マリオット京都四条烏丸の客室に設置するスチームアイロン袋を制作
快適なライフスタイルの提案を進める豊島株式会社(本社:名古屋市中区、代表取締役社長:豊島半七)が展開する、未活用食材を染料として再活用するプロジェクトブランド『FOOD TEXTILE』が、2025年8月27日に京都に開業した「コートヤード・バイ・マリオット京都四条烏丸」の客室に設置するスチームアイロンの収納袋を制作しました。袋のカラーにはドリップ後のコーヒーの出涸らしから抽出した色を使用しています。

豊島は愛知県が立ち上げた「あいちサーキュラーエコノミー推進プロジェクト」の下、株式会社ジェイアール東海ホテルズと協働し、豊島の「WAMEGURI」プロジェクトのスキームを活用して各ホテルで使用していたユニフォームを回収後、糸に再資源化し、その糸を素材の一部に使用したドライヤーを収納する巾着袋を制作しており、2025年3月より同社が運営する全6ホテルの全客室に設置されています。
この取り組みについて好評をいただき、今回は『FOOD TEXTILE』プロジェクトを活用してドリップ後のコーヒーの出涸らしから抽出した色でスチームアイロンの収納袋を制作しました。2025年8月27日に京都に開業した「コートヤード・バイ・マリオット京都四条烏丸」の客室に設置されます。
今後もFOOD TEXTILEは皆さまとの協業をしながら、衣・食・住の生活シーンをファッショナブルに彩ります。
■コートヤード・バイ・マリオット京都四条烏丸 総支配人 小野木 鉄治氏 コメント
この度、JR東海ホテルズは7つ目のホテルを京都に開業いたしました。全客室には、旧ユニフォームを再利用したドライヤーバッグを備え付けておりますが、同様のコンセプトで再活用できる素材を検討してまいりました。その結果、ホテルのお客様にも好まれるコーヒーをホテルのイメージと重ね合わせ、採用する運びとなりました。また、サステナブルな取り組みの一環としてFSC認証のハンガーを導入するなど、地球環境に配慮したホテルづくりを進めております。
■制作したスチームアイロン袋


■FOOD TEXTILEについて
『FOOD TEXTILE』は、豊島と、色の原料を提供する食品関連企業、その生地で商品を展開するコラボレーション企業の3社から成り立つサステナブルなプロジェクトブランドです。未活用状態・規格外となってしまった食材やカット野菜の切れ端、コーヒーの出涸らしなどを食品関連企業や農園から買い取り、食材に含まれる成分を抽出し、それを染料として生地や糸を染め上げて新しいアイテムに生まれ変わらせています。


豊島株式会社
1841年の創業以来、180年を超える歴史を礎に、グローバルな原料調達から最終製品の企画・生産管理・納品まで、ライフスタイル産業のサプライチェーンを総合的に担っています。様々なニーズに寄り添うため、事業領域を雑貨・コスメ・食品へと拡大。サステナブルプロジェクトの推進に加え、多種多様な連携による価値創造や、テクノロジーを活用した新たな価値提案にも注力しています。2019年より掲げるステートメント「MY WILL(マイ ウィル)」のもと、持続可能なライフスタイルの実現に向けて挑戦を続けています。
https://www.toyoshima.co.jp/
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