AIの戦略的活用に向けた専門部署の新設について
~ お客さま向けサービス強化と社員の生産性向上を目指す取り組み ~
1.背景
FFGではかねてから、デジタル技術の進展に伴うお客さまの行動変化や社会構造の変容に柔軟に対応できる組織能力を備え、地域社会やお客さまに対する新たな価値を持続的に提供していくため、デジタル技術を積極的に活用してFFG自らが変革するDXに取り組んでおります。
近年、生成AIに関する技術は急速な発展を続けており、これは外部環境の変化のみならず、ビジネスにおいてAIを活用できる範囲の拡大や、AIの活用によって見込まれる効果の引き上げにも大きな影響を及ぼし得るものであると認識しております。
FFGでは、このような状況においてAIを、第7次中期経営計画において取り組みが進行中である業務改革2ndや営業改革、ならびにDXを一層加速させるポテンシャルをもったコアテクノロジーであると捉え、 AIの戦略的活用を進める専門部署として「AI戦略グループ」を新設することといたしました。
なお、FFGでは以前より生成AIの活用について、プロジェクトチームで検討を進めておりましたが、今回の専門部署新設は、その体制を拡充し、よりスピーディに検討を進めることを企図したものです。
2.目的・組織概要
FFGにおけるAI活用は、お客さまへの提供価値を最大化することを目的としており、この達成に向けては、お客さまとの対話を量・質ともに深めることが不可欠と認識しております。
具体的には、FFG社員がより多くの時間をより効率的に、お客さまの課題把握のためのコミュニケーションやその解決に向けたご提案のために割けるよう、生成AIを含むAI技術を活用いたします。
既存業務の効率化や営業高度化のみならず、将来的にはAIを起点としたビジネスプロセスの再構築を目標とし、先端テクノロジーに関する知見を有するベンチャー企業等、外部パートナーとの協業も検討してまいります。
同時に、FFGでは、AI技術やその活用に付随するセキュリティやコンプライアンス等のリスクについても認識しており、適切なリスクマネジメントのもとでAI活用を進めるためのガバナンスについても検討してまいります。
3.FFGの生成AIに関する取り組み状況
FFGでは、2023年度よりプロジェクトチームを組成し生成AIの活用を検討しております。
ChatGPTの利用にあたっては、マイクロソフトが提供するFFG専用のMicrosoft Azure環境上に、「Azure OpenAI Service」を活用して構築することで、お客さま情報をはじめとする入力データが学習に使用されることを防ぎ、安全な環境を実現しております。
今後もFFGは、テクノロジーを活用した企業変革を進め、お客さまへの新たな価値を提供するなかで、地域経済発展への貢献と企業価値の向上の好循環サイクルを実現し、持続可能な地域社会の実現に貢献してまいります。
株式会社ふくおかフィナンシャルグループ
名称 :株式会社ふくおかフィナンシャルグループ
本社所在地 :福岡県福岡市中央区大手門一丁目8番3号
代表者 :取締役社長 五島 久
設立 :平成19年4月2日
事業内容 :銀行、その他銀行法により子会社とすることができる会社の経営管理およびこれに付帯関連する業務
その他、銀行法により銀行持株会社が行うことができる業務
上場証券
取引所 :東証、福証
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