palan、次世代の国産WebARプラットフォームを提供へ
世界的WebARプラットフォームの転換期に、将来のOS・ブラウザ更新に強い “安定して使えるWebAR基盤” を提供
WebARの国内先駆者である株式会社palan(本社:東京都渋谷区、代表取締役:齋藤瑛史、以下palan)は、次世代の国産WebARプラットフォームの提供を発表しました。
WebAR開発の中核を担ってきたグローバル基盤の提供終了発表という大きな転換点を背景に、法人向けの強力なWebARプラットフォームを提供します。これにより、特定の海外プラットフォームに依存しない、将来を見据えたWebAR基盤を構築します。

提供開始の背景 | WebAR市場が迎えた構造転換
近年、WebARを取り巻く環境は大きな転換点を迎えています。
Adobe Aero、Meta Spark Studio、そしてWebAR分野で世界的に利用されてきたNiantic Spatial社による8th Wallの終了発表などにより、「商用・大規模・継続運用に耐えうるWebAR基盤をどう確保するか」が、世界共通の課題として顕在化しました。
palanは、こうした状況を業界全体の構造転換期と捉え、コードエディタの強化や提供予定の独自のAR認識基盤を組み合わせることで、企業に安心してお使いいただけるWebARプラットフォームを実現します。
次世代WebARプラットフォームについて
本プラットフォームは単なる代替ツールではなく、開発者からエンタープライズ企業、WebAR制作会社まで幅広く活用できる、WebARプラットフォームです。
以下、3つの製品で構成されています。
1. palanARコードエディタ
現在のpalanARのコードエディタをプロ向けの開発環境として強化します。
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サーバー構築不要: クラウド上で即座に開発・デプロイが可能。開発者はクリエイティブな実装に集中できます。
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継続性の担保: 将来のOS・ブラウザ・端末のアップデートに対応し、既存の開発体験を安定的に再現します 。
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既存資産の継承: 他WebARプラットフォームからのシームレスな移行が可能です。

2. palanAR SLAM(独自のWebAR認識基盤)
palan独自の高精度の平面認識や画像認識が可能となる、WebAR認識基盤です。
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長期的メンテナンス: palanがコアエンジンを、将来のOS・ブラウザ・端末のアップデートに継続的に対応し、長期的に保守・運用します。
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信頼のSLA: 大規模プロモーションや長期サービスにおいて、サービス品質保証(SLA)の提供を目標として着手しており、エンタープライズグレードの信頼性構築を目指します。
3. palanAR(ノーコードARツール)
効果的なARキャンペーンが作れるノーコードツールを引き続き強化します。
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機能の更なるパワーアップ: 前述の独自SLAM技術や高精度な認識技術を順次統合。コードを書かずに、より高度で安定したAR体験を提供可能にします。
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運用の安定性: 変わらぬ使いやすさと国内拠点による迅速なサポートを提供します。
本プラットフォームの特長
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商用・大規模施策に耐える設計: 年間数千万アクセス規模、3,000社以上の導入実績を支える運用基盤。
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高精度なWebAR表現を実現可能: オープンソースARエンジンの活用、自社WebAR技術提供を並行して提供します。
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更新可能なWebAR活用基盤:他プラットフォームで制作した資産を活かしながら、palanARへのシームレスなインポートによるコンテンツ更新・運用が可能です。
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制作・カスタム対応も可能: palanの専門チームが、要件定義から実装・運用までワンストップで対応するエンタープライズ向けのプランもご用意してます。
palanARのWebAR実績
palanARの多彩なARの表現は、すでに多くの企業・自治体・IPコンテンツで実運用されており、実際の活用イメージや具体的な表現については、palanの事例ページにてご覧いただけます。

▶ これまでのWebAR導入事例一覧
https://palanar.com/cases
次世代WebARプラットフォームが実現する空間コンピューティングの未来
palanは、株式会社STYLYとの統合により、国内最大級のWebARプレイヤーとしての地位を確立しました。これにより、palanが強みとする高度な実装力・運用基盤と、STYLYが持つ圧倒的な「空間演出力」および「クリエイターネットワーク」が融合します。
この統合により、単なるAR施策の提供を超え、都市規模の空間演出から大規模なARプロジェクトまで、日本で戦える・世界へ挑めるXR/WebARインフラを提供します。
株式会社palanについて

株式会社palanは「現実とデジタルを組み合わせ、新しい社会を創る」というミッションのもと、ノーコードのWebAR作成サービス「palanAR(パラナル)」や新感覚観光マップ「AR Maps」など、ARでマーケティングや観光の課題解決をするプラットフォームを提供しております。国内の事例が少ない2017年頃からWebAR技術を用いた開発を続けており、地方自治体、エンターテインメント業界、プロモーション業界等、幅広い業界にARサービス・AR開発を提供しております。
2025年、XR技術の社会実装を加速するため、株式会社STYLYと経営統合を実施することで合意*しました。両社の強みを活かし、今後はスマートフォンやタブレットで手軽に体験できるWebARから、AIを活用したスマートグラス体験、ヘッドマウントディスプレイを活用したLBE(Location-Based Entertainment)まで、日本発の総合XRプラットフォームとして、企業・自治体・観光・エンタメ業界などの多様なニーズに応えてまいります。
*STYLYがpalanの全株式を取得し、2026年度内に経営統合及びブランドを統一予定
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