QualcommがアドビのRT-CDPを導入し、リアルタイムなパーソナライゼーションにより顧客との関係を強化

アドビ株式会社

• Adobe Real-Time Customer Data Platformを含むAdobe Experience Cloudの導入により、より深いインサイトを取得してカスタマージャーニー全体にわたる顧客体験をパーソナライズ
• Adobe Creative CloudおよびAdobe Document Cloudの活用を促進し、コンテンツとサービスを適切なオーディエンスに提供
【2023年3月1日】
アドビ(Nasdaq: ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は本日、Qualcomm Incorporated(Nasdaq: QCOM)とその関連会社のデジタル戦略を支援するために、同社と協業することを発表しました。

Qualcommは、Adobe Experience Platform(AEP)(https://business.adobe.com/jp/products/experience-platform/adobe-experience-platform.html)を含むAdobe Experience Cloud(https://business.adobe.com/jp/)の導入により、高度にパーソナライズされたB2Bマーケティングを実施して顧客との関係を強化し、ビジネスの成長を目指します。また、同社が擁する開発者コミュニティの顧客体験を再構築するためにAdobe Commerce(https://business.adobe.com/jp/products/magento/magento-commerce.html)を活用し、個人と直接Eコマース取引できるようにします。この協業により、Qualcommは新規顧客を開拓しながら、モバイル、自動車、IoTといったQualcommの既存顧客セグメント全体での成長を促進し、世界最先端のワイヤレステクノロジーイノベーターとしての同社の地位を確固たるものにします。

Qualcommは、Adobe Experience Platformと併せてAdobe Real-Time Customer Data Platform(RT-CDP)(https://business.adobe.com/jp/products/real-time-customer-data-platform/RTCDP.html)、Adobe Journey Optimizer(https://business.adobe.com/jp/products/journey-optimizer/adobe-journey-optimizer.html)、Customer Journey Analytics(https://business.adobe.com/jp/products/customer-journey-analytics/adobe-customer-journey-analytics.html)といったアプリケーションスイートを活用し、CRM、リードジェネレーション、webサイト訪問、Eメールなど、すべてのチャネルにおけるデータを統合し、ガバナンスとセキュリティを実現します。また、webサイト訪問を入り口としてトレードショー訪問で完結するような購買担当者のジャーニー全体にわたる体験のコンテンツをオーケストレーションできるほか、インサイトを組織全体で広く共有できるフィードバックループを構築できます。

これらの新規導入したアプリケーションは、Qualcommのチームがデジタルコンテンツ制作向けにすでに導入しているAdobe Creative Cloud(https://www.adobe.com/jp/creativecloud.html)およびAdobe Document Cloud(https://www.adobe.com/jp/documentcloud.html)のさらなる活用にもつながります。AEPは、データをもとにコンテンツや新しいサービスを正しいタイミングで適切なオーディエンスに提供します。Qualcommはまた、セールスおよびマーケティングのパフォーマンスに関するB2B視点の深いインサイトを提供する新しい測定機能を備えたAdobe Marketo Engage(https://business.adobe.com/jp/products/marketo/adobe-marketo.html)の活用も拡大し、これにより広範なパーソナライゼーションキャンペーンに関する追加のデータレイヤーが提供されます。

Qualcomm Technologyのシニアバイスプレジデント兼CMOであるドン マクガイア(Don McGuire)氏は、次のように述べています。「購入した製品がコネクテッドデバイスであろうと内蔵されている最先端のチップであろうと、お客様は魅力的でつながりがあり、かつ関連性の高いブランド体験を期待するようになりました。Adobe Experience Platformは、当社のオムニチャネルアプローチにリアルタイムパーソナライゼーションを統合することで、当社の革新的なテクノロジーを求めるお客様とエンゲージする方法を再構築してくれます。」

アドビのデジタルエクスペリエンス事業部門代表であるアニール チャクラヴァーシー(Anil Chakravarthy)は、次のように述べています。「アドビのエンタープライズアプリケーションを導入することで、Qualcommは法人顧客のオムニチャネル体験を強化し、マーケティングパフォーマンスを改善するエンドツーエンドのソリューションを手に入れました。今回の提携により、Qualcommは自らのデジタルトランスフォーメーションを次のレベルに引き上げ、同社が全世界に提供している革新的なテクノロジーを新しいアプローチで紹介することを可能にします。」

B2B顧客がテクノロジーパートナーとのエンゲージメントを図るために新たなチャネルを取り入れる中、業界では一部のユースケースにおいてセルフサービスモデルへの移行も進んでいます。AIと高度なデータ共有機能を活用してエンドツーエンドのパーソナライゼーションを実現するAdobe Commerceにより、Qualcommはモバイル、自動車、IoTなど特定の開発者顧客セグメント向けにパーソナライズしたカスタムコンテンツを作成できるようになり、単一のプラットフォームから複数のビジネスを管理し、それぞれのwebページを迅速に更新できるようになります。

Qualcommは、開発者を対象としたブランドエンゲージメントの構築にも注力しており、今回の協業拡大の大きな要因となりました。例えば、AEPにより同社のwebサイトを訪問したドローン開発者を迅速に特定し、自動化されたセルフサービス型ワークフローを用いてインサイトを取得できます。また、AEPは先進運転支援システム(ADAS)ソリューションの購入を検討している自動車メーカーなど、オンライン購入を望む顧客にとって重要なシームレスな取引もサポートしています。顧客は快適なデジタルジャーニーを期待しており、新たな売上を獲得するには最善のEコマース機能が不可欠となります。

※当資料は、2023年2月23日に米国本社から発表されたプレスリリース(https://news.adobe.com/news/news-details/2023/Qualcomm-Selects-Adobe-To-Deepen-Customer-Relationships-With-Real-Time-Personalization/default.aspx)の抄訳です。

■Qualcommについて
Qualcommは、すべての人とすべてのモノがインテリジェントにつながる世界を実現します。統一されたテクノロジーロードマップを持ち、高度な接続性、高性能・低消費電力コンピューティング、オンデバイスインテリジェンスなど、モバイル革命を起こしたテクノロジーをさまざまな産業の次世代型コネクテッドスマートデバイスに効率的に拡張することができます。Qualcommと、当社のSnapdragonプラットフォームが生み出したイノベーションは、クラウドエッジコンバージョンの実現、産業の変革、デジタル経済の加速を支援し、人々が世界をどう体験するかを変革して社会に貢献します。

Qualcomm Incorporatedには、Qualcommのライセンシング部門であるQTL、および、特許ポートフォリオの大部分が帰属します。Qualcomm Incorporatedの完全子会社であるQualcomm Technologies, Inc.は、同社の子会社とともにQualcommのエンジニアリング、研究開発機能の実質上すべて、およびQualcommの半導体事業であるQCTを含む実質上すべての製品とサービスに関する事業を行っています。SnapdragonならびにQualcommブランドの製品は、Qualcomm Technologies, Inc.または同社の子会社の製品です。Qualcommの特許技術のライセンス供給元は、Qualcomm Incorporatedです。

■「アドビ」について 
アドビは、「世界を動かすデジタル体験を」をミッションとして、 3つのクラウドソリューションで、優れた顧客体験を提供できるよう企業・個人のお客様を支援しています。 Creative Cloud( https://www.adobe.com/jp/creativecloud.html )は、写真、デザイン、ビデオ、 web、 UXなどのための20以上の デスクトップアプリやモバイルアプリ、サービスを提供しています。 Document Cloud(  https://www.adobe.com/jp/documentcloud.html )では、デジタル文書の作成、編集、共有、スキャン、署名が簡単にでき、デバイスに関わらず文書のやり取りと共同作業が安全に行えます。 Experience Cloud( https://business.adobe.com/jp/products/adobe-experience-cloud-products.html )は、コンテンツ管理、パーソナライゼーション、データ分析、コマースに対し、顧客ロイヤルティおよび企業の長期的な成功を推進する優れた顧客体験の提供を支援しています。これら製品、サービスの多くで、アドビの人工知能(AI)と機械学習のプラットフォームであるAdobe Sensei( https://www.adobe.com/jp/sensei.html )を活用しています。  

アドビ株式会社は米Adobe Inc.の日本法人です。日本市場においては、人々の創造性を解放するデジタルトランスフォーメーションを推進するため、「心、おどる、デジタル」というビジョンのもと、心にひびく、社会がつながる、幸せなデジタル社会の実現を目指します。 
アドビに関する詳細な情報は、webサイト(https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html)をご覧ください。

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会社概要

アドビ株式会社

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URL
https://www.adobe.com/jp/
業種
情報通信
本社所在地
大崎1-11-2 ゲートシティ大崎 イーストタワー19F
電話番号
03-5740-2622
代表者名
中井陽子
上場
海外市場
資本金
1億8000万円
設立
1992年03月