大正大学×豊島区男女平等推進センター 学生がデザインしたポスターが豊島区内に掲示
~エンターテインメントの力で「アンコンシャスバイアス」認知度UPを目指す~
大正大学(学長:神達知純、所在地:東京都豊島区)の表現学部表現文化学科アート&エンターテインメントワークコース(現:メディア表現学科)2年生の学生有志5名が、豊島区男女平等推進センターと共同し、「アンコンシャスバイアス※」の認知度UPを目指したポスターの作成を行いました。
完成したポスターは、2025年1月末から3月末まで、同区内の教育施設や駅構内に掲示されます。
※「アンコンシャスバイアス」…無意識の思い込みのこと。無意識の思い込みは日常にあふれていて誰もが持っているものです。思い込み自体は悪いことではありませんが、思い込みによる「判断」や「言動」が、相手を傷つけたり、自分や相手の可能性を狭めたりする可能性があります。
【本件のポイント】
① 本学の学生が作成したポスターが、2025年1月末から3月末まで、豊島区内の教育施設や駅構内に掲示されます
② この取り組みは、社会問題に対して当事者意識を持ち、社会課題の解決に自らの学びを結びつけるPBL(Project-Based Learning)の授業がきっかけとなりました
③ 企業・団体と共同して取り組むことで、大学の枠を超えた新しい学修区分での実践となります
【取り組みの経緯】
当コースの2年生が受講する「ワークショップ」という授業では、企業や団体とタッグを組んで、エンターテインメントの力を生かしながら、実際に社会課題の解決に取り組んでいます。
2024年度「ワークショップ」のテーマは「多様性」で、その中でも、2024年4月から5月の授業で取り上げられたのが「性別にまつわるアンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)」でした。
「『アンコンシャスバイアス』の周知方法を考える」という豊島区男女平等推進センターからの課題に対して、学生が8チームに分かれて企画とプレゼンテーションを行い、優秀賞となったポスター作成のアイデアが、この度、形になりました。
学生たちがデザインを手掛け、テスト用紙のようなインパクトのある見た目となっており、具体的な説明を極力減らすことで問題とセリフに注目してもらうよう工夫しました。
【学生の声】
無意識な思い込みや決めつけに気づくきっかけになればと思い、この問題を作成しました。立案から実行までのプロセスを通じて、一つのことを成し遂げる、やり遂げることの難しさを実感したと同時に、それ以外も多くの学びがありました。私たちにとってとても良い経験になりました。
【掲示場所】
区立小・中学校、区内各施設内、区内掲示板(一部)、東長崎駅・椎名町駅構内、大正大学構内
【掲示期間】
2025年1月~3月末まで
◆表現学部 表現文化学科(現:メディア表現学科)アート&エンターテインメントワークコース
本コースでは、チームの一員として何が必要とされ、どう行動すべきかを考え、さらに知的財産権、マーケティング、広報などの知識を学び、業界の枠を超えて広く社会で活躍する能力を養います。隠れたコンテンツを発掘し、世の中が求める新たな価値を創造していくプロデュース能力を磨きます。
※当コースは、2024年度入学の学生より「表現学部メディア表現学科アート&エンターテインメントワークコース」となりました。
https://www.tais.ac.jp/faculty/department/art_entertainment/
◆大正大学
大正大学は、設立四宗派の天台宗・真言宗豊山派・真言宗智山派・浄土宗および時宗が協働して運営する大学です。その協働の精神を支えているのが、大正15年(1926)の創立時に本学が掲げた、「智慧と慈悲の実践」という建学の理念です。建学の理念のもとに〈慈悲・自灯明・中道・共生〉という仏教精神に根ざした教育ビジョン「4つの人となる」を掲げて教育研究の活動を展開しています。また、令和2年度文部科学省「知識集約型社会を支える人材育成事業」に本学の推進する「新時代の地域のあり方を構想する地域戦略人材育成事業」が採択されました。
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