【たちまち重版】日本と世界でまったく違う「雑談」の意味と効果を解説した『世界の一流は「雑談」で何を話しているのか』重版出来!
元Google人材育成統括部長が教える、さりげなく相手の心をつかむコツ
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発売後すぐに重版決定!
本書は元Google人材育成統括部長であり、現在は経営コンサルタントとして人材・組織開発のための研修などを手掛けるピョートル・フェリクス・グジバチ氏が、「世界のビジネスパーソンの雑談との向き合い方」や「日本との考え方の違い」を明らかにすることで、単なる雑談のスキルを向上させるだけでなく、仕事のクオリティそのものを高めることを意図した一冊です。
単に「間を埋めるため」「本題に入る前の潤滑油のため」の雑談から、「成果を生む」雑談へ、というコンセプトも支持されてか、今回、発売から数日で第2刷重版が決定した本書には、読者の方々からも次のようなコメントが寄せられています。
「この本でいう雑談は、自分が思っていた雑談とは違う大事なスキルだとわかった」
「実際に試してみようと思えた」
「いままでもったいないことをしていたと気付いた」
日本と世界の「雑談」の違い
日本の雑談には「定番のフレーズ」が多く、「社交辞令」「演技」「決まり文句」の3つで構成されていると著者は感じています。
一方で、世界の一流は「自己開示」をしながら、仕事に直結しつつも自由闊達な情報交換の場として雑談をしているのです。
「自己開示」とは、プラベートな情報を含めて自分の「思い」や「考え方」などを相手に素直に伝えること。「自己開示」をすることで相手に自分のことを知ってもらうことができるので、警戒心を解きやすくなり、お互いの心理的な距離を縮めることができます。
日本人は「自分の頭で考えて、自分の意見を持ち、それを表現すること」に慣れていないのではないかと著者は考えています。ただ、現在は日本でも、多種多様な価値観を持つ人たちと良好な関係を構築し、お互いに信頼感を深めていくには、雑談を通して「自己開示」をしていくことが大切です。
雑談の6つのNGポイント
雑談には「誰にでも共通するタブー」は存在しませんが、最低限のマナーとして、相手を不快にさせる発言は避けるべきです。本書では、6つのNGポイントが紹介されています。
1.相手のプライベートに、いきなり踏み込まない
相手のプライバシーに土足で踏み込むような行為がNGであることは、誰もが十分に理解しています。ただ、意外と無意識にやってしまっているというのに気づくことが第一歩です。質問している側に「そんなつもり」がなくても、相手の受け取り方は千差万別です。相手の話に出てきた「キーワード」を拾って質問を重ねることで、自然な雑談を通じて相手を知ることができます。
2.「ファクト」ベースの質問は意外と危険
「ファクトベース」の質問は相手の気持ちにネガティブに刺さる可能性があるので、慎重になる必要があります。たとえば出身大学にコンプレックスを持っている人や、前の会社をリストラされ忸怩たる思いをしている人もいるかもしれません。単刀直入なファクトベースの質問ではなく、「価値観」ベース、「信念」ベース、「期待」ベースの質問を心がける気遣いが大切です。
3.ビジネスの場で「収入」の話はしない
無遠慮に相手の収入を聞くことは、マナーとしてだけでなく雇用契約や就業規則などで禁止している会社も多くあります。海外企業は中途採用が大半であり、同じチームで働いていてもそこには極端な「賃金格差」が生じているため、モチベーションを保ち、無駄な軋轢を避けるためにも聞かないことが無難です。
4.「シチュエーション」を考えた雑談を心がける
「オフ」だからと衆人環視の状況下での無神経な振る舞いは、信頼を大きく揺るがすことになります。たとえば、飲食店で上司の不満を話していたら、隣のテーブルに上司の知り合いがいたということもありえます。シチュエーションを考えて雑談することは、相手に対する最低限のマナーであり、ビジネスパーソンの義務でもあるのです。
5.「宗教」の話は無理に避ける必要はない
つい避けがち、というよりむしろ「避けることが正しい」と思われている宗教の話については、雑談を通してきちんと話をすることは大切です。イスラム教の人であればお祈りの時間と打ち合わせの時間が被らないよう対応し、ヒンドゥー教の人であれば基本的に肉を食べないので会食の際などにチェックする必要があります。ビジネスの場だからNGなのではなく、相手を尊重して、不快な思いをさせないために、聞くべきことはきちんと聞くという姿勢が大事です。
6.「下ネタ」で距離感が縮まることはない
「下ネタ」で距離感が縮まったと感じるのは「勘違い」であることがすでに世の中の常識となっています。それはビジネスの場ではなく、仲の良い友達とすればよいだけの話なのです。人間らしい素直な会話ができない人は、それだけで信用を失っていることに気づく必要があります。
ぜひ本書を読んで、本題に入る前の「雑談」を「武器」として使えるようになりましょう。
著者紹介
ピョートル・フェリクス・グジバチ(Piotr Feliks Grzywacz)
連続起業家、投資家、経営コンサルタント、執筆者。プロノイア・グループ株式会社 代表取締役、株式会社TimeLeap取締役、株式会社GA Technologies社外取締役。
モルガン・スタンレーを経て、Googleで人材開発・組織改革・リーダーシップマネジメントに従事。2015年に独立し、未来創造企業のプロノイア・グループを設立。2016年にHRテクノロジー企業モティファイを共同創立し、2020年にエグジット。2019年に起業家教育事業のTimeLeapを共同創立。ベストセラー『NEW ELITE』他、『パラダイムシフト 新しい世界をつくる本質的な問いを議論しよう』『世界最高のコーチ』など執筆。ポーランド出身。
書籍情報
『世界の一流は「雑談」で何を話しているのか』
著者:ピョートル・フェリクス・グジバチ
定価:1,738円(本体1,580円+税)
体裁:四六判 / 240ページ
ISBN:978-4-295-40810-9
発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)
発売日:2023年3月31日
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