iU卒業生が「DICOMO2025シンポジウム」にてヤングリサーチャー賞を受賞

iU（情報経営イノベーション専門職大学、東京都墨田区、学長：中村 伊知哉、https://www.i-u.ac.jp）の卒業生 村上拓斗さん（2024年度卒、指導教員：山内正人教授）が、2025年6月25日〜27日に開催された日本最大規模の情報系合宿型シンポジウム「マルチメディア、分散、協調とモバイル（DICOMO2025）」においてヤングリサーチャー賞を受賞しました。

「マルチメディア、分散、協調とモバイル（DICOMO2025）」概要

DICOMOは情報処理学会のなかの10件の研究会が主催し、研究者間の議論と交流を目的として毎年開催されています。毎年全国から多数の研究者・学生が参加し、3日間で200件以上もの研究発表が行われています。

開催日程：2025年6月25日（水）〜27日（金）

開催方式：合宿形式（福島県石川郡）

主催：情報処理学会

発表論文について

【題目】

脆弱性情報収集支援プラットフォームにおけるシステムアーキテクチャの設計

【著者】

村上拓斗（iU 2024年度卒業生）、山内正人（iU基幹教員）

【概要】

本研究は、株式会社Bridgeとの共同研究として実施され、脆弱性情報の収集や分析、対応を効率化するためのシステムアーキテクチャを提案しました。既存手法に比べ、運用負荷を軽減しつつ、情報の自動化と分析の精度向上を両立できる点が特徴です。提案システムは、組織におけるセキュリティ管理業務の効率化と高度化に寄与する可能性を示しました。

受賞者 村上拓斗さんのコメント

このたび、DICOMO2025においてヤングリサーチャー賞をいただき、大変光栄に思います。本研究を進めるにあたり、日頃から優しくご指導いただいている山内正人教授をはじめ、共同研究先の株式会社Bridgeの皆様には多大なご協力をいただき、心より感謝しております。今回の受賞を励みに、引き続き研究活動に取り組み、学術的にも社会的にも意義のある成果を生み出せるよう努めてまいります。また、iUにおける研究活動の支援や学生へのサポートがさらに充実し、より多くの挑戦ができることを期待しています。そして、このような受賞の機会だけでなく、日々の研究活動にも継続的な支援と関心が寄せられるような環境が広がっていけばと思います。