「水を守ることは、未来を守ること。」フジ地中情報株式会社がホワイト企業認定を取得|見えないインフラに光をあてる、技術と人の挑戦
フジ地中情報株式会社(本社:東京都港区)は、2025年8月1日付でホワイト企業認定を取得。上下水道インフラを支える独自技術の継承と革新、そして誰もが活躍できる職場づくりへの取組が高く評価されました。
一般財団法人日本次世代企業普及機構(通称:ホワイト財団)が運営する「ホワイト企業認定」は、国内で唯一の総合的な企業評価制度です。
本認定は、「ブラックではない企業」ではなく「家族や社会に応援され、次世代に残していきたい企業」を対象としています。
ビジネスモデルや人材育成、柔軟な働き方、ダイバーシティ、健康経営、労働法遵守など、実に70項目に及ぶ厳格な審査基準をもとに総合評価を行い、2025年8月時点で累計584社がこの認定を取得しています。
そして、2025年8月1日付でフジ地中情報株式会社が新たにホワイト企業認定を取得いたしました。

「社会インフラの守り手」として、社員が誇れる仕事を
自治体や企業のお客様とともに環境課題を解決するためのソリューションを提供するヴェオリアグループのメンバーであるフジ地中情報株式会社は、上下水道の維持管理を専門とし、掘削を伴わない非破壊探査技術を軸に、管路診断、地中探査、GISの開発・運用、さらには料金徴収業務まで、生活インフラの維持に貢献してきました。
創業から半世紀以上、「上下水道維持管理会社としてサーキュラーエコノミーに貢献する」ことを企業の志とし、地球環境・顧客・従業員・地域社会すべての持続可能性を大切にしています。
水道は、当たり前に使えて当然と思われがちなインフラです。
しかしその裏側では、見えない努力と技術革新が日々積み重ねられています。
「社会に必要とされる仕事だからこそ、社員が誇れる会社でありたい」――同社の取り組みは、その想いに貫かれています。

インフラの“危機”に、技術と人材で挑む
高度経済成長期に整備された上下水道施設は、今まさに全国的な老朽化の波に直面しています。
一方で、人口減少・高齢化の進行により、維持管理の担い手も年々減少。日本の水インフラは、表面化しづらいながらも、極めて深刻な社会課題を抱えています。
こうした背景のもと、フジ地中情報はAI・DXなどの先端技術と、長年培ったノウハウを融合させ、
持続可能なインフラ運用体制の確立を目指しています。
同時に、インフラ業界特有の課題でもある人材確保・育成にも正面から取り組み、
「人が集まり、育ち、残る業界」へと変えていくチャレンジを続けています。

「制度」だけじゃない。働く人の“空気”を変える3つの軸
今回のホワイト企業認定では、制度や数字以上に、働く人たちの「空気感」や「誇り」にまで踏み込んだ取り組みが評価されました。
同社が現在注力しているのは、以下の3つの領域です。
◎ 技術革新への投資
AIによる探査データ解析の自動化、地理空間情報との統合活用などを通じて、業務効率とサービス品質を高次元で両立。
◎ 人材育成とスキルアップ支援
新入社員研修やOJTのほか、全従業員が自由に学べるeラーニング型CBT研修を導入。
営業・技術部門別の専門教育、AIリテラシー研修も展開し、次代のリーダーを育成しています。
◎ D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)の推進
水インフラ業界の「男性社会」のイメージを変えるべく、ダイバーシティ推進委員会と現場主導のボトムアップ活動を融合。性別・年齢・バックグラウンドを問わず、誰もが活躍できる環境整備を進めています。
フジ地中情報株式会社 代表 アントワーヌ・アラニャ氏の想いと挑戦

サーキュラーエコノミーと水インフラの未来を担う、経営トップのビジョン
私たちは、上下水道維持管理会社として『サーキュラーエコノミーに貢献する』ことを志に掲げています。
地球環境・顧客・株主・従業員、そして地域社会のすべてのために役立つ存在であり続けることを使命とし、日々の事業に取り組んでいます。
また、水という社会に不可欠なインフラを守るために、新しい技術を取り入れた研究開発やDX化を積極的に推進しています。
こうした挑戦を通じて、従業員一人ひとりが誇りを持って働ける企業であり続け、持続可能な水インフラの未来に貢献してまいります。
誰もが安心して水を使える日常は、見えない現場の努力によって支えられています。フジ地中情報は、その努力が報われる社会、そして社員が胸を張って語れる職場づくりに本気で取り組んでいます。
ホワイト企業認定は、同社の「人と社会の持続可能性を両立させる」という信念に共感し、この挑戦を力強く後押ししています。


会社概要
社名 :フジ地中情報株式会社
本社所在地:東京都港区海岸三丁目20番20号
代表 :アントワーヌ・アラニャ
設立年 :1972年11月
事業内容 :上下水道管路の維持管理、漏水調査、料金収納業務、GIS等システムを活用した水道施設管理
ホワイト企業認定とは

「はたらく」が楽しい社会づくり
一般財団法人 日本次世代企業普及機構(ホワイト財団)が定義する「ホワイト企業」とは、世間で言われる「ブラック企業ではない企業」ではなく、「家族や社会に応援され、次世代に残していきたい企業」を指します。
認定基準に基づき、社員が家族から「いい会社で働けてよかったね」と言ってもらえる企業を「ホワイト企業」として認定しています。また、働くすべての人が個性や特性を活かし、活気に満ちた創造的な働き方を実現できる環境を推進し、「はたらく」が楽しい社会の実現を目指しています。
日本で唯一「総合評価の認定」
1,000社以上の調査を通じて、企業のホワイト化に向けた70項目の設問を作成。この設問を7つの項目に分けて、企業の取り組みの有無を確認し、認定を付与しています。
ホワイト企業認定は、単一の取り組みにとどまらず、総合的に人事制度や企業の取り組みを評価・判断するものであり、この認定を実施しているのは日本唯一の認定組織です。
2025年8月時点で、累計584社が認定を取得しています。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像