【抄訳】Hitachi Vantaraが、統合ハイブリッドクラウドストレージ向けデータ基盤を提供するHitachi Virtual Storage Platform Oneの提供を開始
さまざまなタイプのデータをシームレスに統合する堅ろうなハイブリッドクラウド・プラットフォームにより企業のデータ管理の効率性と柔軟性を強化
株式会社日立製作所(以下、日立)の米国子会社であるHitachi Vantara LLC(以下、Hitachi Vantara)は、生成AIやクラウド技術の普及、データ量の急激な増加の中、企業が直面している前例のないデータ管理の課題に対処するため、「Hitachi Virtual Storage Platform One(以下、VSP One)」*1の提供開始を発表しました。このハイブリッドクラウド・プラットフォームは、急速に進化する今日の技術環境において、企業データの管理と活用方法の変革をめざします。
*1 Hitachi VantaraのVSP Oneについて(英語サイト):https://www.hitachivantara.com/en-us/products/storage-platforms/data-platform
複雑な分散型マルチクラウド・インフラストラクチャ上でのデータ拡張や、アプリケーションのモダナイゼーションに課題を抱えている企業において、あらゆるタイプのデータに対応する包括的なデータ管理ソリューションのニーズが、かつてないほど高まっています。最新のTDWI*2によるData Management Maturity Assessment(DMMA:データ管理成熟度アセスメント)の調査結果*3によると、IT専門家の71%がデータを重視しているとした一方で、高度なデータ管理戦略が策定されていると答えたのはわずか19%でした。より深刻化しているサイバー攻撃に対しては、セキュリティと耐障害性に対する懸念がビジネスリーダーの間でますます高まっています。最新の調査*4から、ITリーダーの68%はデータインフラの耐障害性が十分か懸念していることが分かりました。
*2 TDWI(Transforming Data With Intelligence)(英語サイト):https://tdwi.org/Home.aspx
*3 Analyst Content: 2023 State of Data Management (英語サイト):https://www.hitachivantara.com/en-us/gated-forms/2023-state-data-management?q=1
*4 Modern Data Infrastructure Dynamics (英語サイト):https://www.hitachivantara.com/content/dam/hvac/pdfs/analyst-content/modern-data-infrastructure-dynamics-report.pdf
VSP Oneは、ミッションクリティカルアプリケーション向けのシンプルなインフラを実現するために、ダウンタイム、生産性の低下、セキュリティの脅威などのリスク軽減対策を含む、データの可用性、強力な耐障害性、信頼性を重視しています。
Hitachi VantaraのChief Product OfficerであるOctavian Tanase(オクタビアン・タナゼ)は、「VSP Oneは、オンプレミス、クラウド、ソフトウェア・デファインドいずれにおいても、データを一元化し、柔軟性を持たせることで、ストレージ環境を変革します。」と述べています。
VSP Oneは、データのサイロ化による制約を排除し、あらゆる情報を統合的に扱い、柔軟なスケールアップ・スケールダウンを実現することで、現代のデータ管理の課題に対処します。その結果、効率とスピードを重視する環境でデータ活用が可能になります。さらに、この度提供を開始するVSP One SDS Cloudは、アマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)内でHitachi Vantaraの最先端のデータ管理ソリューションによるシームレスな統合とアクセスを提供します。
データ管理の新時代
VSP Oneの中核となるのは、さまざまなタイプのストレージをシームレスに統合し、データのサイロ化や断片化した環境を排除する統合されたデータエコシステムです。Hitachi Storage Virtualization Operating System(SVOS)を搭載したVSP Oneは、あらゆる情報を収集、統合し、どのデバイスや場所からでも容易にアクセスや閲覧ができるようすることで、ビジネスの成長を加速させます。
Garanti BBVAのCloud data storage technologies managerであるDeniz Armen Aydin (デニズ・アーメン・アイディン)氏は、「わたしたちは10年以上にわたってHitachi Vantaraとパートナーシップを結び、そのサービス、専門知識、製品の耐久性に大きな満足を感じてきました。最先端の自動化と耐障害性を提供するVSP Oneの導入により、Garanti BBVAのデータ管理と効率性が変革されることを大いに期待しています。」と述べています。
VSP Oneは、AWS上でネイティブに動くVSP One SDS Cloudによって、ストレージポートフォリオをパブリッククラウドへ拡張し、オンプレと共通のデータ管理を提供するなど、今後も革新的なソリューションを提供してまいります。
VSP Oneとその一連のソリューションの詳細については、こちらをご覧ください(英語サイト):
https://www.hitachivantara.com/en-us/products/storage-platforms/data-platform
■商標注記
その他記載の会社名、製品名などは、それぞれの会社の登録商標もしくは商標です。
■Hitachi Vantara LLCについて
Hitachi Vantara LLCは、データを活用してイノベーションを推進し、新たな変革をもたらします。日立製作所の100%子会社であるHitachi Vantara LLCは、世界をリードするイノベーターに対し信頼性の高いデータ基盤を提供しています。データストレージ、インフラストラクチャ、クラウド管理、そしてデジタルの専門知識を通じて、お客様が持続的なビジネス成長の基盤を構築できるようサポートします。
詳しくは、Hitachi Vantara のウェブサイト(https://www.hitachivantara.com/ )をご覧ください。
■日立製作所について
日立は、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現する社会イノベーション事業を推進しています。お客さまのDXを支援する「デジタルシステム&サービス」、エネルギーや鉄道で脱炭素社会の実現に貢献する「グリーンエナジー&モビリティ」、幅広い産業でプロダクトをデジタルでつなぎソリューションを提供する「コネクティブインダストリーズ」の事業体制のもと、ITやOT(制御・運用技術)、プロダクトを活用するLumadaソリューションを通じてお客さまや社会の課題を解決します。デジタル、グリーン、イノベーションを原動力に、お客さまとの協創で成長をめざします。2022年度(2023年3月期)の連結売上収益は10兆8,811億円、2023年3月末時点で連結子会社は696社、全世界で約32万人の従業員を擁しています。
詳しくは、日立のウェブサイト(https://www.hitachi.co.jp/ )をご覧ください。
■お問い合わせ先
日立ヴァンタラ株式会社 企画本部 マーケティングコミュニケーション部
お問い合わせフォーム:https://www8.hitachi.co.jp/inquiry/hitachivantara/site-inq/form.jsp
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