桐生信用金庫、事業構想大学院大学 「太田新事業創出プロジェクト研究」の発足を発表
持続可能な地域社会へ、金学連携で起こす地域イノベーション
地域金融機関の新展開。事業構想人材の育成で持続可能な地域社会へ
桐生信用金庫は創立100周年に向けて「きりしんビジョン100」を策定し、地域金融機関として、地域との強い信頼関係を築きながら、公共的使命と社会的責任を果たすことで、地域社会の発展に貢献することを目指しています。「太田新事業創出プロジェクト研究」は、高等教育機関と連携し人材育成の観点から地域課題解決と産業振興を目的とする新しい取り組みです。専門カリキュラムを有し社会人の実践研究・教育をおこなう事業構想大学院大学との共創により、地域の未来を牽引する事業構想人材の育成を推進します。
「太田新事業創出プロジェクト研究」※1(通称:O-BIP1※2)の狙いとプログラム特徴
太田新事業創出プロジェクト研究(以下、O-BIP1)では、事業構想の基本的な知識・スキルの修得にとどまらず、参加する地元企業間で「知の探索」を実践することで、自己や自社の思考と視野を広げ、相互に刺激し合いながらアイデアを生み出し構想を構築していきます。社会課題、顧客の課題解決に資する新事業構想を研究し、実践していくことで地域の持続的な発展に貢献します。
プログラムは、課題の掘り下げから地域資源・経営資源の再発見、強みを生かした事業構想の具体化、収益構造を明確にしたビジネスモデルの検討等を実施し、成果物として、研究員は実践を見据えた事業構想計画書を策定します。修了要件を満たした研究員には、研究修了証が発行されます。
※1「太田新事業創出プロジェクト研究」は文部科学省「職業実践力育成プログラム(BP)」認定プログラムおよび、厚生労働省専門実践教育訓練として指定されています。(人材開発支援助成金および、教育訓練給付金の対象です)
※2 O-BIP1(Ota-Business Innovation Project) 読み方「オービップワン」
各位よりコメント
桐生信用金庫 理事長 津久井真澄
当金庫は昨年の10月に本店がある桐生市と太田市に強い繋がりを作り、新たなイノベーションや産業創出を目指し、地域社会全体の活性化に貢献したいという考えから本部機能を太田市に移転し太田スクエアを開業しました。歴史ある桐生市と、北関東最大のものづくりのまちの太田市の融合の手助けをすることで、力強いエネルギーとなって新たな付加価値を生む産業クラスターの創出が期待できると考えております。そうした状況の中、事業構想大学院大学との共催による「太田新事業創出プロジェクト研究」を開講し、地域企業の参加者が新たに学び新事業を構想することで持続可能な地域社会の実現を目指していきます。新たな取組みとなりますが、当金庫はこれからも地域社会の持続的な発展に向け様々な取組みを実践してまいります。
学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学 学長 田中里沙
桐生信用金庫様は、地域の信頼ある金融機関として、経済・産業を支え、住民の皆様及び地元企業の皆様からも親しまれる存在です。変化と成長を続け、未来に向けた構想を掲げられています。このたび新たに、持続可能な地域社会を目指す取り組みとして、地域人材の育成と新事業創出を目指すプロジェクトを、金学連携の形で発足させます。地域をより良くしたいという熱意とモチベーションが集結し、多様な方々が協力し工夫を重ねることで、地域に新鮮な活力が生み出されることを期待しています。
「太田新事業創出プロジェクト研究(O-BIP1)」について
「太田新事業創出プロジェクト研究」は、太田市域の持続可能な地域社会の実現を目指し、新規事業を構想する研究会です。事業の根本となるアイデア発想から、具体的な事業計画まで策定します。事業構想大学院大学 修士課程のカリキュラム要素を活かした講義と最先端分野の有識者から得られる知見が研究員の事業構想を支援します。参加者は一般から募集し、組織の枠を越えた異業種の企業やパートナーとの知の共有・探索、コラボレーションによる事業創出活動を実現します。(担当教員:事業構想大学院大学 事業構想研究所 副所長・教授 小野淳哉)
■期間:2023年10月~2024年7月 定例研究会24回
■会場:きりしん太田スクエア(群馬県太田市浜町81) ※一部、事業構想大学院大学東京校
■定員:15名
■プロジェクト構成員:教授、客員教授、各協力団体、ゲスト講師
■費用:1名あたり120万円(非課税)
■主催:学校法人先端教育機構 事業構想大学院大学 事業構想研究所
■共催:桐生信用金庫
■後援:太田市、太田商工会議所
【申込締切】 2023年9月20日(水) 申込書類必着
プログラム詳細・個別相談のお申込みはこちら (事業構想大学院大学ホームページ)
https://www.mpd.ac.jp/events/otaproject/
桐生信用金庫について
桐生信用金庫は1925年に設立された群馬県桐生市に本店を置く信用金庫(通称:きりしん)です。2022年10月に、SUBARU(スバル)の企業城下町であり両毛地区の中心に位置する太田市に本部機能を移し「きりしん太田スクエア」を開設。太田の企業や自治体との連携強化を図っていきます。地域に根ざした金融機関として、本店のある桐生と本部のある太田の融合により、新しいイノベーションや産業を生み出し地域社会の発展に貢献すべく、この度事業構想大学院大学と共催で太田新事業創出プロジェクト研究(O-BIP1)を実施することになりました。ホームページURL https://www.shinkin.co.jp/kiryu/
事業構想大学院大学について
2012年4月に東京・南青山に開学した、事業構想と構想計画を構築・実践する社会人向け大学院。事業の根本からアイデアを発想し、事業の理想となる構想を考え、実現するためのアイデアを紡ぎ、構想計画を構築していくことを対象とした多様なカリキュラムを提供しています。多彩な業界で活躍する教員・院生と議論を重ね、2年間で事業構想計画書の提出を経て、専門職学位の「事業構想修士(専門職)」(MPD:Master of Project Design)が授与されます。拠点は東京、名古屋、大阪、福岡、仙台の5校舎で、計572名が修了し、数多くのイノベーションとなる新事業が生み出されています。また、本学の附属研究機関である「事業構想研究所」では、企業・事業のプロジェクトベースでの研究が活発に実施され、既に2,400名以上が課程を修了しているほか、月刊『事業構想』等の出版を始め、研究書籍を発刊しています。その他、詳細は大学院HP(https://www.mpd.ac.jp/)をご覧ください。*公益財団法人 大学基準協会の大学認証評価(専門分野別・機関別認証評価)で「適合」評価*厚生労働省の教育訓練給付金(専門実践教育訓練)に指定(国から最大112万円を給付)
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