高知県梼原町で「AOYAMAの森」を2拠点に拡大、新たな森を記念し、三者間で植樹祭を実施

森林保全と資源循環を推進し、持続可能な社会の実現へ

青山商事

青山商事株式会社(本社:広島県福山市/代表取締役社長:遠藤 泰三)は、高知県梼原町の井高地区で新たな「AOYAMAの森」を開設します。また、これを記念し、2025年10月30日に植樹祭を実施。高知県梼原(ゆすはら)町長 吉田 尚人様、一般社団法人more trees(モア トゥリーズ) 事務局長 水谷 伸吉様、当社代表取締役社長 遠藤 泰三が出席し、植樹をしました。AOYAMAの森は、仲洞地区に加えて、2拠点目となります。

左から、梼原町長 吉田様、当社代表取締役社長 遠藤、more trees事務局長 水谷様

当社は、「持続的な成長をもとに、生活者への小売・サービスを通じてさらなる社会への貢献を目指す」の経営理念のもと、ステークホルダーと協働しながら事業活動において環境負担の低減に努めています。この背景から、2022年に梼原町、森林保全団体more trees、当社の三者による「森林保全に関する連携協定※1」を締結し、「AOYAMAの森(仲洞地区)」で多様性のある森づくりを開始。3年間で3,257本を植樹し、今後は育林としての管理作業や生態調査を実施します。そして新たに、井高地区の針葉樹皆伐跡地に「AOYAMAの森」を開設し、森林保全と生物多様性の回復を目指します。当社は、2018年度よりmore treesが進める“森と人がずっとともに生きる社会を目指す”取り組みに賛同し、スーツ売上金の一部を寄付し梼原町の森林づくりに役立てていただいております。2021年度からは、お客様が不要になった衣料品の店頭回収量に応じた寄付も開始し、消費者と共に取り組むエコ活動(WEAR SHiFT(ウエア シフト)※2)として森林保全と資源循環の推進に取り組んでいます。

※1「森林保全に関する連携協定」https://www.aoyama-syouji.co.jp/topics/2022/pdf/1124_pr.pdf

※2「WEAR SHiFTの取り組み」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000115161.htm

また、昨年から実施している「SDGsオープン・カンパニー」を本年度もAOYAMAの森で開催し、9名の学生が参加しました。アパレル業界が抱える環境課題のオリエンテーションやグループワーク、苗木を植える作業を体験し、参加者から「青山商事の森づくりを通して、環境保全の意義を知ることができた」などの声をいただいています。これからも当社は、SDGsを重要視したサステナビリティへの取り組みを強化し、事業を通じた地域活性化への貢献と教育支援につなげ持続可能な社会の実現を目指していきます。

【オープンカンパニーとは】

オープン・カンパニーとは、学生が業界や企業の事業内容を知ると同時に、その社会的な役割を正しく理解することで、将来の職種選択やキャリア形成を支援すること。

【SDGs オープン・カンパニー】

■青山商事の取り組み

目的:青山商事が取り組む「森林保全」の理解を深め、当社だからこそできるサステナブルを体感する

概要:

(オリエンテーション)

・アパレル業界が抱える環境課題、青山商事のサステナビリティへの取り組み、森林の現状課題

(実践・体験)

・植樹や間伐材の利活用など体験と見学、グループワーク、プレゼンテーション

オリエンテーション・講義
全員で植樹を体験
間伐材を利活用する木工体験
学びと実践を踏まえたグループワーク

【衣類の回収量に応じて森林保全団体「more trees」に寄付】

2021年度より、衣料品の回収量に応じて森林保全団体「more trees(モア・トゥリーズ)」に1キロあたり2.5円を寄付する取り組み(年間上限100万円)を行ってきました。2024年4月1日からは、1キロあたり10円(年間上限500万円)に寄付額を変更し、取り組んでいます。

<衣料品回収量に応じた寄付の実績>

(2022年度)

回収量 349,972kg/寄付額 874,930円
(2023年度)

回収量 355,435kg/寄付額 888,588円
(2024年度)

回収量 347,555kg/寄付額 3,475,550円

【一般社団法人more treesについて】

一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)は、音楽家 坂本龍一氏が発起人となって、森林破壊と地球温暖化の危機的状況に行動を起こすため100名以上の賛同人ともに2007年に設立され、現在は建築家 隈研吾氏が代表を務める森林保全団体です。地域との協働で森林保全を行うmore treesの森の展開、国産材を活用した商品やサービスの企画・開発、セミナーやイベントを通じた森の情報や魅力の発信など、「都市と森をつなぐ」をキーワードに「森と人がずっとともに生きる社会」を目指した、さまざまな取り組みを行っています。(HP:https://www.more-trees.org/

【資源循環「WEAR SHiFT(ウエアシフト)」の取組】

「WEAR SHiFT」は、当社が1998年から始めた下取りサービス(使用済み衣類回収)を進化させ、衣類が循環できる仕組みを実現し環境負荷の軽減を目指した取組です。国内大手の繊維リサイクル企業であるファイバーシ―ディーエム株式会社と業務提携し、店頭で回収した衣類を選別しリユース・リサイクルを行う資源循環スキームを構築しています。リユースできる物は海外で古着として流通し、リサイクルでは防災毛布(災害支援用リサイクル毛布)やスーツ・コートなど新たな製品として生まれ変わるほか、車の断熱材・荷物の緩衝材に利用しています。

<リサイクリングBOX>

全国の営業店にこのBOXを設置し、不要になった衣類をお客様に直接入れていただくことで、より気軽にエコ活動へ参加できる環境を整えました。

素材:廃繊維100%(リフモボード※)

※繊維廃棄物を加熱・加圧形成した素材で、繊維が絡み合った構造のため割れにくく、破片が飛散しにくいのが特徴です。古着や古布などから作られているため、環境配慮型素材として注目されています。

◎終わらない服を作るWEAR SHiFTとは?

洋服の青山 YouTube公式チャンネルhttps://youtu.be/yBbE45gxeOM

本取組は、環境省が主催する第12回グッドライフアワードにて「環境大臣賞 優秀賞」を受賞しました。

<グッドライフアワードとは>

「環境と社会に良い暮らし」を実現するための活動や取組を企業・学校・NPO・自治体・地域コミュニティ・個人などから幅広く募集して紹介、表彰し、応援するプロジェクト

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会社概要

青山商事株式会社

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URL
https://www.aoyama-syouji.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
広島県福山市王子町1-3-5 青山商事株式会社 本社ビル
電話番号
084-920-0050
代表者名
遠藤泰三
上場
東証プライム
資本金
625億400万円
設立
1964年05月