BEAMSがビニール製ショッピングバッグを廃止、コットン製の同型バッグを販売へ
35年間愛されたBEAMSの斜めがけバッグを刷新、サステナブルシフトを進める
株式会社ビームス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:設楽洋)は、事業におけるサステナビリティを改善する取組の一環で、これまで長く親しまれてきたビニール製のショッピングバッグを廃止し、同じ形のコットン製のショッピングバッグを全国の店舗で2021年5月1日(土)より販売します。プラスチックの使い捨てをなくし、天然素材で長くリユーズできるものに置き換えることで、お客様へサステナブルな選択肢を提供してまいります。
BEAMSが創業10周年を迎えた1986年に誕生したビニール製のショッピングバッグは、ドローコードで口を絞って斜めがけできる利便性や繰り返し使える耐久性などから多くのお客様に様々なシーンでご愛用いただき、渋カジと共に記憶に刻まれるBEAMSの代名詞的アイテムとなりました。お客様へ無料で差し上げるショッピングバッグでありながら、インクの載せ方や組紐の編み方など細部に至るまで服作りさながらのこだわりで、繰り返し使っていただくための工夫を凝らしたものでした。時代の流れの中でアップデートされたのはデザインや形だけでなく、廃棄時に分別しやすいようにハトメの素材を変え、石油資源への依存を軽減するために植物由来の原料を一部使用した素材に切り替えるなどの改良も重ねてきました。
創業45年を迎えたBEAMSは、パンデミックからのサステナブルリカバリーを目指す世界的な気運の高まりの中にいます。年間39万枚を用意していた(*1) ビニール製のバッグを廃止することで、いずれ廃棄されるプラスチック資材の量を減らし(*2)、リユーザブルなコットン製のバッグを有償で用意することで(*3)、ファッションの買い物において都度ショッピングバッグを消費する前提を変えていきたいと考えています。これまでのオレンジカラーのビニールバッグの形状を踏襲しつつ、GOTS認証を受けた100%オーガニックコットンで作った新しいショッピングバッグは、5月1日(土)より全国の店舗で、商品をお買い上げくださったお客様を対象に550円(税込)で販売されます。
*1:2019年度実績 / *2:FSC認証紙製のショッピングバッグは使用継続します(無償) / *3:税込価格550円
1999年より続けてきたREDUCE活動では、全国のBEAMS店舗(*4)でお会計の際にショッピングバッグ不要のお申し出をいただく1件毎に100円を、公益財団法人オイスカ「子供の森」計画へ寄付してまいりました。これまでの寄付額は3000万円を超え、海外の子供たちの緑化活動や人材育成に役立てられています。この度のコットン製ショッピングバッグの導入に合わせて、REDUCE活動は今後、このコットンバッグの売上の10%(*5)を寄付する形で継続します。
*4:直営店のみ / *5:コットン製ショッピングバッグの売上1枚あたり50円を公益財団法人オイスカへ寄付
この他にも、BEAMS OUTLET各店では2020年11月より、そしてBEAMS GOLF各店では2021年1月より、ショッピングバッグを全てFSC認証紙を使用した紙製のものに切り替えました。袋本体に加え、表面のラミネート加工、取っ手部分に至るまで、石油由来の素材を紙やコットンに置き換えて、ほぼ全てのショッピングバッグがリニューアルを完了しています。
本社オフィスと一部店舗では2020年9月より、来客用に提供する飲料水として、オリジナルデザインの紙パック水を導入しています。それまで使用していた年間約6万本(*6)のPETボトルを紙パックに置き換え、非売品ながらもオリジナルデザインを施すことで、サステナブルな選択を楽しむBEAMSの姿勢を伝えています。
*6:災害時用備蓄分含む
これからもお客様に安心してBEAMSを選んでいただけるように、そしてお客様と一緒により良い未来を歩んでいけるように、今、BEAMSにできることを考えて取り組んでまいります。
2021年4月22日、アースデイのご挨拶に代えて。
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