SMT Shippingと直接還元鉄輸送の共同検討に関する覚書を締結
株式会社商船三井(本社:東京都港区、代表取締役社長:橋本剛、以下「当社」)は、SMT Shipping (Cyprus) Ltd. (本社:キプロス、CEO:Mark Voorham、以下「SMT Shipping」、註1)と直接還元鉄(註2)輸送の共同検討に関する覚書を締結しました。
鉄鋼業界では気候変動に対応するため、CO2排出削減に向けた取り組みを強化しており、主に石炭を還元剤として使用する高炉に比べCO2排出を削減できる天然ガスや水素を用いた直接還元鉄への関心が高まっています。
直接還元鉄の海上輸送には、過熱を防ぐための専門的な手法とノウハウが必要となります。SMT Shippingは直接還元鉄輸送の世界的リーダーとして、豊富な実績と卓越した技術と知見を誇る一方、当社は長年にわたり世界の鉄鋼業界に海上輸送サービスを提供してきました。当社はSMT Shippingとともに、適切な安全対策を講じながら、増加する直接還元鉄の輸送需要に対応し、鉄鋼業界の低炭素化に貢献してまいります。
当社は、世界最大級の船社としてこれまでに培ってきた経験およびノウハウを生かし、海運を中心にさまざまな社会インフラ事業や技術・サービスを展開し、グループ全体で幅広いお客様のニーズに応えてまいります。グローバルな社会インフラ企業へと飛躍し、青い海から人々の毎日を支え、豊かな未来をひらき、全てのステークホルダーに新たな価値を届けます。
(註1) SMT Shipping社は65隻以上の船舶を有し、不定期船事業をはじめとする様々な事業を展開しています。
公式サイト:https://www.smtshipping.com/
(註2) 鉄鉱石を天然ガスや水素等で直接還元した鉄鋼原料。主に電炉や高炉で使用されます。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。