新米の多様な味わい。新品種が台頭する中、昔ながらの「ササニシキ」が最高金賞 食べチョクお米グランプリ2025

次の時代を切り開く新品種部門では「つきあかり」が金賞

認知度・利用率など9つのNo.1(※1)を持つ日本最大の産直通販サイト(※2)「食べチョク」を運営する株式会社ビビッドガーデン(本社:東京都港区、代表取締役社長:秋元里奈)は、米の「おいしさ」と米農家の「こだわり」を発掘・発信する品評会「お米グランプリ2025」を、2025年10月28日(火)に、新米の季節に合わせて初開催しました。

今回のグランプリには、ユーザーレビューやコメントなどの複数の指標から厳選した19名の米農家が出品し、王道品種「コシヒカリ」や次世代品種を含む約10品種のお米が審査されました。

最高金賞は、山形県西置賜郡飯豊町のめしゆたかファームさんが手掛ける「ササニシキ」が受賞。「ササニシキ」は、粘りが少なくあっさりとした食感が特徴。冷めても味が落ちにくいため、寿司米として広く利用されている、さっぱりした味わいを好む方におすすめの品種です。です。また、ユニークな視点で選ばれる「ベストTKGお米賞」「ベストカレー米賞」や「未来を耕す賞」なども選出しました。

食味官能評価のプロをはじめとした有識者を中心に「味」を評価。また、象印マホービン株式会社様のご協力のもと、同社の最高級炊飯ジャー「炎舞炊き※A」にて同条件のもと炊き上げを実施。

結果発表後には、メディアの方々にも受賞米の食べ比べを体験していただき、各賞のお米の魅力を紹介しました。

受賞米の特設ページはこちら:https://www.tabechoku.com/feature_articles/rice-grandprix2025

・食べチョクお米グランプリ2025について

食べチョクに登録する米農家を対象に、お米の「おいしさ」と生産者の「こだわり」を発掘・発信する、食べチョク主催の品評会です。お米を対象とする開催は今回が初めてとなります。

これまでも食べチョクでは、いちごやぶどうなど様々な品目で「味」に重きを置いた品評会を開催してきました。受賞品は大々的に販促し、過去には売上が10倍以上になった生産者もいるなど、生産者の事業成長に直結する実績を持っています。

▪️お米グランプリ2025の魅力

食べチョクのお客様からも、「どのお米を選べばいいかわからない」という声が多く寄せられます。

そこで、本グランプリでは、ユーザーレビューやコメントなど複数の指標から厳選した19名の米農家を対象としてエントリーしていただきました。

審査は、「コシヒカリ(※B)」などの王道品種に加え、猛暑などの気候変動を受け注目が集まる品種など約10品種の米を対象に行われます。質の高い米を栽培する農家と次世代の品種を表彰することで、消費者が迷わず「本当においしい米」を選べる世界を目指します。

・味わいだけでなく「体験」も重視
一般的な品評会が味や外観に重点を置くのに対し、本グランプリでは炊き方や食べた時の香り、粘り、甘み、食感など、「消費者に届ける感動」までを審査項目に含めています。

・公平な審査

審査はプロの有識者が実施し、炊飯条件を統一することで公平な比較が可能となっています。

栽培方法部門で乾田直播(かんでんちょくは)を選んだ理由

栽培方法部門で乾田直播(かんでんちょくは)を選んだ理由は、生産現場での導入拡大と社会的注目度の高さです。水を張らずに直接種をまく手法は、労働時間削減や水資源節約を可能にし、高齢化・担い手不足・気候変動時代の持続可能な米づくりとして注目。今後導入検討を含めると78.6%の生産者が関心を示しており、全国での普及と米作りのイノベーションが期待されています。

・乾田直播米に関する特設ページURL

https://www.tabechoku.com/feature_articles/rice-kanden-chokuha-mai-merit

・受賞した米生産者(一部抜粋)

■食べチョクお米グランプリ2025 総合部門

・最高金賞

・生産者:めしゆたかファーム(山形県)

・品種:ササニシキ

・食べチョクURL:https://www.tabechoku.com/producers/20289

<生産者のこだわりポイント>

【栽培のこだわり】
世界有数の豪雪地帯にある山形県飯豊町は、飯豊山の雪解け水に含まれるミネラルやケイ酸が田んぼに豊富に注ぎ込み、粘着質の土壌と昼夜の寒暖差によって、おいしいお米を栽培する最高の環境が整っています。

米沢牛を飼育するめしゆたかファームでは自家製堆肥による循環農業を実践しています。

疎植栽培にて苗を植え病害に強い稲を育てることで必要のない窒素散布を控え、農薬7割減・化学肥料5割減で栽培しています。

・金賞

・生産者:オータニファーム(秋田県)

・品種:あきたこまち

・食べチョクURL:https://www.tabechoku.com/producers/29017

<生産者のこだわりポイント>

【栽培のこだわり】
白神山地を望む秋田県能代市で、自然の恵みを最大限に活かしてあきたこまちを栽培しています。

自家製のもみ殻くん炭で根張りの良い苗づくりにこだわり、農薬や化学肥料の使用を極力抑え、窒素分も控えめにしています。

また、中干し期間を長く取ることで、選ばれた稲が栄養をしっかり蓄えるよう管理しています。

収量よりも「本当においしいお米」を育てることを第一に考え、“このお米が次の秋田を元気にする”――そんな想いで日々田んぼに向き合っています。

・銀賞

・生産者:小出農場(新潟県)

・品種:つきあかり

・食べチョクURL:https://www.tabechoku.com/producers/23403

<生産者のこだわりポイント>

【栽培のこだわり】
標高300mの山のふもとにある小出農場。農場の周りには標高2000mを超える山々がそびえ立っています。

小出農場が考える美味しいお米の特徴は冬場の豪雪地帯。ここでミネラル豊富な地力が作られ、夏場には豪雪地帯の恩恵を受けて雪解け水が田んぼへ入り稲も育ちやすい環境。そして田んぼに冷水が入ることにより朝晩には涼しい風が吹く、人間も稲も住みやすい環境が整えられています。

そんな水と空気が美味しいところで育てた「つきあかり」です。

食卓を通じて皆様の田舎(家族同士のお付き合い)ができればと思い、安心安全に食べられるお米にこだわりを持っています。

・銅賞

・生産者:加賀米野菜基地(かがこめやさいきち)(石川県)

・品種:いのちの壱

・食べチョクURL:https://www.tabechoku.com/producers/23048

<生産者のこだわりポイント>

【栽培のこだわり】
「食べるから健康に!」をテーマに、大切な人に安心して美味しく食べてもらえるようなものづくりを行っています。
栽培期間中、農薬や化学肥料を使用せず、良質な有機肥料とミネラル分だけで育てています。

美味しいお米を作るために、すべての田んぼで毎年土壌分析を行い、稲の成長に必要な栄養素だけを正確に与えています。

また、秋に収穫が終わったすぐ後から残った株やワラを丁寧に分解させ、翌年へと続く土づくりを行います。

稲が穂をつける時期には、お米の粒一粒一粒がしっかり詰まり、甘みがあり、ふわっとした弾力の粒だちの良いお米に仕上がるよう、食味を重視した肥料を撒いています。

■王道のお米部門

・コシヒカリ 金賞

・生産者:大地創造職人 反町敏彦(新潟県)

・食べチョクURL:https://www.tabechoku.com/producers/21777

<生産者のこだわりポイント>

【栽培のこだわり】
BL種子を使わず、従来の種子を使って大事に育てました。
市場にほとんど出回らない幻のお米となってしまった昔ながらの本物のコシヒカリです。

違いのわかる方にぜひ召し上がっていただきたい一品です。

・ミルキークイーン 金賞

・生産者:お米の家倉(滋賀県)

・食べチョクURL:https://www.tabechoku.com/producers/22104

<生産者のこだわりポイント>

【栽培のこだわり】

自身が農薬で視力を落とす経験をし、2005年より「農薬サヨナラ米プロジェクト」を立ち上げ、「おいしい」を目指すのはもちろん、作り手・食べ手・自然にも優しい農業を実現できないかと試行錯誤を積み重ねてきました。

全国に先駆け3世紀より先人が耕し続けてきた歴史あるこの風土の味わいをお米に込めるべく、2015年より農薬も肥料も使わない自然栽培に到達しました。

水の綺麗な伊吹山系から流れる雪解け水の力を借り、稲自身の力で根から必要な養分だけを吸収できるよう、土がバランスの良い状態を保つ手助けをしています。

そんな風土で健康に育った稲が次年度へ命をつなぐために実らせた穂を収穫させてもらい、お届けしています。

・つや姫 金賞

・生産者:万宝院ファーム(山形県)

・食べチョクURL:https://www.tabechoku.com/producers/7

<生産者のこだわりポイント>

【栽培のこだわり】
山形県飯豊町は、「ミネラルや栄養分の豊富な水」「粘着質な土壌」「1日の寒暖差の大きな気候」とおいしいお米を作るのに最適な三大条件が備わった昔から稲作に適した一等地と評価されている理想的な土地です。

山形県の栽培規格の定められた肥料・農薬を用い、農薬を慣行の7割減、化学肥料を5割減に抑えています。

また、種から刈り取りまで栽培管理の報告を義務付けられており、徹底した管理のもとで栽培された特別栽培米です。

・あきたこまち 金賞

・生産者:オータニファーム(秋田県)

・食べチョクURL:https://www.tabechoku.com/producers/29017

・ササニシキ 金賞

・生産者:めしゆたかファーム(山形県)

・食べチョクURL:https://www.tabechoku.com/producers/20289

■次の時代を切り拓くお米部門

・いま注目の品種賞 金賞

・生産者:小出農場(新潟県)

・品種:つきあかり

・食べチョクURL:https://www.tabechoku.com/producers/23403

<生産者のこだわりポイント>

【栽培のこだわり】
標高300mの山のふもとにある小出農場。農場の周りには標高2000mを超える山々がそびえ立っています。小出農場が考える美味しいお米の特徴は冬場の豪雪地帯。ここでミネラル豊富な地力が作られ、夏場には豪雪地帯の恩恵を受けて雪解け水が田んぼへ入り稲も育ちやすい環境。

そして田んぼに冷水が入ることにより朝晩には涼しい風が吹く、人間も稲も住みやすい環境が整えられています。そんな水と空気が美味しいところで育てた「つきあかり」です。

食卓を通じて皆様の田舎(家族同士のお付き合い)ができればと思い、安心安全に食べられるお米にこだわりを持っています。

■食卓シーン部門

・ベストTKGお米賞(のどごし)&ベストカレーお米賞

ベストTKGお米賞は「粒感」「のどごし」に分け、2品の受賞となりました。

・生産者:らんとまんふぁーむ(埼玉県)

・品種:彩のきずな

・食べチョクURL:https://www.tabechoku.com/producers/3078263

<生産者のこだわりポイント>

【栽培のこだわり】
埼玉県の自然環境を活かし、家族みんなで大事に育てた「彩のきずな」です。

家族が口にするものなので、農薬と化学肥料の使用を最小限に抑え、安心・安全なお米づくりに取り組みました。

豊富な水資源と、20年以上試行錯誤して大事に育てた、栄養満点の田んぼのお米をぜひご賞味ください。 

・ベストTKGお米賞(粒感)&ベストおにぎりお米賞

・生産者:小出農場(新潟県)

・品種:つきあかり

・食べチョクURL:https://www.tabechoku.com/producers/23403

■味わい部門

・冷めてもおいしい賞

生産者:加賀米野菜基地(石川県)

・品種:いのちの壱

・食べチョクURL:https://www.tabechoku.com/producers/23048

こだわりポイント

【栽培のこだわり】
「食べるから健康に!」をテーマに、大切な人に安心して美味しく食べてもらえるようなものづくりを行っています。

栽培期間中、農薬や化学肥料を使用せず、良質な有機肥料とミネラル分だけで育てています。

美味しいお米を作るために、すべての田んぼで毎年土壌分析を行い、稲の成長に必要な栄養素だけを正確に与えています。

また、秋に収穫が終わったすぐ後から残った株やワラを丁寧に分解させ、翌年へと続く土づくりを行います。

稲が穂をつける時期には、お米の粒一粒一粒がしっかり詰まり、甘みがあり、ふわっとした弾力の粒だちの良いお米に仕上がるよう、食味を重視した肥料を撒いています。

・冷めてもおいしい賞

生産者:戸頭農場(新潟県)

・品種:にじのきらめき

・食べチョクURL:https://www.tabechoku.com/producers/28032

<生産者のこだわりポイント>

【栽培のこだわり】
雄大な越後平野の真ん中、信濃川の支流・中之口川沿いに広がる新潟県新潟市の戸頭地区。粘りのある土と豊かな水源が育てた「にじのきらめき」です。

私たち戸頭農場では、「土づくりは農づくり」をビジョンに掲げ、植物や土壌微生物など、田畑に息づくすべてのいのちを大切にする「循環型農業」を実践しています。

肥料に頼りすぎず、健康な土を育てることで、稲本来が持つ力を引き出し、その一粒一粒に、私たちの農の想いと、大地の恵みが詰まっています。

■栽培方法部門

・未来を耕す賞:乾田直播

「乾田直播」は、水を張らずに田に直接種をまくことで、生産者の労働量と水の使用量を大幅に減らす栽培方法です。今夏の猛暑による水不足を経て、導入を検討する生産者は約7割と、気候変動の中で注目が高まる持続可能な米づくりです。

■審査方法

本グランプリの審査は、単に「美味しい米」を選ぶだけでなく、お米の奥深さや多様な可能性を探求することを目的としています。従来の枠にとらわれず、複数のユニークな観点から審査を実施しました。

・香りのよさ

・甘み

・食感のよさ

■表彰

・総合部門:最高金賞1点、金賞1点、銀賞1点、銅賞1点

・王道のお米部門:

 ・コシヒカリ1点

 ・あきたこまち1点

 ・ササニシキ1点

 ・ミルキークイーン1点

 ・つや姫1点

・次の時代を切り拓くお米部門

 ・いま注目の品種賞:1点

・食卓シーン部門

 ・ベストTKGお米賞:2点

 ・ベストおにぎりお米賞:1点

 ・ベストカレー米賞:1点

・味わい部門

 ・冷めてもおいしい賞:2点

・栽培方法部門

 ・未来を耕す賞:1点

食べチョクでは、各受賞者の「味わいや食感などそれぞれの特徴を持ったお米の魅力」や「栽培方法のこだわり」を発信する特設ページも公開しています。

特設ページ:https://www.tabechoku.com/feature_articles/rice-grandprix2025

開催の背景

■年々新品種が登場。本当に「おいしい」米を評価する

昨年の令和の米騒動以来、お米の生産量や価格に注目が集まりがちな中で、食べチョク米グランプリでは「おいしさ」にフォーカス。消費者が米の未来について考えながら、食を楽しめる世界を目指して開催されました。国内には王道品種から次世代品種まで多くの魅力的なお米が存在する中で、一般的な品評会では見た目や生産量が重視されることもありますが、本グランプリでは品種特性や栽培のこだわりによって引き出された「味わい」を重視して審査。これにより、お米の品種ごとの魅力や奥深さを発信し、消費者が「本当においしい米」を選べる新しいスタイルの品評会を実現します。

■審査結果を生産者に還元し、事業成長を支援

審査結果は受賞の有無にかかわらず、希望する生産者に還元。参加する農家は、自身のお米の魅力を消費者に伝える材料や販売戦略に活かすことができ、ブランド力向上や販路拡大など、事業成長につなげることが可能です。

■質の高い米を作る生産者に光を当てる

同じ品種でも、生産者のこだわりによって味わいや食感は異なります。質の高い米を提供する農家にスポットライトを当て、その魅力を発信することで、「生産者の努力や技術が正当に評価される世界」の実現を目指します。

・食べチョクについて

⾷べチョクは、こだわり⽣産者から直接⾷材や花きを購⼊できる産直通販サイトです。日本の産直通販サイトの中で認知度や利用率などの9つのNo.1(※1)を獲得しています。

野菜・果物をはじめ、米・⾁・⿂・飲料といった⾷材全般と、花き類を取り扱っており、消費者が生産者に食べた感想を伝えるなど直接やりとりできることが特徴です。

また、好みに合う⽣産者を選んでくれる野菜定期便「⾷べチョクコンシェルジュ」など5つの定期便を提供。さらに、企業の福利厚生や販促キャンペーンに活用できる法人向けサービス「食べチョク for Business」や、ふるさと納税の返礼品として食べチョク生産者の食材を楽しめる「食べチョクふるさと納税」も展開しています。

2025年10月時点でユーザー数は120万人、登録⽣産者数は11,000軒を突破し、約5万点のこだわりの逸品が出品されています。

・URL:https://www.tabechoku.com/

・公式X(Twitter):https://twitter.com/tabechoku

・公式Instagram:https://www.instagram.com/tabechoku/

(※1)国内の産直通販サイトの中で「お客様認知度」「お客様利用率」「お客様利用意向」「Webアクセス数」「SNSフォロワー数」「生産者数」「生産者認知度」「生産者利用率」「生産者利用意向」の9つでNo.1を獲得。

プレスリリースURL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000295.000025043.html

(※2)産直通販サイト:生産者が消費者の自宅へ商品を直送することを特徴とする生産者特化型の通販サイト

・ビビッドガーデンについて

代表者:代表取締役社長 秋元里奈

本社所在地:東京都港区浜松町1丁目7番3号 第一ビル4F

設立日:2016年11月29日

事業内容:全国の生産者から食材や花などを直接購入できる産直通販サイト「食べチョク」、ネットスーパー「食べチョクドットミィ」、生産者の顔が見える冷凍食品ブランド「Vivid TABLE」の開発・運営

会社HP:https://vivid-garden.co.jp/

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会社概要

株式会社ビビッドガーデン

139フォロワー

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URL
http://vivid-garden.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区浜松町1-7-3 第一ビル4F
電話番号
-
代表者名
秋元里奈
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年11月