マレーシアにおける物流事業の始動および第一号案件着手に関するお知らせ
霞ヶ関キャピタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:河本幸士郎、以下「当社」)は、マレーシアにおいて現地法人KASUMIGASEKI CAPITAL (MALAYSIA) SDN.BHD.(本社所在:クアラルンプール、以下「霞ヶ関キャピタルマレーシア」)を設立し、これまで培ってきた当社の冷凍冷蔵倉庫および冷凍自動倉庫開発の知見を活かし、ASEAN諸国への進出の初弾としてマレーシアで物流事業を始動いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
当社初のマレーシアにおけるプロジェクトとして、マレーシア証券取引所Main Market上場企業の完全子会社である大手デベロッパーと土地売買契約を締結し、冷凍自動倉庫の開発プロジェクトに着手いたしましたので、あわせてお知らせいたします。
1.マレーシア参入の背景
マレーシアは人口・経済規模の拡大が続いており、また、東南アジアにおける物流拠点としての地位を確立しています。同国は地理的に優れた位置にあり、ASEAN諸国を結ぶ重要なハブとして機能しています。マレーシア政府も物流インフラの整備を進めており、今後も国際物流需要の拡大が予想されることに加え、経済成長に伴う所得増加によるECの拡大や、アジア、中東、アフリカなどの発展途上経済におけるハラール製品の需要増加に伴う輸出増加も見込まれるなど、物流事業を展開するにあたり非常に有望な市場であると考えております。
当社は2030 年のフロン規制に向けた冷凍冷蔵倉庫の設備投資、冷凍食品の消費増加による冷凍冷蔵倉庫の需要拡大、および 2024 年問題に起因するトラックドライバー不足、就業者の高齢化等の物流業界における労働力不足や、冷凍温度帯での過酷な就労環境の改善にも対応すべく、2020年6月に物流事業を立ち上げ、新しい物流ソリューションを実現する手段の一つとして、冷凍冷蔵倉庫をメインに開発を進めるとともに、冷凍冷蔵に「自動化」の要素を加えた冷凍自動倉庫の開発も推進してまいりました。
今後拡大が見込まれるマレーシアの物流市場における冷凍冷蔵倉庫の需給の逼迫を見越し、当社の事業展開方針である「成長性のある事業分野 × 社会的意義のある事業」に基づき、さらなる事業機会の獲得を企図して、ASEAN諸国への進出の初弾としてマレーシア市場への参入を決定いたしました。当社は、国内の物流事業推進の中で培った冷凍冷蔵倉庫および冷凍自動倉庫の知見を最大限に発揮することで、マレーシアの市場の成長を取り込みつつ、同国で物流事業を拡大し、他のASEAN諸国への進出も視野に入れながら、当社のさらなる成長を目指してまいります。
2.プロジェクト概要

【本事業地周辺図】

【完成イメージ】

3.当社現地法人 霞ヶ関キャピタルマレーシアについて

4.今後の見通し
2026年8月期における当社業績に与える影響は軽微であると考えておりますが、将来的に当社の業績および企業価値の向上に資するものと考えております。
会社情報
会 社 名:霞ヶ関キャピタル株式会社
設 立:2011年9月
代 表:代表取締役 河本 幸士郎
本 社:〒100-0013 東京都千代田区霞が関3丁目2番1号 霞が関コモンゲート 西館 22階
資 本 金:185億4083万円(資本準備金含む)※2025年2月末日現在
従業員数:295名(単独)※2025年2月末日現在
主な事業:不動産コンサルティング事業(物流施設開発、ホテル開発、ヘルスケア施設開発、海外事業)
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