【AI時代のワークフロー、「任せる領域」と「譲れない領域」の境界線】承認・決裁は7割超が「AIに任せるべきでない」と回答 判断根拠のブラックボックス化を62.8%が懸念

〜AI時代だからこそ"人の判断"を担保するワークフローの重要性が浮き彫りに〜

株式会社エイトレッド

ワークフローシステムのリーディングカンパニーである株式会社エイトレッド(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岡本 康広 以下、エイトレッド)は、生成AIを業務で利用した経験があり、かつワークフローシステムの導入・運用に関わる情報システム・総務・DX推進担当者 109名を対象に、ワークフローのAI代替可能性に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。

  • 01|情シス・総務・DX推進担当者の7割超が、ワークフローの「承認・決裁プロセスそのもの」はAIに任せるべきでないと回答

  • 02|AI委任を避けるべき理由、「判断根拠がブラックボックス」が62.8%、「人間としての責任」が57.7%で上位

  • 03|67.9%が、AI進化に伴いワークフローシステムの存在価値が「向上している」と実感

■調査概要

  • 調査名称:ワークフローのAI代替可能性に関する実態調査

  • 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

  • 調査期間:2026年5月15日〜同年5月16日

  • 有効回答:生成AIを業務で利用した経験があり、かつワークフローシステムの導入・運用に関わる情報システム・総務・DX推進担当者 109名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

■AI代替に最も肯定的なワークフロー機能、「申請内容の自動チェック・不備検出」が58.7%で最多

「Q1. あなたは、ワークフローの以下の機能のうち、AIで代替・自動化しても問題ないと思うものを教えてください。(複数回答)」(n=109)と質問したところ、「申請内容の自動チェック・不備検出」が58.7%、「申請データの自動入力・転記」が46.8%、「過去の類似案件の検索・参照」が45.9%という回答となりました。

Q1. あなたは、ワークフローの以下の機能のうち、AIで代替・自動化しても問題ないと思うものを教えてください。(複数回答)

・申請内容の自動チェック・不備検出:58.7%

・申請データの自動入力・転記:46.8%

・過去の類似案件の検索・参照:45.9%

・申請フォームの作成:42.2%

・稟議書・申請書のドラフト作成:41.3%

・申請内容の要約・分類:39.4%

・承認ルートの設定:37.6%

・承認ルートの自動判定・最適化:33.9%

・決裁(承認・却下)の自動化:16.5%

・その他:0.0%

・いずれもAIで代替すべきでない:2.8%

・わからない/答えられない:0.9%

■7割以上の担当者が、ワークフローの「承認・決裁プロセスそのもの」はAIに任せるべきでないと回答

「Q2. あなたは、ワークフローの「承認・決裁プロセスそのもの」をAIに任せるべきではないと思いますか。」(n=109)と質問したところ、「非常にそう思う」が25.7%、「ややそう思う」が45.9%という回答となりました。

Q2. あなたは、ワークフローの「承認・決裁プロセスそのもの」をAIに任せるべきではないと思いますか。

・非常にそう思う:25.7%

・ややそう思う:45.9%

・あまりそう思わない:22.9%

・全くそう思わない:3.7%

・わからない/答えられない:1.8%

■AI決裁に慎重な理由、「判断根拠がブラックボックスで説明できない」が62.8%で首位

「Q3. Q2で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方にお聞きします。承認・決裁プロセスをAIに任せるべきではないと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=78)と質問したところ、「AIの判断根拠がブラックボックスで説明できないから」が62.8%、「承認・決裁には人間としての責任が伴うから」が57.7%、「AIが誤った承認をした場合の責任の所在が不明確だから」が37.2%という回答となりました。

Q3. Q2で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方にお聞きします。承認・決裁プロセスをAIに任せるべきではないと思う理由を教えてください。(複数回答)

・AIの判断根拠がブラックボックスで説明できないから:62.8%

・承認・決裁には人間としての責任が伴うから:57.7%

・AIが誤った承認をした場合の責任の所在が不明確だから:37.2%

・監査や内部統制の観点で人間の判断記録が必要だから:35.9%

・明文化されていない組織特有の暗黙知(調整や忖度)をAIは判断できないから:30.8%

・組織の意思決定プロセスとして人間の関与が不可欠だから:26.9%

・社外のステークホルダーからの信頼を損なうから:7.7%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:0.0%

■「100%間違えない保証がない限り人の確認が必要」「AIアルゴリズムを悪用した不正リスク」などの声も

「Q4. Q3で「わからない/答えられない」以外を回答した方にお聞きします。Q3で回答した以外に、承認・決裁をAIに任せるべきでないと思う理由があれば、自由に教えてください。」(n=107)と質問したところ、39の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

・100%絶対に間違えない保証がない限り、必ず人の確認が必要だと思う。

・誤って決裁された時に気づかない可能性。

・ヒトとしての自主性・自立性が損なわれる。

・AIのアルゴリズムを悪用した不正があり得る。

・決定した理由を運営者が説明できなければ体が成り立たない。

■担当者の67.9%が、AIの進化に伴いワークフローシステムの存在価値は「向上している」と実感

「Q5. あなたは、AIの進化に伴い、ワークフローシステムの存在価値は以前と比べてどう変化していると思いますか。」(n=109)と質問したところ、「大幅に向上していると思う」が19.3%、「やや向上していると思う」が48.6%という回答となりました。

Q5. あなたは、AIの進化に伴い、ワークフローシステムの存在価値は以前と比べてどう変化していると思いますか。

・大幅に向上していると思う:19.3%

・やや向上していると思う:48.6%

・変わらないと思う:22.9%

・やや低下していると思う:5.5%

・大幅に低下していると思う:0.0%

・わからない/答えられない:3.7%

■価値向上の理由、「全社共通の承認基盤として部門ごとのバラつきを防げる」が半数以上にのぼる

「Q6. Q5で「大幅に向上していると思う」「やや向上していると思う」と回答した方にお聞きします。ワークフローシステムの存在価値が向上していると思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=74)と質問したところ、「全社共通の承認基盤として部門ごとのバラつきを防げるから」が52.7%、「AI活用が進むほど、ガバナンスや統制の仕組みが重要になるから」が44.6%、「AIと連携することで、ワークフローシステム自体の利便性が向上しているから」が39.2%という回答となりました。

Q6. Q5で「大幅に向上していると思う」「やや向上していると思う」と回答した方にお聞きします。ワークフローシステムの存在価値が向上していると思う理由を教えてください。(複数回答)

・全社共通の承認基盤として部門ごとのバラつきを防げるから:52.7%

・AI活用が進むほど、ガバナンスや統制の仕組みが重要になるから:44.6%

・AIと連携することで、ワークフローシステム自体の利便性が向上しているから:39.2%

・AIでは担えない「人の判断」を組織として記録・管理できるから:37.8%

・監査証跡やコンプライアンス対応の基盤として不可欠だから:32.4%

・業務プロセスの可視化・標準化がDX推進に欠かせないから:24.3%

・AIの判断ミスや暴走を防ぐ安全装置として機能するから:18.9%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:1.4%

■価値低下の理由、「AI活用により申請・承認プロセス自体が簡素化」が上位

「Q7. Q5で「やや低下していると思う」「大幅に低下していると思う」と回答した方にお聞きします。ワークフローシステムの存在価値が低下していると思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=6)と質問したところ、「AI活用により、申請・承認プロセス自体が簡素化・削減されているから」が50.0%、「既存のワークフローシステムがAIの進化スピードに追いついていないから」が33.3%、「ワークフローシステムのAI連携機能が不十分で、かえって業務の足かせになっているから」が33.3%という回答となりました。

Q7. Q5で「やや低下していると思う」「大幅に低下していると思う」と回答した方にお聞きします。ワークフローシステムの存在価値が低下していると思う理由を教えてください。(複数回答)

・AI活用により、申請・承認プロセス自体が簡素化・削減されているから:50.0%

・既存のワークフローシステムがAIの進化スピードに追いついていないから:33.3%

・ワークフローシステムのAI連携機能が不十分で、かえって業務の足かせになっているから:33.3%

・AIが申請書作成から承認判断まで一貫して代替できるようになりつつあるから:16.7%

・AIが組織のルールや判断基準を学習し、システムによる制御の役割が代替されつつあるから:16.7%

・対話型AIの方が従来のワークフロー画面より直感的で使いやすいから:0.0%

・部門ごとのAIツール導入が進み、全社共通基盤としての必要性が薄れているから:0.0%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:0.0%

■担当者の半数以上が、AI時代のワークフローに「申請内容の自動チェック・エラー検出機能」を希望

「Q8. あなたは、AI時代においてワークフローシステムに求める進化として、重要だと思うものを教えてください。(上位3つまで回答可)」(n=109)と質問したところ、「AIによる申請内容の自動チェック・エラー検出機能」が54.1%、「AIを活用した承認ルートの最適化提案機能」が35.8%、「AIによる申請書類の自動作成・作成支援機能」が33.9%という回答となりました。

Q8. あなたは、AI時代においてワークフローシステムに求める進化として、重要だと思うものを教えてください。(上位3つまで回答可)

・AIによる申請内容の自動チェック・エラー検出機能:54.1%

・AIを活用した承認ルートの最適化提案機能:35.8%

・AIによる申請書類の自動作成・作成支援機能:33.9%

・ワークフローシステムデータを活用したAI分析・レポート機能:25.7%

・他のAIツール・業務システムとのシームレスな連携:24.8%

・過去の類似案件を検索・参照した決裁に対するアドバイス:21.1%

・AIが処理した内容の監査証跡を自動記録する機能:15.6%

・AI活用の範囲を管理者が制御できるガバナンス機能:13.8%

・ノーコードでAI連携の設定ができる柔軟性:7.3%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:3.7%

■46.8%の担当者が、ワークフローと生成AIの連携「未着手」と判明

「Q9. あなたの会社では、ワークフローシステムと生成AIの連携・活用はどの段階まで進んでいますか。」(n=109)と質問したところ、「ワークフローシステムとAIの連携は検討していない」が14.7%、「ワークフローシステムとAIの連携に関心はあるが、まだ着手していない」が32.1%という回答となりました。

Q9. あなたの会社では、ワークフローシステムと生成AIの連携・活用はどの段階まで進んでいますか。

・ワークフローシステムとAIの連携は検討していない:14.7%

・ワークフローシステムとAIの連携に関心はあるが、まだ着手していない:32.1%

・ワークフローシステムとAIの連携を試験的に検証している段階である:26.6%

・ワークフローシステムで蓄積されたデータをAIで分析・レポートに活用している:14.7%

・AIがワークフローシステム上で申請書の作成支援や自動チェックを行っている:5.5%

・わからない/答えられない:6.4%

■今後望ましいAI活用のあり方、「低リスク定型案件のみAI自動承認、人間は事後確認」が43.1%でトップ

「Q10. あなたは、今後のワークフローシステムとAIの関係について、どのようなあり方が望ましいと思いますか。」(n=109)と質問したところ、「AIは過去データに基づく「参考情報の提示」に留め、すべての判断は人間がプロセスを確認した上で行うべき」が22.0%、「低リスクな定型案件のみAIが自動承認し、人間は事後確認と例外対応のみを行うべき」が43.1%という回答となりました。

Q10. あなたは、今後のワークフローシステムとAIの関係について、どのようなあり方が望ましいと思いますか。

・AIは過去データに基づく「参考情報の提示」に留め、すべての判断は人間がプロセスを確認した上で行うべき:22.0%

・低リスクな定型案件のみAIが自動承認し、人間は事後確認と例外対応のみを行うべき:43.1%

・判断のロジックが可視化されている場合に限り、AIに決定権を委ね、人間は監査のみを行うべき:21.1%

・スピードを最優先し、人間が設定したルール内であればAIが完全に自律して決裁を行うべき:8.3%

・ワークフローシステムにAIは介在すべきでなく、従来通り人が運用するのが望ましい:0.0%

・わからない/答えられない:5.5%

■まとめ

今回は、生成AIを業務で利用した経験があり、かつワークフローシステムの導入・運用に関わる情報システム・総務・DX推進担当者109名を対象に、ワークフローのAI代替可能性に関する実態調査を実施しました。

その結果、71.6%が承認・決裁プロセスをAIに任せるべきでないと考える一方、AI時代でもワークフローシステムの存在価値は67.9%が「向上している」と回答していることが明らかになりました。

まず、AI代替に肯定的なワークフロー機能では「申請内容の自動チェック・不備検出」が58.7%で最も高く、「申請データの自動入力・転記」(46.8%)、「過去の類似案件の検索・参照」(45.9%)が続きました。

一方、「決裁の自動化」は16.5%にとどまっています。承認・決裁プロセスをAIに任せるべきでないと考える理由(n=78)では、「判断根拠がブラックボックスで説明できない」が62.8%、「承認・決裁には人間としての責任が伴う」が57.7%で上位を占めています。

また、ワークフローシステムの価値向上を感じる理由(n=74)では、「全社共通の承認基盤として部門ごとのバラつきを防げる」が52.7%でトップでした。

さらに、AI連携の進捗は「関心はあるが未着手」(32.1%)と「検討していない」(14.7%)を合わせて46.8%が未着手の状態にあります。

求められる進化としては「AIによる申請内容の自動チェック・エラー検出機能」が54.1%で最多となり、今後の望ましい関係では「低リスクな定型案件のみAI自動承認、人間は事後確認と例外対応」が43.1%で上位となりました。

本調査から、AI活用が進む環境下でも、承認・決裁という意思決定の核心領域では人間の関与を不可欠と捉える意識が根強く存在することが浮かび上がります。

注目すべきは、こうした慎重姿勢がワークフローシステムの否定ではなく、むしろ統制基盤としての再評価につながっている点です。

定型業務のAI自動化と、判断プロセスの可視化・記録を両立させる「二層構造」の設計が、今後の論点となるのではないでしょうか。


■AIとつながるワークフローが、業務の「効率化」と「統制」を両立

エイトレッドが提供するデータ活用ワークフローシステムは、稟議・承認・決裁といったガバナンス業務を確実に支えながら、AIや外部サービスとの柔軟な連携も実現します。例えば、非エンジニアでも生成AIを活用してX-point CloudとGoogleスプレッドシート&ドライブを連携させ、申請データの自動転記やPDF・添付ファイルの自動保存の仕組みを構築することが可能です。専門知識がなくても、AIという"相棒"と対話するだけで、自社の業務

に合わせた連携をつくることができます。ガバナンスを維持しながらAIの力で業務効率化を推進できる、AI時代に欠かせないワークフローシステムです。

対応製品:「AgileWorks(パッケージ版・クラウド版)」

詳しくはこちら: https://www.atled.jp/agileworks/


■株式会社エイトレッドについて

ワークフローシステムのリーディングカンパニーであるエイトレッドは、稟議書をはじめとした社内申請・承認業務の電子化を行うワークフローシステム「AgileWorks(アジャイルワークス)」「X-point(エクスポイント)」及び、クラウド型ワークフロー「AgileWorksクラウド版」「X-point Cloud(エクスポイントクラウド)」を開発・提供しています。企業規模や業種・業界を問わず、これまでシリーズ累計5,000社を超える企業・公共機関(特殊法人や行政、学校等)に導入いただき、ペーパーレス化や業務効率化の推進に貢献しています。

名称  :株式会社エイトレッド(東証スタンダード:3969)

所在地 :東京都渋谷区渋谷2丁目15番地1号 渋谷クロスタワー

代表者 :代表取締役社長 岡本 康広

設立  :2007年4月

事業内容:ワークフローシステムの販売・開発及びクラウドサービスの提供

URL  : https://www.atled.jp/

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会社概要

株式会社エイトレッド

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https://www.atled.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2丁目15番地1号 渋谷クロスタワー1F
電話番号
03-3486-2812
代表者名
岡本 康広
上場
東証スタンダード
資本金
6億1880万円
設立
2007年04月