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株式会社ネオマーケティング
会社概要

「未婚 × 彼氏/彼女ナシ × 1人暮らしの結婚観に関する調査」

20代は他の世代よりも「結婚したくない」ことに明確な理由を持っている人の割合が多い。「結婚願望無し30代」の77%は、一人暮らしに寂しさを感じない。

株式会社ネオマーケティング

生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なう株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)は2022年1月23日(月)~2022年1月25日(水)の3日間、全国の20歳以上の男女を対象に「1人暮らしと未婚」をテーマにインターネットリサーチを実施いたしました。
  • 調査背景

昔に比べ増えていると言われる生涯未婚率(50歳までに一度も結婚しない人の割合を示す統計指標)。
1980年:男性2.60%・女性4.45% から 2020年:男性28.25%、女性17.81%にまで上昇しています。「結婚するのが当たり前」ではなく「結婚は自由」、法律婚ではなく事実婚を選択する人も増えており、結婚に対する価値観が変わってきているものと思われます。
※国立社会保障・人口問題研究所の国勢調査に基づく
そこで今回は、①結婚経験が無く②現在パートナーがいない③一人暮らしの方 にフォーカスをあて、「結婚」に対してどのように考えているのかを調査しました。

調査データのダウンロードはコチラ!(GT表、クロス表)
https://form.neo-m.jp/download/investigation/3924


  • 調査概要

1.調査の方法: WEBアンケート方式で実施
(スクリーニング調査は、人口構成比に基づいてウエイトバック集計)

2.調査の対象
・スクリーニング調査:全国の20歳以上59歳以下の男女
・本調査:結婚経験が無く・現在付き合っているパートナーがおらず・一人暮らしをしている人

3.割付・有効回答数
・スクリーニング調査:6,283名


※それ以外:既婚者、結婚経験ないがパートナーがいる、パートナーがいないが同居人がいる、、など

・本調査:705名

4.調査実施日: 2023年1月23日(月)~2023年1月25日(水)

◆​「1人暮らしと未婚に関する調査」主な質問と回答

◆20代は他の世代よりも「結婚したくない」ことに明確な理由を持っている人の割合が多い。
30代〜50代は「一人でいるほうが楽だから」という理由に割合が比較的集中している一方で、20代のみは「結婚相手や子供によって時間を縛られたくないから」「子どもが欲しいと思わないから」「自分で稼いだお金は自分のためにつかいたいから」「趣味や娯楽を楽しみたいから」「恋愛に興味が無いから」など、他の5項目において30%以上もの票を集めていた。20代は他の世代よりも、結婚したくないという意思に対し、明確な理由を持っている人の割合が多いということかもしれない。

◆「結婚願望無し30代」の77%は、一人暮らしに寂しさを感じない。
20代で一人暮らしに寂しさを感じると回答した割合は18.0%であったのに対し、30代は8.0%と、10ポイントの差が生じた。また「寂しさは感じない」のみの割合を比較しても、20代は58.0%であるのに対し30代になると77.0%にまで上昇。40代以降は、徐々にまた寂しさを感じる割合が高まっていく様子がわかった。
一人で生活していくための充実した環境や趣味などが一通り整ったタイミングに合致するからか、「結婚願望無しの30代」は、寂しさや不安を感じにくいようだ。

 


  • 自身の考え・ライフスタイルと合致する「結婚のかたち」(n=6,283)

スクリーニング回答者全体に対し、それぞれの「結婚のかたち」について、自身の考え方やライフスタイルに合っていると思うものをお聞きしました。

上のグラフは、「未婚独居交際相手なし」の人と、それ以外の人の回答を比較して表示しています。

両者の回答割合に最も大きな差がみられたのは、「婚姻届を提出して、夫婦として同居し、お互いに協力しあって生活する」という結婚のかたちでした。
この結婚のかたちについて、自身の考え方・スタイルと合致していると回答した割合が「未婚独居交際相手なし」の人で32.5%であったのに対し、「未婚独居交際相手なし」非該当者は71.2%もの票を集めています。いずれにしても回答者の割合はトップではあるものの、両者には38.7ポイントもの差が生じていました。

一方 “婚姻届を提出し共同生活をする”という点において、前述した結婚のかたちと共通している「婚姻届を提出するが、お互いの生活スタイルを尊重しあう共同生活をおくる」については、「未婚独居交際相手なし」の人と非該当者の回答割合にほとんど違いがみられませんでした。

つまり、既に結婚している人や交際相手がいる人にとって「結婚」とは、お互いの生活スタイルを尊重することに重点を置くというよりも、何よりも「協力」を第一にするもの、という考えが強いことがわかります。

また他方で、現在「未婚独居交際相手なし」の人は、本設問の「結婚のかたち」について、別居婚や週末婚(週末だけ夫婦として共同生活するスタイル)などといったイレギュラー項目の割合が高くなるといったことはありませんでした。
つまり現在「未婚独居交際相手なし」の人にとっては、どんなスタイルかは特に問題ではなく、そもそも「結婚」というもの自体が、自身の考え方やライフスタイルに合っていないと考えているのではないでしょうか。
 

  • 結婚したい理由(n=355)

結婚に対する気持ちとして「絶対結婚したい」「いつかは結婚したい」と回答した人に対し、その理由をお聞きしました。

「結婚することで社会的信用が上がると思うから」「結婚はするものであると思っているから」など、社会的圧力や固定観念を結婚の理由とする様子も一定の割合でみられましたが、全体のトップとなったのは「心の支えが欲しいから」。そこに次いで「一人暮らしに寂しさを感じるから」が票を集めました。

「子供がほしいから」結婚したいと考える割合は、20代で40.3%となっており、43.3%の「心の支えが欲しいから」という理由と同程度の位置付けであることがわかります。30代から40代にかけては「子供がほしいから」という理由よりも、「一人では経済的な不安があるから」という理由に徐々に意識が向けられていく様子もみられました。
 

  • 結婚したくない理由(n=350)

結婚に対する気持ちとして「あまり結婚したくない」「絶対に結婚したくない」と回答した人に対し、その理由をお聞きしました。

「一人でいるほうが楽だから」結婚したくないという理由がトップとなり、全体で66.9%と圧倒的な票を集めました。
30代〜50代は、「一人でいるほうが楽だから」という理由に割合が比較的集中している一方で、20代のみは「結婚相手や子供によって時間を縛られたくないから」「子どもが欲しいと思わないから」「自分で稼いだお金は自分のためにつかいたいから」「趣味や娯楽を楽しみたいから」「恋愛に興味が無いから」と、他の5つもの項目において30%以上の票を集めています。

20代の場合は他の世代よりも、結婚したくないという意思に対し、明確な理由を持っている人の割合が多いということかもしれません。
 

  • 一人暮らしに対する気持ち(n=350)

「あまり結婚したくない」「絶対に結婚したくない」と回答した人に対し、現在一人暮らしをしていることについての自身の気持ちとして、あてはまるものをお聞きしました。

特徴的なのは、20代と30代の回答の違いではないでしょうか。20代で寂しさを感じると回答(「寂しさを感じる」「少し寂しさを感じる」の合算)した割合は18.0%であったのに対し、30代は8.0%(「寂しさを感じる」「少し寂しさを感じる」の合算)と、10ポイントの差が生じています。
また「寂しさは感じない」のみの割合を比較しても、20代は58.0%であるのに対し30代になると77.0%にまで上昇しています。40代以降は、徐々にまた寂しさを感じる割合が高まっていく様子がわかります。
「結婚願望無しの30代」は、一人で生活していくための充実した環境や趣味などが一通り整ったタイミングであるため、寂しさや不安を感じにくいのでしょうか。他の世代とはやや異なる気持ちを抱くタイミングであることは確かそうです。

  • 寂しさを紛らわすためにおこなっていることはあるか(n=197)

 前掲した設問【結婚したい理由】(回答者は結婚願望あり)にて「一人暮らしに寂しさを感じるから」と回答した人 (以下、①とする) と 前掲した設問【一人暮らしに対する気持ち】(回答者は結婚願望なし)にて「寂しさを感じる」「少し寂しさを感じる」と回答した人 (以下、②とする)それぞれに対し、寂しさを感じた時にその気持ちを紛らわすためにおこなっていることがあるかお聞きしました。下のグラフは①と②の回答をそれぞれ上下に表示しています。

「ある」と回答した人の割合は①で42.5%、②で41.2%と、両者に大きな違いはみられませんでした。結婚願望の有無にかかわらず、一人暮らしをしていて寂しさを感じる人は、回避する何かしらの行動をとっている人が多いようです。趣味に没頭する、インターネット上のコミュニティに参加するなど、さまざまな回避行動が考えられそうです。

  • 10~20年後「結婚」に対してどのような気持ちになっていると思うか(n=299)

前掲した設問【一人暮らしに対する気持ち】(回答者は結婚願望なし)にて「あまり寂しさは感じない」「寂しさは感じない」と回答した人に対し、「10年後~20年後のあなたは、『結婚』に対してどのような気持ちになっていると思うか」お聞きしました。

将来「結婚したいと思っている」と予想した割合はわずか2.3%にとどまりました。
現在結婚願望がなく一人暮らしに寂しさも感じない人は、現在の生活が充実していてその生活が変化することが考えられない、もしくは、将来の可能性も一切考えられないほどに結婚にメリットを全く感じないということではないでしょうか。

■この調査のその他の質問
・普段利用しているSNS(複数回答)※スクリーニング調査
・普段利用しているライブ配信アプリ(複数回答)※スクリーニング調査
・現在の婚姻状況(単数回答)※スクリーニング調査
・同居人の有無(複数回答)※スクリーニング調査
・結婚に対する気持ち(単数回答)※スクリーニング調査 等

■この調査で使用した調査サービスはコチラ
ネットリサーチ:https://neo-m.jp/research-service/netresearch/

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※本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げます。
<例>「生活者起点のリサーチ&マーケティング支援を行なうネオマーケティングが実施した調査結果によると……」

■株式会社ネオマーケティング
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種類
調査レポート
ビジネスカテゴリ
マーケティング・リサーチ
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設立
2000年10月
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