花王、グループ全社員に「DXアドベンチャープログラム」を開始

オープンバッジを導入し、スキルを見える化

花王株式会社(社長・長谷部佳宏)は、2023年11月17日から、全社的なDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の一環として、グループ全社員のデジタルスキル向上を企図した「DXアドベンチャープログラム」を開始します。花王グループ国内勤務者約2万8,000人を対象に、個人・部門のニーズやレベルに合わせたプログラムを導入します。「DX人財」の発掘・育成を強化することで、全社・全部門が新しい価値づくりと、ビジネスプロセスの変革を加速させます。2024年以降、グローバルにも拡大する計画です。

1.背景

花王では、2018年に先端技術戦略室を立ち上げ、AI(人工知能)などを活用した業務の能率化や働き方改革を進めてきました。そして2021年、事業のDX推進を本格化し、2022年12月には双方向デジタルプラットフォーム「My Kao」の運用をスタートさせるなど、製造業から「UX(顧客体験)創造企業」への変革をめざしています。また、本年2023年1月には、DX推進組織を統合して「DX戦略部門」を新設しています。

これまでは、各部門のデジタルリテラシーの高いコアメンバーを中心に、プロジェクトベースでDXを推進してきました。「シチズン・ディベロッパー*1」の育成にも注力し、現在では、約1,000人が各部門で活躍しています。今般「DXアドベンチャープログラム」を導入することで、DX人財の裾野を花王グループ内の全社・全部門へと広げ、新しい価値づくりと、ビジネスプロセスの変革を加速させていきます。
*1 IT技術者ではないが、身近な業務課題を発見し、ITツールを使って自ら業務プロセスの改善に取り組む社員


2.「DXアドベンチャープログラム」の特徴

このプログラムは、3つのレイヤー、5つのレベルで構成されています。全員に一律のメニューでなく、一人ひとりの現在のスキルレベルに合わせて、さらには所属している部門の特性やニーズに合わせてカスタマイズされたプログラムになっています。

まず、2023年11月から全社員を対象にDXスキルを客観視できるアセスメントを実施し、社員一人ひとりに合わせた学習プログラムの提供を開始します。さらに、2024年からは、各部門に必要とされるDX人財像に沿ってカスタマイズされた学びの場を提供していきます。これにより、2027年度末までに累計で、全社DXリーダー150人、部門DX推進者300人、シチズン・ディベロッパー2,000人の育成を計画しています。

3.「オープンバッジ」を採用
本プログラムは、デジタル証明書「オープンバッジ」を採用します。国際的な技術標準規格に沿って作られたデジタルの履修証で、スキルを可視化し社内外に公開することが可能です。社員のモチベーションも高めます。


関連情報
2022年12月 ニュースリリース
花王、製造業から「UX創造企業」への変革をめざして 生活者と直接つながる双方向デジタルプラットフォーム『My Kao』スタート
https://www.kao.com/jp/newsroom/news/release/2022/20221215-001/


■ニュースリリースPDF

https://prtimes.jp/a/?f=d70897-343-ad494531b68132a618271ebd65506f33.pdf


■ニュースリリースURL

https://www.kao.com/jp/newsroom/news/release/2023/20231116-001/









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会社概要

花王株式会社

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URL
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業種
製造業
本社所在地
東京都中央区日本橋茅場町1-14-10
電話番号
-
代表者名
長谷部佳宏
上場
東証1部
資本金
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設立
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