ネスレ日本とKandaQuantum、お客様対応領域におけるGPT-4などのジェネレーティブ AIの活用を目指す共同研究を開始

ネスレ日本株式会社

ネスレ日本株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役 社長 兼 CEO:深谷 龍彦、以下「ネスレ日本」)は、ジェネレーティブ AI・量子コンピューターに強みを持つ、株式会社KandaQuantum(本社:東京都千代田区、代表:元木大介、
以下「KandaQuantum」)と、ジェネレーティブ AI (※1) の活用によるお客様(消費者)対応サービスレベルの向上を目指すための共同研究を開始します。

1.     ジェネレーティブ AIによるお客様対応履歴の要約、顧客ニーズの分析及びオペレーターサポート

2.     ジェネレーティブ AIによる自動応答機能のさらなる進化

以上2点のための調査研究を行ってまいります。


(※1)ジェネレーティブ AI (生成 AI)とは、画像、文章、音声、プログラムコード、構造化データなどさまざまなコンテンツを自動作成できるAI(人工知能)のこと。従来のAIが決められた行為の自動化が目的であるのに対し、ジェネレーティブAIはデータのパターンや関係を学習し、新しいコンテンツを生成することを目的としています。


■共同研究の背景

ネスレ日本は、お客様対応のミッションのもと、これまで、「お客様とぬくもりのある対話を行い、共に価値のある製品・サービスを創り上げていく」ことを目指し、日々サービスレベルの向上に努めてまいりました。電話、メール、チャット、チャットボット、FAQサイトなど、様々なお客様からのコンタクトチャネルにおいて、独自のトレーニングプログラムやPDCAサイクルによる分析・改善により、コンタクトしてきたお客様の期待を上回る対応ができるよう、日々取り組んでいます。


このたび、ネスレ日本では、「チャットで自動応答をするだけではなく、要約・課題抽出することができる人工知能ツール」であるジェネレーティブ AIをお客様対応窓口において活用すべく、共同研究を実施します。


この取り組みにより、人に寄り添う仕事とAIの高度な能力を調和させ、これまで人間だけが行うことができた、人に寄り添う顧客対応を洗練させることを目指します。そして、お客様対応のスキルやナレッジをKandaQuantumのジェネレーティブ AIのプロダクツ「CalqWorks」(※2) をベースに、お客様対応領域に最適化することを目指しています。


(※2)「CalqWorks」は、ビジネスに必要なジェネレーティブ AIの統合支援プラットフォームで、リアルタイムにお客様情報を分析し、その情報をもとに最適なお客様対応のサポートを行います。


以上


参考資料

■株式会社 KandaQuantumについて

「共創の基盤を創る」をミッションに人々の働き方をAIと量子コンピューター技術で変革します。

2023年6月末に開催された、登録者1万人超えの最大のベンチャーイベント IVS 2023 KYOTOにて、全国から選ばれたジェネレーティブAI関連のスタートアップの中で"審査員賞"を受賞。


社 名:   株式会社KandaQuantum

所在地: 東京都千代田区麹町6-6-2 番町麹町ビルディング 5F

設 立:   2020年6月

代表者: 代表取締役 元木大介

公式サイト: https://kandaquantum.com

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

ネスレ日本株式会社

73フォロワー

RSS
URL
https://www.nestle.co.jp
業種
製造業
本社所在地
兵庫県神戸市中央区御幸通7丁目1番15号 ネスレハウス
電話番号
078-230-7000
代表者名
深谷 龍彦
上場
未上場
資本金
40億円
設立
1933年06月