アトツギ企業の組織課題に特化した「TUNAGアトツギプラン」正式提供開始— アトツギ企業を巻き込んだプロジェクトで得た知見をもとに開発。モニターキャンペーンも発表 —

株式会社スタメン(名古屋本社:愛知県名古屋市、代表取締役:大西泰平)は、アトツギ企業の組織課題に特化した新パッケージ 「TUNAGアトツギプラン」 を正式にリリースいたします。
本パッケージは、アトツギ(老舗企業)とスタートアップの共創コミュニティ「TAKIBI&Co.(タキビコ)」を運営する三星毛糸株式会社(本社:岐阜県羽島市、代表:岩田真吾)と共同で推進した 「ツナグ アトツギ 共創プロジェクト」 を通じて得られた知見をベースに開発されたものです。
正式リリースにあたり、期間限定で モニターキャンペーンを実施いたします。
■ TAKIBI&Co.(タキビコ)について
「TAKIBI&Co.」とは、これまで交わりが少なかったアトツギ(事業変革を志す老舗企業)とスタートアップ(新産業創出を目指す新興企業)が出会い、交流し、共創することを目指すコミュニティです。
ビジネスマッチングは行わず、長期的な友好関係に繋がる良質な出会い、すなわち“クロッシング”を通して、新しい価値を共創していくことを大切にしています。
2023年7月に発足して以来、20社の共創パートナーが参画し、2025年2月には500名規模で『タキビコフェス トーキョー』を開催するなど、多数のイベント実施、地域・産業の枠を超えた共創事例が誕生しています。
URL:https://mitsu-boshi.jp/takibico/
■ ツナグ アトツギ 共創プロジェクトについて
スタメンはこれまで、エンゲージメントプラットフォーム「TUNAG」を通じて、アトツギ企業における理念浸透・風土醸成・従業員エンゲージメント向上を支援してまいりました。
その上で、共創パートナーとしてTAKIBI&Co.に関わる中で、アトツギは日本企業の未来を左右する存在であることを実感し、2025年6月26日に「ツナグ アトツギ 共創プロジェクト」を立ち上げました。
本プロジェクトでは、実際に事業承継を経験したアトツギ経営者の皆様とともに、アトツギ企業が直面する組織課題に向き合いました。単なる機能開発にとどまらず、開発のプロセス自体を共有しながら、リアルな実践知を集め、整理し、発信してきました。
ツナグ アトツギ 共創プロジェクトの詳細はこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000333.000023589.html
ご協力いただいたアトツギ経営者の皆様

プロジェクトで実施した取り組み
アトツギ向けイベントの開催
└ 経営テーマのパネルディスカッション/事業承継の葛藤共有やメンタリング大会
note / 動画での継続発信
└ 事業承継における学び・リアルな声・経営実践の共有
└ note公式ページ:https://note.com/fine_yucca6821
アンバサダーとのヒアリングを通じたTUNAGを活用したパッケージ開発
└ 後継者の課題ヒアリング、組織変革のボトルネック検討、TUNAGへの落とし込み
■ プロジェクトを通じて見えてきたアトツギの課題
これらの取り組みを通じて、アトツギ経営者の方々共通して抱える以下の課題が浮き彫りとなりました。

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トップが”変わる”ことの摩擦 |
・権限移譲が形式的で、実質的な意思決定が先代や古参社員に残りがち。 ・新たな方針やマネジメントに対し、「今までのやり方で十分」という反発が起こりやすい。 ・暗黙知で動いてきた社内ルールを変えようとすると、先代の否定と受け取られることも。 |
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組織が”変わる”必要性の増加 |
・理念やMVVが未整備の企業では、トップ交代時に社員が“何を大切にするか”を見失いがち。 ・価値観の多様化が進み、先代のカリスマ性に依存したマネジメントが限界を迎えるなかで、組織としての方向性と文化づくりがより重要になっている。 |
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“変わる”に向き合う孤独 |
・先代の想いと現場の声の間で、後継者が板挟みになりやすい。 ・社内に相談できる相手が少なく、承継ならではの悩みを抱え込みがち。 |
これらの課題に対して、アトツギの皆様から得た知見を体系化し、ソリューションとしてまとめ上げたのが 「TUNAGアトツギプラン」 です。
■ 新パッケージ「TUNAGアトツギプラン」正式リリース
アトツギ企業が “歴史を紡ぎ、組織を変え、仲間とともに学ぶ” ための専用パッケージとして展開いたします。

TUNAGアトツギプランを通じて実施できる取り組み
① 歴史と想いの継承
創業者・先代が築いてきた文化や価値観をデジタルも駆使しながら継承し、従業員が “常に見られる資産” として整備。

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創業者メッセージ発信
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過去イベントのアーカイブ蓄積
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検索機能:歴史の振り返りが可能
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社史作成・公開:先代が積み上げてきたものを可視化し、共通認識が取れる状態を作る
② 理念の再定義と浸透
承継を通じて、自社の存在意義を再設計し、組織運営の核となる 理念・ビジョンの確立と浸透を図る。

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トップからの発信:社長メッセージ・社長ラジオ・トップ発信
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ポータル機能:TUNAG上で従業員に届けたい情報を視認性高く一覧表示することが可能
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MVV策定ワークショップ
③ 行動変容によるカルチャー刷新
理念が“行動”として根づくための仕掛けを実施し、従業員の日々の行動をアップデートし、文化を変える。

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サンクスカード、1on1、日報などを理念に紐付けて投稿が可能
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組織サーベイ:従業員アンケートを通して組織状態を図る
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カスタムテーマ:自社ロゴ・カラーをUIに反映
④ アトツギでつながる(コミュニティ連携)
同じ志のアトツギと学び合える「越境の場」を提供し、承継期の孤独を軽減。
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TAKIBI&Co.主催イベントへの優先参加
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TAKIBI&Co.が企画する共育ツアーへの参加
■ 提供開始記念:モニターキャンペーン(無償特典つき)
パッケージ正式リリースに合わせ、期間限定で モニターキャンペーンを実施します。

▼ モニタープラン内容
1. アトツギ専用プリセットを初期セットとして提供(無償)
共創プロジェクトで構築した制度例・設定をプリセットで提供。専任担当が伴走。
2. オプションを無償提供
社内ポータル機能 カスタムテーマ 組織サーベイ タキビコイベント参加権(通常タキビコ共創パートナーのみのところ参加可能に) 共創ツアー参加権(通常タキビコ共創パートナーのみのところ参加可能に)
■ 今後の展望
「TUNAGアトツギ」は、共創プロジェクトで生まれた“現場の声”をもとに継続的にアップデートされていきます。 スタメンは、アトツギ企業の組織変革を支え、地域経済の未来を担う後継者の挑戦を、ソリューションとコミュニティの両面から後押ししてまいります。
株式会社スタメンについて
「一人でも多くの人に、感動を届け、幸せを広める。」を経営理念に、2016年に創業。その後順調な事業拡大により2020年12月に株式上場。HR Tech領域のサービスである「TUNAG」、クラウド型のIT資産管理・操作ログ管理ツール「Watchy」をはじめとした、複数のサービスを展開しています。
会社名:株式会社スタメン
代表者:代表取締役社長 大西 泰平
東京本社:東京都千代田区麹町6-6-2番町麹町ビルディング 5F
名古屋本社:愛知県名古屋市中村区下広井町1-14-8
事業:TUNAG(ツナグ) https://biz.tunag.jp/
Watchy(ウォッチー) https://watchy.biz/
創業:2016年8月
従業員数:180名(2025年9月末時点 連結)
証券コード:4019
URL: https://stmn.co.jp/
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